【シゴトを知ろう】テーブルコーディネーター 編

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【シゴトを知ろう】テーブルコーディネーター 編

2017.08.18

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】テーブルコーディネーター 編

百貨店の食器売り場や企業が新商品を発表する展示会で、商品をよりすてきに見せるディスプレーをするのがテーブルコーディネーターの仕事です。華やかなテーブルを作るには、食に関するさまざまな知識が必要とされます。
「食」を通じて地域の産業や観光の活性化を目指す団体「一般社団法人ローカリズム推進楽会」に所属し、広島県でテーブルコーディネートの仕事をされている矢島真紀さんに、仕事のやりがいなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 華やかなテーブルを作り上げる仕事。でも、舞台裏はハードで体力が求められる
  • セミナー参加がきっかけ。別の仕事をしながら休日はアシスタントをして経験を積み、独立へ
  • テーブルコーディネートは感性が問われる仕事。全ての経験が役に立つ

目指すのは、コミュニケーションを作り出せるコーディネート

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。
 
テーブルコーディネートを教える教室を定期的に開催しています。他には、展示会や百貨店などでテーブルコーディネートのディスプレーをしたり、メーカーの商品販促イベントでテーブルコーディネートの体験会を担当したりしています。

<一日のスケジュール>
09:30 会場入り、テーブルコーディネート講座の準備
11:00 講座開始
14:00 講座終了、片付け
17:00 帰宅、翌日の講座などの準備


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
テーブルコーディネートとは、コミュニケーションの場を作ることだと考えています。華やかなテーブルに気持ちが高揚したり、会話のきっかけになるような演出により、その場にいる方たちに喜んでもらえることがこの仕事の楽しさですね。

展示会のテーブルコーディネートがきっかけになり、新しい取引先から声がかかったと担当の方に喜んでいただいたことがありました。それも、コミュニケーションの場を提供できた結果だと思っています。そういう時にやりがいを感じますね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
体力が必要なところが大変ですね。優雅な仕事のように思われますが、裏ではとても体力を使います。食器や演出用の小物を運ぶだけでも重労働なんですよ。
会場を借りてテーブルコーディネートの講座をする時は、家出と間違われそうなほどの荷物を持っています(笑)。

自分がやりたいと思うことは、迷わず挑戦

料理を使った講座も開催。コーディネートだけではなく、食事のマナーも学べると人気

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Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
私は瀬戸焼で有名な愛知県瀬戸市で育ちました。20代後半のとき、瀬戸焼を使ったテーブルコーディネートのセミナーに参加したのが、この仕事に出合ったきっかけです。
そのセミナーが本当に楽しくて、担当されていたテーブルコーディネートの先生が受け持っていた講座にすぐに申し込みました。先生は中部地方で幅広く活躍されている方で、「将来、独立する時に役立つように」と、私を頻繁に現場へ連れて行ってくださいました。この経験が、とても勉強になりましたね。

そのうちに、先生のアシスタントをさせていただけることになり、展示会やカタログ撮影、テレビ取材などたくさんの現場を経験させていただきました。当時は別の仕事をしていたので、仕事が休みの日にアシスタントをしては、「いつかはテーブルコーディネーターとして独立したい」と夢見ていました。

その後、結婚、出産で退職したのを機に、テーブルコーディネーターとして独立することを決めました。知人の紹介で一般社団法人ローカリズム推進楽会に所属し、そこでの仕事に関わったり、アシスタントを務めていた先生から声をかけていただいてプロジェクトに参加させてもらったりしています。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
スポーツトレーナーになりたくて、大学は教育学部の健康科学を専攻しました。
高校生の時はその時にやりたいことしか考えていなくて、先のことはあまり考えていなかったんです。当時の私は高校野球が大好きで、野球部のマネージャーをしていました。チームでけがをするメンバーが続出するのを見て、「もっと安全で効果の高い練習方法を知りたい」とスポーツトレーナーを目指す進路を選びました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃の夢と今している仕事は全く違いますが、自分のやりたいことを追い求めているのは同じだと思っています。
スポーツトレーナーの仕事を夢見て大学で学んだこと、テーブルコーディネートの仕事がしたいと考え実現できたこと、自分がやりたいことができているのは本当にありがたいことです。

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「カジュアルに楽しむホームパーティー」がテーマのテーブルコーディネート

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Q7. どういう人がテーブルコーディネーターに向いていると思いますか?

テーブルコーディネーターには、食器だけではなく季節や伝統の行事、色や花などさまざまな知識が必要なので、好奇心旺盛な人が向いています。
ただ単に見た目を美しく飾ることがテーブルコーディネーターの仕事ではありません。食の歴史や文化、マナーを踏まえたコーディネートの提案ができてこそ、テーブルコーディネーターだと思っています。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。
 
テーブルコーディネーターは感性が問われる仕事です。感性を磨くために、いろいろなことを経験してください。
色の組み合わせ方や食器の並べ方など、同じ理論を学んでも感性の違いがコーディネートに反映されます。その人がそれまで積み重ねてきた経験の差が、感性の違いになってくると思います。学生時代だから経験できることもたくさんあるので、幅広く興味を持って、多くのことにふれてみてくださいね。


いろいろな経験をすることで、自分の中に知識の引き出しが増えていきます。その引き出しの数が多ければ多いほど、すてきなテーブルコーディネートができるようになると矢島さんはおっしゃっていました。

将来どんな仕事をしたいかまだ分からない人も、今気になることに挑戦してみてはいかがでしょうか。自分の引き出しを増やすことが、きっと将来の仕事に役立ちますよ。

 
【profile】一般社団法人ローカリズム推進楽会 テーブルコーディネーター 矢島真紀

一般社団法人ローカリズム推進楽会 http://www.local-fan.or.jp

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テーブルコーディネーター」
はこんな仕事です

食器や花などを組み合わせて、テーブル回りを演出する仕事。食空間全般の専門的なコーディネーターをめざした資格制度の変更に伴い、食空間コーディネーターとも称される。ホテルやレストラン、住宅・インテリア・テーブルウエア関連のショールーム&ショップなどのほか、テレビや雑誌の撮影現場でテーブルのコーディネートをする。調理師や料理教室主宰者などが、サービスやスキルアップのため資格取得する場合も。コーディネートテクニックやセンスはもちろん、テーブルマナーや歳時記などの知識も身に付けておきたい。

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