コンビニの弁当やおにぎりに変化が! 環境にやさしい「クール」な包装って何?

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コンビニの弁当やおにぎりに変化が! 環境にやさしい「クール」な包装って何?

2017.08.24

提供元:マイナビ進学編集部

コンビニの弁当やおにぎりに変化が! 環境にやさしい「クール」な包装って何?

コンビニで買うお弁当やおにぎりなどをよく見ると、それぞれの包装に違いがあり、さまざまな種類があることに気付くと思います。その中には、環境にやさしい「クール」な包装もあるのだとか。一体どのようなものなのでしょうか?

この記事をまとめると

  • コンビニの弁当などの包装が、環境にやさしいものへ続々と変わっている
  • 商品の包装を工夫することによって、環境問題の改善に役立てることができる
  • 「環境学」を学び、環境にやさしい商品づくりを考えることは、「流通・小売」業界の仕事に生かすことができる

弁当の包装フィルムの変化が、地球温暖化対策につながる!

例えば、コンビニのお弁当の包装を思い浮かべてみてください。数年前までは、プラスチックフィルムによってお弁当全体を包み込む包装が一般的でした。しかし最近では、帯状の包装フィルムでふたと本体をぐるっとつないで留めただけのものが増えています。

ローソンやファミリーマート、セブン-イレブンなどのコンビニ各社は、このように包装に使用するフィルムを減らしていますが、これは環境保全に役立てるための動きです。

実際にどんな効果があるのかというと、例えばローソンでは、2014年10月から弁当の包装を変更し、フィルムの使用量の削減を行ってから、フィルムに使われる樹脂の量を40%も削減することができたといいます。また、フィルムを生成するときにたくさん出てしまうCO2の排出量も40%減ったのだそうです。地球温暖化を食い止めるために、CO2排出量の削減は重要な問題ですが、コンビニのお弁当の包装の変化は、実は地球のために役に立っていたんです。

環境省が推進する「COOL CHOICE」って?

このようなコンビニ商品の包装や容器の「エコ化」は、さらに広がりを見せています。

例えばセブン-イレブンでは、おにぎりやサラダなどに環境にやさしい包装や容器が使用されています。おにぎりは、包装に使われるインキ(インク)を植物性の原料に変えたことにより、従来の石油を原料としたインキと比較して、その製造過程で出る年間約60トンのCO2の排出量の削減が期待できるそうです。さらに、品名ラベルの紙を約25%削減したことで、年間約40トンの紙の使用量の削減が見込まれています。

このセブン-イレブンのおにぎりをはじめとした環境にやさしい包装や容器には、2016年6月から「COOL CHOICE」というロゴが付けられています。COOL CHOICEとは、環境省が各省庁やさまざまな企業・団体・自治体などと連携しながら推進している地球温暖化対策のことで、国民一人ひとりにCO2の削減につながる生活の送り方を推奨するための取り組みです。環境省はこのCOOL CHOICEの認知を広げるために、「君野イマ」「君野ミライ」といったアニメ風のかわいいキャラクターも登場させ、国民運動へつなげようとしています。

COOL CHOICEのロゴが付けられたセブン-イレブンのサラダの容器には、すべて再生材料や自然由来のバイオマス材料が使用されており、従来のプラスチックと比較して年間約1,652トンのCO2排出量の削減が見込まれているのだそうです。

このバイオマス材料は、他のコンビニの容器にも取り入れられています。例えばローソンでは冷やし麺類の容器に、またファミリーマートではサラダの容器にバイオマス材料が使われています。さらにファミリーマートでは、環境にやさしい商品の目印として、「We Love Green」のロゴが付けられた環境配慮型のオリジナル商品もあります。コンビニで商品を選ぶときに、「この商品は、環境にやさしいつくりなんだな」と分かると、新しい目線で商品を選択できて、買い物の楽しみも増えそうですね。

「環境学」を学んで、「流通・小売」業界で環境に配慮した取り組みにつなげることも

このようなCO2削減につながる包装や容器のあり方をはじめ、環境保全について考えるのが「環境学」という学問です。環境学では、人と地球環境の結びつき、人と自然の共存について研究を行います。

また、今回のコンビニ各社の取り組みからも分かるように、環境学における研究は、コンビニやメーカーなどの「流通・小売」業界でも生かされています。COOL CHOICEのロゴがついた環境にやさしい包装や容器は他にもあり、例えば、コンビニやスーパーマーケットなどで売られているミネラルウォーター「クリスタルガイザー」もその一つで、軽量キャップや軽量ボトルを使用することで、環境への配慮が成されています。他にもたくさんの商品があるので、ぜひ皆さんがいつも手に取っている食べ物や飲み物などの包装や容器を見てみましょう。

今回ご紹介した「COOL CHOICE」や「We Love Green」以外にも、環境にやさしい商品を示すロゴやマークは数多く存在します。環境保全に関係していそうなロゴやマークが付いた商品を見つけたら、その商品の裏にどんな環境への配慮があるのか、インターネットなどで調べてみるのもおもしろいかもしれませんよ。環境にやさしい包装や容器に興味が湧いた人は、ぜひ「環境学」を学んで、将来その知識を「流通・小売」業界で生かしてみてはいかがでしょうか?

【参考文献】
環境省|環境ラベル等データベース
https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/f01.html
ローソン|環境に配慮した容器包装
http://www.lawson.co.jp/company/activity/preservation/resource/pack.html
セブン&アイグループ|商品、原材料、エネルギーのムダのない利用
https://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/csr/pdf/2016_10.pdf
環境省|報道発表資料
http://www.env.go.jp/press/102604.html
ファミリーマート|商品の取り組み
http://www.family.co.jp/company/csr/environmental_initiatives/goods.html
ファミリーマート|ファミリーマートの環境配慮型プライベートブランド 「We Love Green」
http://www.family.co.jp/company/news_releases/2009/20091210_02.html

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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