【シゴトを知ろう】バックダンサー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】バックダンサー ~番外編~

2017.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】バックダンサー ~番外編~

中学生のときに出合ったダンスに魅了され、現在ではバックダンサーとして数々の舞台に立つKyo-Jiさん。アーティストの後ろで踊るバックダンサーの仕事には、普通のダンサーとは少し異なる能力が求められるそうです。番外編では、バックダンサーならではのスキルや、アーティストと仕事をする上で大切なことを教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 自分の個性だけでなく、アーティストの要望をくみ取ることがポイント
  • 自分を知ることが上達への近道
  • バックダンサーの後の進路は人によってまったく異なる

アーティストの要望をダンスで表現する能力が必須

――バックダンサーとダンサーは、どのような違いがあるのでしょうか?
 
ダンサーは自分の技術や個性を出すことが一番ですが、バックダンサーは、アーティストの感性や望むものをくみ取ったり、振付師の演出をきちんと理解することが大切です。例えば、そろった動きが求められるときには、指先の動きや顔の角度まで他のダンサーと合わせるなど、要望に応じたダンスができなくてはなりません。
 
 
――アーティストの要望や感性は、どのようにしてつかむのですか?

バックダンサーの仕事をするには、ほとんどの場合、オーディションを受けてダンスを見せることから始まります。事前に下調べとしてアーティストのライブ映像を見ておくのですが、そこでどのようなダンスを求めているのかキャッチするようにしています。

オーディションの際には、アーティストの感性を理解していることや、それを体現できるスキルを備えていることをアピールした上で、自分らしさを出したダンスをするように心がけています。

――バックダンサーならではの業界用語はありますか?

アーティストとやりとりすることが多いため、ダンス用語より音楽用語を使うことが多いのが特徴です。拍数をカウントする際に、ダンサーは8拍を1区切とする「ワンエイト」という数え方をするのですが、音楽用語を使うアーティストは、4拍を1区切とする「小節」という数え方をします。アーティストとの認識がずれないよう、バックダンサーも基本的には小節で数えるようにしています。

自分を客観的に見つめ、心身を整えることがプロ

――普段からダンスのために勉強していることはありますか?

バックダンサーとしてアーティストや振付師の要望に応えるには、どれだけ多くのジャンルのダンスを知っていて、なおかつ対応ができるかが大切です。そのため、ダンスの技術については常に勉強しています。休日には習得できていないジャンルのダンスレッスンを受けに行くこともありますよ。

また、個性を磨くために自分のダンスを録画してチェックすることも大切です。他人と比較することも勉強にはなりますが、まずは自分を客観的に見て追求することがポイントかな、と思っています。技術が足りないと感じた部分を集中的に練習していくうちに、自分らしいダンスができるようになります。

――肉体的にもハードなお仕事だと思いますが、どのように体調管理をしているのですか?

ダンサーは、身体を資本とした職業ですので、体力・体型を維持するためのトレーニングはとても大切です。

また、常に流行を意識する必要がある反面、日頃から身に着けている洋服や靴、アクセサリーなどには、身体に負担がかからないもの選ぶように心がけています。僕が今履いているパンツも、足に負担がかからないよう優しい素材でできているものなんですよ。

ツアー中は連日ステージに立つため身体がつらくなることもありますが、基本的に代わりのメンバーはいないので、責任と覚悟を持って舞台に立つしかありません。心身ともに健康を維持することがとても大切ですね。

ダンスの強みは、さまざまな方向に生かしていける

――バックダンサー同士の横のつながりは強いのでしょうか?

横のつながりは強いです。同じステージに立ったダンサー同士の交流はもちろんですが、学生時代の練習仲間と現場で再会することも珍しくありません。昨日も専門学校時代の友人と現場で一緒になったばかりです(笑)。

オーディションの情報をダンサー同士で共有し合ったり、自分の得意分野でないダンスについて相談したりと、情報交換は毎日のように行っています。


――バックダンサーになった方は、その後どのようにキャリアを重ねていくのでしょうか?

心身ともにハードな仕事ということもあり、ダンサーとしての活動にはどうしても限界があります。バックダンサーとして活動した後は、振付師やステージの演出など、ダンスで培った強みを生かしてつくり手にまわる方が多いですね。他には、ダンス講師として活躍をされている方や、ダンススクールの運営をされている方、整体師になりダンサーをサポートする方などさまざまです。僕も現在は、ダンススクールでの講師業務と両立をしています。
 


バックダンサーの仕事について丁寧に話してくださったKyo-Jiさん。中でも印象的だったのは、「ライフスタイルすべてをダンサーにしている」という言葉でした。華やかなダンスの裏側には、ストイックな姿勢とダンスに対する情熱が隠れていることを知ると、一層格好よく見えますね。
 
 
【profile】Kyo-Ji

株式会社エンターテイメントカンパニー 専属ダンサー
http://www.entertainment-company.com

ETCダンススクール 常任講師
http://www.e-t-c.net

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バックダンサー」
はこんな仕事です

ダンサーとは舞踏家全般のことで、主に西洋発祥の踊りを踊る人を指す。踊る音楽のジャンルはヒップホップ、ジャズ、レゲエなど多様で、ダンススタイルも多岐にわたる。近年は、日本でもダンサーグループの台頭などで人気が高まっている。バックダンサーの仕事は舞台公演やイベントなどで、歌手、有名ダンサーなどメインの出演者と一緒にパフォーマンスをすること。演目のテーマや構成、振り付け、フォーメーションなどを頭に入れて舞台を務める。基本的にはオーディションを通過して初めて出演できる。

「バックダンサー」について詳しく見る