【シゴトを知ろう】バックダンサー 編

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【シゴトを知ろう】バックダンサー 編

2017.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】バックダンサー 編

多くのアーティストのライブやミュージックビデオに登場する、バックダンサー。衣装をまとって踊る姿はとても華やかですが、その裏にはどのようなやりがいや苦労があるのでしょうか?今回はバックダンサーとして活躍するKyo-Jiさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 本番のステージだけでなく、舞台裏でも活躍している
  • 同時にいくつもの意識を働かせながら踊ることが大切
  • ひとつのことを突き詰められる人に向いている仕事

バックダンサーは、舞台の表と裏の両方で活躍している

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

バックダンサーの仕事は大きく分けて3つあります。1つ目はライブなどのステージに立ってアーティストの後ろで踊ること、2つ目はミュージックビデオやテレビでのバックダンス出演、3つ目はライブなどのリハーサルや立ち位置確認の際に、アーティストの代わりとして踊ることです。舞台の表に出て踊るだけでなく、その裏側で踊ることも仕事です。

撮影や舞台に立つ本番日以外のスケジュールは、リハーサルやダンススクールでのレッスン指導を行っています。ライブ等の本番は、1日1公演の時もあれば、複数公演の時もあるので、公演数やライブの規模によって常にスケジュールは変わります。ちなみに、1つのツアーにつき3カ月程の準備期間が必要になります。

<一日のスケジュール>※本番日(1日2公演の場合)
8:00 会場に集合
9:00 リハーサル
11:00 メイク、着替えなど
12:00 本番(1公演目)
14:00 公演終了。休憩、メイク直し、打合せなど
17:00 本番(2公演目)
19:00 公演終了。次回公演の確認、打合せなど

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

やはり本番のステージに立っているときが一番楽しいですね。特にバックダンスを務めたライブが終わる瞬間、大勢のお客さんから拍手喝采を浴びた時は、本当にやりがいを感じます。

また、同じアーティストのバックダンスの機会を重ねるとファンの方も覚えてくださって、ソロダンスを披露する際、声援を送ってもらえるのもとても嬉しいです。リハーサル時は、振付師とアーティストが思い描くダンスシーンを共有できた時がうれしい瞬間ですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

アーティストによってバックダンサーに求めるものが違うので、そこをくみ取ってダンスに昇華させるのが大変です。「自分らしさを前面に出して」という方がいる一方で、「全員の動きをそろえて」という方もいるので、リクエストを聞きながら一緒につくり上げていくようにしています。

また、会場のつくりや衣装の設定によって踊りづらい現場も多くあります。以前、衣装が着物だったことがあるのですが、着くずれしないように踊らないといけないのは大変でした。自分のダンスだけでなく、衣装のことやお客さんの視線など、同時に複数のことを意識しながら踊るのもバックダンサーに求められる能力のひとつだと思います。

中学生の時に出会ったダンスが仕事に

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

ダンスを始めたのは、中学2年生の時友人に誘われたことがきっかけでした。ダンスをやっていることを家族に知られるのが恥ずかしくて、最初は内緒でダンススクールに通っていたのですが、ある日、僕の母親がかつてダンサーだったことが発覚したのです。それで親も「ダンスのプロを目指しなさい」と応援してくれるようになりました。

ダンスを続けていくうちに、自然とバックダンサーやインストラクターへの憧れが膨らんでいき、「プロになりたい」と思うようになりました。そして中学卒業後は高校ではなく、ダンスや舞台制作、メディアのことが学べる専門学校に進学しました。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

当時は1日4〜5時間以上は踊っていましたね。ダンスに明け暮れた3年間でした。まだスキルが十分ではなかったので、お金を払ってでも舞台に立たせてもらい、ひたすら場数を踏んでいきました。できないことがたくさんありましたが、練習を積んでできるようになった時の達成感が、新たなチャレンジへの意欲を駆り立てました。

また、複数人でチームを組んでイベントに出ることが多かったのですが、切磋琢磨できる仲間・ライバルが側にいたのも、ダンスを続けられた要因だと感じています。ケンカをすることももちろんありましたが、当時のことを思い出すと今も仲間の顔が浮かびます。
 

Q6. 専門学生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

中学生の時から「プロのダンサーになりたい」という意志が固まっていたので、人に認められる、喜ばれるダンサーになることを目指してひたすら練習していました。最初はただダンサーになることだけを夢見ていたのですが、専門学校で出会った先生にバックダンサーや振付師の魅力を教えてもらえたことが現在の仕事につながっています。

ひとつのことを突き通せる人に向いている職業

Q7. どういう人がバックダンサーに向いていると思いますか?

ひとつのことを突き通せる人が向いていると思います。オーディションに落ちることは何度もあるけれど、それでも挑戦し続けなくてはならない。そこで負けずにこらえて進んでいくことが必要です。失敗から学び、次に生かすことも大切ですね。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします。

全てがうまくいく人はいません。やりたいことがあるならば、失敗を重ねながらも諦めない気持ちを持って頑張り続けてほしいです。常に新しいものを求められ、答えを出すことがとても難しい業界ですが、自分自身で決めた目標や描いている夢を実現できるよう、歯を食いしばって自分の足で立てるような強い心を養っていってください。
  


中学生の時に出合ったダンスの道をまっすぐ突き進んできたKyo-Jiさん。オーディションに落ちたのは1度や2度ではないとのこと。それでも諦めない心でチャレンジを続けてきました。ダンスの仕事に限らず、失敗を恐れずに挑み続けることが成功への鍵になるのかもしれませんね。
 
 
【profile】Kyo-Ji

株式会社エンターテイメントカンパニー 専属ダンサー
http://www.entertainment-company.com

ETCダンススクール 常任講師
http://www.e-t-c.net

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バックダンサー」
はこんな仕事です

ダンサーとは舞踏家全般のことで、主に西洋発祥の踊りを踊る人を指す。踊る音楽のジャンルはヒップホップ、ジャズ、レゲエなど多様で、ダンススタイルも多岐にわたる。近年は、日本でもダンサーグループの台頭などで人気が高まっている。バックダンサーの仕事は舞台公演やイベントなどで、歌手、有名ダンサーなどメインの出演者と一緒にパフォーマンスをすること。演目のテーマや構成、振り付け、フォーメーションなどを頭に入れて舞台を務める。基本的にはオーディションを通過して初めて出演できる。

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