【シゴトを知ろう】モバイルデザイナー ~番外編~

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】モバイルデザイナー ~番外編~

2017.08.24

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】モバイルデザイナー ~番外編~

「デコデザイナー」「デコアーティスト」とも呼ばれ、主にスマホケースや携帯関連グッズをデコレーションするモバイルデザイナーのお仕事。デコ&ネイルアーティストの藤井愛弓さんは、スマホケースやバッグ、アクセサリーなどさまざまな“デコ”の他、セミナーや通信教育など幅広く活躍しています。お客様のニーズをオーダーメードで実現するために、どのようなことを大切にしているのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 美術作品や建築物、食器、生地など周りのあらゆるものがアイデアの元に
  • 百貨店の催事会場では場の雰囲気や客層に合わせたファッションで
  • 「アーティスト」と「デザイナー」の違いを知っておいた方がいい

正しいデコ技術を広め、文化として根付かせたい

――デコレーションの通信教育も行っているのですね。

私が携帯電話のデコレーションを始めたころは、まだデコの技術が確立されておらず、勉強するのも独学で苦労しました。その経験から「デコに興味のある人に技術をきちんと伝えたい」と考え、通信教育を始めたんです。やり方を知らないために「きれいにできない」「飾りがすぐに取れる」とデコにマイナスイメージを持ってしまう人がいたら、それはとても残念なことです。正しい知識や技術を広め、デコレーションを文化として根付かせたいと思っています。


――同業者との横のつながりは多いですか?

これまで通信教育で私の講座を学んでくださった方は、のべ約2万人にのぼります。講座を経てプロとして独立するケースも多く、同業の方とお会いすると「実は生徒さんだった」ということがよくあります。ネットワークを生かし、企業から大量生産のご依頼をいただいた時は手助けしてもらっています。

一番大切にしているのは、自分の中のワクワク感

――仕事のインスピレーションになるものは?

美術館巡りが好きで、いろいろなアート作品からインスピレーションをもらっています。他にも建物の形やショップの内装、食器の配色、生地の柄など、あらゆるものがアイデアのヒントになります。買い物や外食の際にも良いと思ったものはメモに書き留めたり、可能であれば写真を撮ったりしています。


――仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

買い付けやデザイン、企画など、どんな時も一番大事にしているのはワクワクする気持ち。自分がワクワクできない商品は、きっとお客様にも喜んでもらえないと思うんです。なぜそう思えるかというと、日頃から世の中の動きや流行に気を配り、自分の中にデータとして蓄積しているから。知識や情報の裏付けがあるからこそ、その時沸き上がるワクワク感を信じることができるんです。


――仕事中の服装などで意識していることは?

百貨店などの催事では、その場の雰囲気に合わせたファッションを心がけています。ガーリー系、コンサバ系などフロアによって雰囲気は変わりますし、お客様のファッションや年齢層もそれぞれ違います。売り場に立つ時はTPOに合わせ、できるだけ違和感のない服装をするようにしています。

夢は海外での個展。日本の高いデコ技術をもっと知ってもらいたい

――この仕事をされてから、事前のイメージとのギャップはありましたか?

私の場合はデコに対する固定概念のない状態でのスタートだったので、それほどギャップはありませんでした。でもこれからこの仕事を目指す方は、「アーティスト」と「デザイナー」の違いを意識すると良いかもしれません。アーティストは作品を通して自己表現をする“0から1を作る”人。一方デザイナーは、目的に沿ってもともとある物を膨らませ“1から先を作る”人です。自分が目指すのがどちらなのかを考えておくと、仕事を始めてからのギャップが少ないのではないでしょうか。


――今後チャレンジしたいことは?

日本のデコレーション技術は非常に高いと思うのですが、海外のように大規模なプロモーションに使われる機会があまりありません。スワロフスキーⓇのデコレーションなどを使って、企業やイベントのプロモーションができるような働きかけをしていきたいですね。また、日本の高いデコ技術をもっと海外の人たちに知ってもらいたいと思っています。先ほどアーティストとデザイナーの違いについてお話しましたが、デコを仕事にするとどうしてもデザイナーの比重が大きくなります。いつかアーティストとして、海外で個展を開くことができたらうれしいです。



お客様に喜んでもらえるデコ作品を提供するには、日頃から自分の周りにアンテナを張っておくことも重要なのですね。藤井さんが講師を務めるデコレーションの通信教育は、高校生でも受講可能だそうです。デコの仕事に興味のある方は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社Bijou 代表 藤井愛弓
http://bijou-deco.com

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「モバイルデザイナー」
はこんな仕事です

今や携帯電話は、生活の必需品といっても過言ではない。そんな携帯電話の外装をデコレーションするのがモバイルデザイナーの仕事。一般的なのは、ラインストーンなどのパーツを接着して柄を描く方法。ほかにクレイやレジンといった素材を加工して装飾する手法もある。飾り付けられる面積の広いスマートフォンの普及により、クオリティーの高い装飾ができるデザイナーの需要が高まっている。手先の器用さ、独創的な発想、消費者ニーズを掴む才覚があれば、独学でも認められて活躍できるが民間スクールや講座もある。

「モバイルデザイナー」について詳しく見る