【シゴトを知ろう】経理・財務担当者(経理スタッフ) 編

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【シゴトを知ろう】経理・財務担当者(経理スタッフ) 編

2017.08.14

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】経理・財務担当者(経理スタッフ) 編

「経理」と聞くと「伝票とにらめっこをしながらお金の計算をしている」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。でも、経理の仕事は単なるお金の計算だけではありません。日々の取引から会社全体のお金の流れを把握し、その分析結果を経営判断の材料として提供する、会社の経営に欠かせない大切な業務なのです。Webサービス事業とゲーム事業を軸に事業を展開する株式会社Donutsで、経理を担当するHさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 入出金管理や請求書発行、財務諸表作成などの他、税理士とのやりとりも
  • 監査法人での公認会計士の仕事を経て経理スタッフに転職した
  • 忘れ物や落とし物がないか確認グセがある人は、経理の仕事に向いている

会社のお金の流れを管理する仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

私が主に行っているのは、会社の入出金の管理や請求書の発行、財務諸表作成、税理士さんとのやりとりなどです。財務諸表というのは会社の経営状態を明らかにするために作成する書類で、一般的には「決算書」と言った方が分かりやすいかもしれません。当社には私の他にもう1人経理担当がいて、経費精算や取引先への支払い業務に関しては別の担当者がメインで行っています。

<一日のスケジュール>
10:00 出社
午前中 申請書や経費などの確認作業
12:00 昼食
13:00 社内ミーティング
14:00 請求書の作成
15:00 仕訳入力(取引の記録)など
19:00 退社

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

経理の仕事をする上で大切なのは、会社全体のお金の流れをきちんと把握することです。時には社内の各事業部にヒアリングをすることもありますし、普段から社員のみんなに情報を伝えていく必要もあります。支払いなどはどうしても期限が設定されているので、例えば経費や請求に関してギリギリで情報をもらっても対応が難しいケースもあるんです。こちらから情報提供を求める場合も「会社の決まりだから」ではなく、なぜ必要なのかを説明して、分かってもらいやすいような形で伝えるようにしています。そういった社内のやりとりでスムーズに相手に納得してもらえた時は「良かったな」と思いますね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

経理に関わる仕事は月次(月単位)で動くことが多いです。「月末に支払い」など毎月さまざまな期限が設定されており、そのスケジュールに合わせて仕事を進めていかなければいけません。できるだけ余裕を持って進めるようにしていますが、時々漏れていた申請を追加で受けることもあり、そういう時は少し大変です。また会社には事業年度ごとに1年の経営実績や財務状況をまとめる年次決算というものがあり、その時期はやはり忙しくなりますね。

幅広い業務に携わる経理の仕事に惹かれ、公認会計士から転身

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

私はもともと監査法人で公認会計士として働いていました。当時はいろいろな会社の仕訳内容や財務諸表の中身を、第三者の立場から監査する仕事をしていました。その中で多くの経理担当者の方々と接し、税務や会計などさまざまな業務に携わる経理の仕事に魅力を感じるようになったんです。そして、公認会計士としていくつもの会社に関わるよりも、一つの会社の経理業務に集中して取り組みたいと思うようになりました。株式会社Donutsに入社を決めたのは、Webサービスやゲームなど幅広い事業展開に惹かれたから。あとは、当社が扱っているアニメやゲームといったコンテンツが好きだったこともあります(笑)。


Q5. 大学では何を学びましたか?

高校生の頃から公認会計士の仕事に興味があったので、大学は商学部に進学し、会計学を中心に勉強していました。簿記の勉強もしながらステップアップしていき、大学卒業後に公認会計士の資格を取得しました。会計や簿記を実践的に学んだことは、現在の仕事にも非常に役に立っています。特に会計学は財務諸表を作成する上で基本となるものなので、知識があるのとないのとでは仕事の進め方がだいぶ違うのではないかと思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

公認会計士という資格を知ったのは高校時代、文系と理系のどちらに進むかを考えていた時でした。数学が好きだったので理系を選択したものの、その勉強が将来どういう仕事につながるかまでは、まだ具体的にイメージできていなかったんです。漠然と「数字やお金を扱う仕事」と考える中で、公認会計士の仕事を知り、資格取得を目指そうと思いました。

集中力とコミュニケーション能力の両方が必要

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

経理の仕事はデスクワークが中心で、地味な作業も多いです。一方で、社内の各部門の担当者と密にコミュニケーションを取り、情報の収集や提供を行うことも重要です。集中して業務に取り組む忍耐力と、人と信頼関係を築くことができるコミュニケーション能力の、両方が必要な仕事だと思います。
あとは忘れ物が少ない人でしょうか。経理はお金に関わる仕事なので、小さなミスやエラーが大きなトラブルにつながってしまうことがあります。業務においては、常に行動をセルフチェックする注意深さが求められます。例えば電車や飲食店で席を立つ際に、チラッと後ろを振り返って忘れ物がないか確認する。そういうタイプの方はこの仕事に向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

高校生の皆さんには本当にたくさんの可能性があります。その中で、ぜひ一度「自分はどんな人間だろう」「自分がやりたいことは何だろう」と整理してみてください。私も、現在の仕事につながるターニングポイントは高校時代にありました。たとえすぐに答えは出なくても、今の時期に自分自身としっかり向き合うことは、将来の選択肢を考える上でとても大切なのではないかと思います。


Hさんは高校時代に数学が好きだったことから公認会計士という資格を知り、それが現在の仕事につながっています。高校生の皆さんも、自分の得意分野を一度じっくりと考えてみると、目指したい具体的な仕事がイメージできるかもしれませんね。


【profile】株式会社Donuts コーポレート部 管理グループ 経理 Hさん
http://www.donuts.ne.jp

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「経理・財務担当者(経理スタッフ)」
はこんな仕事です

会社全体のお金の流れを把握し、出入金の管理や資金計画などを行う仕事。月々の売り上げや給料の支払いなど、あらゆるお金の動きを帳簿に正確に記録することで、会社の経営状況を数字として明らかにし、今後の経営の向上・改善に関する提案をする役割がある。資金繰りなどが必要な場合は、金融機関に融資を申請して調達する。経理・財務担当者の業務は所属する企業によっても担当業務の幅は異なるが、ほぼ全ての企業に必要な役職であるため、需要は高い。会社を支える縁の下の力持ちといえるだろう。

「経理・財務担当者(経理スタッフ)」について詳しく見る