【シゴトを知ろう】サーカス団員 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】サーカス団員 ~番外編~

2017.08.15

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】サーカス団員 ~番外編~

全国各地を移動して芸を披露するサーカス団。共同生活を送る仲間たちは大きな家族のような存在だそうです。今はやりのシェアハウスのようなスタイルにも近く、寂しがり屋な人にも楽しめる環境のようです。サーカス団員のプライベートライフを木下サーカスで活躍中の笹田羊平さんに教えていただきました。

この記事をまとめると

  • サーカス団の生活は寂しがり屋な人にもおすすめ!?
  • お客様と触れ合っていくうちに性格が明るくなっていく
  • 礼儀・挨拶などの基本や人間性を備えることも大事

シェアハウスのような賑やかで楽しい生活

――サーカス団員さんの“あるある”エピソードを教えてください

休みの日に開催地の近くの観光スポットに行くと、大体団員のみんながいますね。行動パターンが似通ってきます。終演後の最寄りのスーパーにも大体みんないます(笑)。食事は共同の炊事場でそれぞれ自炊をしているのですが、バーベキューなどをしていると自然と人が増えてパーティーになることもよくあります。僕もそうなのですが寂しがり屋な人には良い環境だと思いますよ(笑)。

――団員さん同士、とても仲が良いのですね

終演後に一緒に外へご飯を食べに行ったり映画を見に行ったりすることもあります。公演期間中はテントの裏のコンテナハウス(*)で共同生活をしているので、部屋の前で1人で飲んでいるだけでも自然と人が集まってくるんです。「焼き鳥がしたいなー」と言えば、できる人がそれぞれに段取りやメンバー集めをしてくれて、とんとん拍子に進みます(笑)。お風呂・トイレ・炊事場は共同ですが、個室はあるのでシェアハウスのような感じですね。プライベート空間が確保されているのでストレスはたまりません。
僕はもともと「人が好き」というタイプではなく、他の団員も入団当初は結構暗い子が多いのですが(笑)、サーカスの仕事を1~2年やると明るくなってくるんですね。お客様から声を掛けていただけるのが大きいですね。やっぱりうれしいですから。そういうことが日常的にあるので自然と笑顔になっていくんです。

*コンテナハウス……貨物用のコンテナを再利用した住居のこと。


――全国各地を飛び回る生活の中で出会いの場はありますか? サーカス団員さん同士のカップルもいらっしゃるのでしょうか

出会いはほぼありませんね……。でも団員のカップルは多いですよ。実は僕も昨年結婚式を挙げたばかりなのですが、相手は同じ団員の音響照明スタッフです。僕らサーカス団員は家族のような生活をしているので本当の姿が全て筒抜けになります。でも逆に結婚後に相手の嫌なところを見て幻滅するということもないので楽ですよ(笑)。

引っ越しは部屋まるごと!?

――木下サーカスの公演は毎回演目が異なるため、何度も訪れる人も多いそうですね

木下サーカスの芸を全部見ようと思うと5日間くらいかかると思います。ファンの方だと一つの公演でも「今日で30回目です」という方もいらっしゃいますし、移動した先の別の公演にまで見に来てくださる方もいてありがたいですね。

――ショーで見て気になったサーカス団員さんには声を掛けてもいいのでしょうか

ぜひ声を掛けてください! 団員は話しかけられたい人が多いです。「あれやってましたよね」「写真撮ってください」と言われるとうれしいですし、モチベーションが上がります。劇中でも掛け声をいただけるとうれしいですね。


――引っ越しが多い生活は大変ですか? 自宅はあるのでしょうか

コンテナハウスに住んでいるので、公演に合わせて3カ月に一度部屋ごと引っ越すというスタイルです。引っ越しの多い生活も面白いですよ。僕は食べることが大好きなので、いろいろな地方のおいしいものを食べることが楽しみです。他の団員も大体そうですが自宅はなく、帰るとしたら実家ですね。家を買っても戻れる時間があまりありませんので。

――サーカス団員になりたいと考える高校生にはどんなアドバイスをしますか?

器械体操はやっておいた方がいいと思います。面接の練習もしておいた方がいいですよ。僕は予想される質問とそれに対する答えを紙に書き出して準備しました。ほぼ当たりませんでしたが(笑)。でも考えたことが自信につながります。優秀な人はたくさんいますが、同じレベルの人がいた時に何が決め手になるかというと、人柄だったりしますよね。それが時に能力を超えることもあると思いますから、礼儀や挨拶などの基本的なことを学んだり人間性を備えることも大切だと思います。



今回取材の際に見せていただいたのは木下サーカスの横浜公演の舞台。息をつく間もないくらい次から次へとスリリングな芸が繰り広げられ、あっという間の2時間でした。「それが木下サーカスの強み。飽きられたらここまで続いていないと思う」と笹田さんは言います。皆さんもこの熱狂をぜひ体験してみてください。また、サーカス団の仕事に興味のある人は会場で団員さんに話しかけてみてはいかがでしょうか?


【profile】木下サーカス 笹田羊平
http://www.kinoshita-circus.co.jp

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「サーカス団員」
はこんな仕事です

空中ブランコ、動物やオートバイなどの曲芸、道化など多彩な演目のショーを興行するサーカス団。団員には各演目のアーティストのほか、舞台美術や照明、企画、営業などさまざまな仕事を担当する人がいる。大規模なサーカス団では海外公演も多く、新卒を含めた定期募集を行っているケースもある。曲芸などを披露するアーティストは不定期の入団審査がメイン。世界各地で行う入団審査の競争率が数十倍というサーカス団も。体操や舞踊などの特技があると有利だが、基礎から学べるスクールもある。

「サーカス団員」について詳しく見る