【シゴトを知ろう】フラワーセラピスト ~番外編~

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【シゴトを知ろう】フラワーセラピスト ~番外編~

2017.08.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フラワーセラピスト ~番外編~

フラワーセラピーを取り入れた花屋さん「花心(はなごころ)」を営んでいる、フラワーセラピストの三枝裕典さん。高齢者や子ども向けのワークショップを行う他、お店での接客時にもフラワーセラピーを生かしています。これまで装飾や冠婚葬祭など、幅広いジャンルの花のお仕事を経験してきた三枝さんですが、フラワーセラピストになるためにどのような知識を身に付けたのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 色彩心理や造形心理の知識も生かしながらフラワーセラピーを行っている
  • 異業種交流会に積極的に参加し、人脈を広げることができた
  • カレンダーを見るときは大安・友引などの「六曜」をついチェックしてしまう

フラワーセラピーに必要なのは、装飾技術よりも傾聴

――このお仕事に就くために勉強したことは?

カウンセリングの先生のもとで、フラワーセラピーについての知識を学びました。カウンセリングでもっとも重視するのが傾聴です。こちらの意見や提案を押し付けるのではなく、いかに相手から話してもらい、深いレベルで聞いていけるか。この傾聴するということに加え、色彩心理や造形心理についても学びました。
花の装飾技術に関しては、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会(NFD)認定のフラワーデザイナーや、国家資格であるフラワー装飾技能士などさまざまな資格があり、僕も一通り習得しました。でも実は、フラワーセラピーに装飾技術はほとんど必要ないんですよ。それよりも選んだ花や作ったアレンジメントを見て、その方の心理を読み取っていくことが大切なんです。

――色彩心理や造形心理とはどういうものですか?

花のさまざまなセラピー効果の中でも、色彩がもたらす心理効果は特に大きいといわれています。例えば黄色には元気・明るいというイメージがありますよね。でも心身がマイナスの状態の方にとっては、色のイメージが強すぎて逆に疲れさせてしまうこともあります。色彩心理を知った上で、その方に本当に寄り添える花を選ぶことが大切なんです。
また、フラワーアレンジメントの形からも、さまざまな心の状態を読み取ることができます。簡単に言うと正三角形には安定感があり、逆三角形は緊張感や意外性を与えます。フラワーセラピーでアレンジメントを作ってもらうときには、技術的なアドバイスは一切しません。たとえ花の挿し方がセオリーから外れていたとしても、自由な発想で作ってもらうことで、必ず素敵な作品が出来上がるんです。その作品から一人ひとりの個性を見つけていくのが、フラワーセラピストとしての僕の役割だと思っています。

同業者のネットワークで助け合うことも

――お仕事にはどのような道具を使うのですか?

やはり花を切るためのはさみは大事ですね。花や枝を切るためのものとペーパー用と、2種類のはさみを使い分けています。あとは、はさみよりも切れ味が鋭いカッターをよく使います。専用のフローリストナイフを使用する人も多いのですが、ナイフは研がなければいけないので、簡単に刃を交換できるカッターの方が楽なんです(笑)。花にダメージを与えることのないよう、カッターの刃はさびる前にこまめに取り替えています。


――同業者の横のつながりは多いですか?

僕の場合はほぼ1人で仕事をしているので、出張セラピーや打ち合わせ、配達などの際に、どうしても手が回らない部分が出てきてしまいます。そんなときは同業者のネットワークを生かして、他の花屋さんに代わりに配達に行ってもらったりしています。もちろんその花屋さんが忙しいときには僕が手伝いに行くなど、お互いに助け合っています。また夏場に遠方からの注文が入ったときなどは、花が傷まないように現地の花屋さんに配送をお願いすることもありますね。僕は積極的に異業種交流会に参加していて、そこでいろいろなネットワークを作ることができました。企業やお店の経営者が集まる交流会で、フラワー業界に限らず人脈が広がったと思います。

移動中の車の中で、アイデアやひらめきが生まれる

――お仕事のインスピレーションになるものは?

配達などに向かう車の中でアイデアを思い付くことが多いですね。じっとしたまま考えているよりも、運転しながら動く景色を見ている時の方が、「今度こういうことをやってみよう」といろいろな考えが浮かびます。運転中に飲食店の看板を見て「飲食店ならどんな花が合うだろう」「こんな装飾がよいのではないか」などとイメージが膨らむことも多いです。移動中に見かけたお店に後日実際に足を運び、営業活動につなげることもあります。


――お仕事にまつわる「あるある」エピソードがあれば教えてください。

カレンダーを見る時に、大安や友引といった「六曜」をチェックしてしまいます。例えば大安の日は、やはりお祝いの花のオーダーが多くなります。また葬儀の場合、友引の日は出棺を避ける習慣があります。そのため友引の前の日は葬儀会場や祭壇の装飾を行うこともありません。一番いい状態で花を用意するには仕入れや花の管理を考えておかなければいけないので、スケジュールは常にチェックしていますね。



「花の仕事はとっても楽しいですよ!」と笑顔で語ってくれた三枝さん。花の生命エネルギーに触れ、その色や形、香りに癒やされるフラワーセラピーは、子どもからお年寄りまで幅広く楽しめるのも魅力の一つです。そんな癒やしを与えることができるフラワーセラピストは、花と人の笑顔が好きという人にはピッタリのお仕事かもしれませんね。


【profile】花心 フラワーセラピスト 三枝裕典
http://heartfelt-flowers.com

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フラワーセラピスト」
はこんな仕事です

人間の心身を整えてくれる効果を持つ、花の生命エネルギーを暮らしの中に取り入れ、心療内科的な癒しを引き出す職業。花には美しい色彩があり、豊かな芳香に満ちている。花がもたらす色彩心理やアロマテラピー効果について学び、ストレスの多い現代人の心身を癒しの面から優しくサポート。医療や福祉施設でも新たなセラピーとして注目を集めている。数多い種類の生花のエッセンス、セラピーの正しい知識、臨床の技術を持つセラピストが求められ、最近はアロマサロンや美容の世界でも需要は増している。

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