【シゴトを知ろう】リフォーマー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】リフォーマー ~番外編~

2017.08.23

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】リフォーマー ~番外編~

依頼を受けて、衣類の直し・補修・リフォームなどを行うリフォーマー。丁寧さとスピードを要求され、集中力を要する仕事ですが、身に付けた技術は年齢を問わず幅広く生かすことができ、坂本さんのようにお店を経営するというキャリアアップの道もあります。
番外編ではさらに知られざるリフォーマーの世界について、またリフォーマースタジオの経営という側面からもお話を伺っていきます。

この記事をまとめると

  • 業界は高齢化が進んでいるため、未経験でも積極的に育てていく方向
  • 洋裁学校を卒業後の道はさまざま。技術者になるとは限らない
  • リフォームスタジオを経営するというキャリアパスもある

やる気があれば専門学校や大学を出ていなくてもリフォーマーになれる

――幅広く高い技術を必要とするリフォーマーですが、お店では積極的に若い未経験者も採用されているそうですね。
 
以前は、経験者を雇用すればいいという状態でしたが、最近は技術者の数が減少しているので、やる気があれば未経験でも一から教えて育てるようになりました。
国内の縫製工場は立ち行かなくなって減少傾向にあります。何十年も同じ単純作業をするので、向上心のある人はリフォーマーに転職するというケースも少なくないのですが、それでも業界は高齢化が進んでいるのが現状です。
洋裁の知識や技術があるに越したことはありませんが、「縫うことが好き」「職人になりたい」といった気持ちが何より大事ですし、若いとスピードもつきやすいです。
やる気と覚悟のある人なら、働きながら技術を身につけることは可能です。
 
 
――洋裁学校や大学の家政科を卒業した方でも洋裁の仕事に進まない人が多いのでしょうか。学校を卒業後はどのような進路に進むのでしょう?

リフォーマーの求人は、探せばあるところにはあるのですが、タイミングによっては求人にたどり着きにくい場合があると思います。私は自分が卒業した洋裁学校から学生を紹介してもらっています。
少数ですが、服のパターンを描くパタンナーという職業に進む人もいます。重労働の場合が多く、結婚を機に辞める人が多いという話も聞きます。
そういう元パタンナーが、仕事復帰のタイミングでリフォーマーとして働くというのもよくあることです。

リフォーマーはどちらかというと地味なタイプの人が多くて、同じ服飾を学んだ学生でも、派手好きな子はファッション販売の方に進む傾向があると思います。
洋裁学校の同級生でも、せっかく学んだのにもったいないなと私は思うのですが、全く畑違いの業界に進む人も結構います。

いちリフォーマーにとどまらず、4つの店舗の経営者に

――坂本さんは現在4店のリフォーム店「マジックミシン」を経営されているそうですが、どのようにキャリアアップされてきたのでしょうか?

このお店はリフォームスタジオ株式会社が展開しているフランチャイズ店で、私は加盟店オーナーです。初期投資がほとんどかからずお店を経営することができます。複数店を経営すると忙しくなるように思われがちですが、かえって1つの店舗だとかかりきりになってしまいがちです。4店舗経営している今の方が、生活にゆとりが生まれていると思います。
母親も同様の商売をしてきたので、抵抗なく進んでこれたと思います。


――業界内、同業者の横のつながりはあるのでしょうか。

お店のスタッフについては、チームワークが大事な仕事ですから、気の合う者同士でプライベートでも一緒に遊んだりするといった付き合いはあると思います。
加盟店のオーナーとしての横のつながりは、年に1回の加盟店総会やマネジメントに関する研修やセミナーなどの会合がありますし、時には自分が講師になって教える側に立ったりもします。

地域に根ざした店づくりと、業界全体の活性化が目標

――これから取り組んでみたい目標などがあればお聞かせください。

地域に根ざしたお店作りをやっていきたいです。他では断られるようなものもなるべく受けて、ベテランがフォローすることで対処していきたいし、直しだけでなく、よりセンスと発想力が必要とされるリメイクなども手がけることでお店の幅を広げていきたいです。
また、現在は年輩者の多いこの業界ですが、もっと若いリフォーマーやリフォームスタジオの加盟店者が増えるといいなと思っています。若手の一人として、積極的に業界を引っ張っていきたいですね。



リフォーマーとして確かな技術を身に付け、現在ではお店のオーナーとして仕事の幅をさらに広げている坂本さん。
使い捨てのファストファッションが流行しても、自分にとって思い入れのあるかけがえのない衣類を長く大切に着たいというニーズがなくなることはありません。
服の仕組みに精通したリフォームのプロになるには、知識よりも、やる気を持って一つひとつ技術を積み上げていく根気が必要なのですね。
 
 
【profile】マジックミシン イオンモール幕張新都心店 店長 坂本瑞恵
マジックミシンホームページ http://www.magicmachine-rs.com/

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「リフォーマー」
はこんな仕事です

依頼を受けて、服の仕立て直しをする仕事。現場で数多い仕事は裾上げ、ウエストの詰め・出し、ファスナー交換、補修など。それ以外にも古くなった服を新しいデザインにアレンジしたり、大人の服を子ども用にしたり、着物を洋服にリメイクしたりする。発想力とセンス、それに伴う洋裁技術が必要。また、既製服同様の完成度が求められるため、丁寧さも重要。デザインチェンジも手掛けるなら、流行へのアンテナを常に張り、またマーケティングセンスも大切だ。大学の被服科、専門学校などで技術を学び、リフォーム店で修業を重ねていく。

「リフォーマー」について詳しく見る