【シゴトを知ろう】メディカルアロマセラピスト ~番外編~

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【シゴトを知ろう】メディカルアロマセラピスト ~番外編~

2017.07.27

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】メディカルアロマセラピスト ~番外編~

子育て中、「風邪予防ジェル」の効果を実感したことから、メディカルアロマテラピーに興味を持った吉岡幸枝(ゆきえ)さん。日本メディカルアロマテラピー協会のセルフケアセラピスト講師として、精油の正しい知識や使い方を知ってもらうための活動を行っています。
メディカルアロマテラピーを生活に取り入れたことによる変化や吉岡さんが所属されている協会のメディカルアロマセラピストの資格などについてお話を伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 5種類あるラベンダー精油。含まれている成分が違うので効果が変わってくる
  • 医療や美容に関わる方から自然志向の方まで、活用が進み始めたメディカルアロマテラピー
  • フランスでは治療法の一つ。精油の正しい知識や使い方をたくさんの方に知ってほしい

メディカルアロマテラピーと出合って、自然と健康管理ができるように

――一般の方に言うと驚かれる業界の常識はありますか?

皆さんになじみがある精油といえばラベンダーだと思いますが、メディカルアロマテラピーで使うラベンダーは5種類もあるんです。ミカンといってもいろいろな種類のミカンがあるように、ラベンダーも品種や栽培地によって異なり、含有している成分が違うんですよ。

なので、鎮静作用があって刺激が少ないので赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えるもの、やけどや傷によく効くもの、脂肪を燃焼させる力があるものなど、それぞれ得意とする効果も変わってくるんです。


――メディカルアロマセラピストとして働くにあたって、意識していることはありますか?

体調管理を大切にしています。精油を使うと症状が緩和しますよとお伝えしているのに、私や家族が病気をしてばかりでは説得力に欠けますよね。
実際、メディカルアロマテラピーを生活に取り入れるようになってから小さな不調に気付きやすくなりましたし、すぐに病院へ行かなくなりました。精油で症状を緩和できる不調なのか、病院に行かないといけない不調なのかの判断がつくようになりました。

大切なのは探求心。精油の種類や成分、講座の進め方など学ぶことはたくさんある

初めは自分と家族にメディカルアロマテラピーを取り入れるところからスタートした吉岡さん

初めは自分と家族にメディカルアロマテラピーを取り入れるところからスタートした吉岡さん

――メディカルアロマテラピーに関心を持つのはどんな方が多いですか?

メディカルアロマテラピーを学ぶ講座を受講されるのは、医療関係の職場で働かれている方が多いですね。エステティシャンなど美容関係の仕事をされている方もいらっしゃいます。皆さんすでに医療や美容に関する専門的な知識をお持ちですが、さらに知識を増やそうという研究熱心な方ばかりです。できるだけ自然のものを使った生活をされている方も学ばれていますよ。

私自身は探求心が強い性格です。所属している協会で使っている精油には、厚生労働省指定機関による成分分析表がついているのですが、その分析表を見るのも大好きです。


――業界内で横のつながりはありますか?

協会の会長が全国で講座を開催していて、そこで最新の情報や新しいアロマクラフト(*1)の作り方を教えてもらうことができます。私の住むところでは年に2回ぐらい開催されるので、参加するようにしています。

また、スペシャリストと呼ばれるメディカルアロマテラピーの講師が定期的に勉強会を行っているので、そういった勉強会にも足を運んでいます。講師仲間が集まるので、講座の進め方など普段自分が疑問に感じていることを相談したりしていますね。


*1 アロマクラフト:精油を使ったジェルやクリームのこと

効果を実感しセラピストを目指す。でも、最初は半信半疑だった

初心者でも取り入れやすいアロマジェルやクリーム。風邪予防、むくみ改善などさまざまな効能がある

初心者でも取り入れやすいアロマジェルやクリーム。風邪予防、むくみ改善などさまざまな効能がある

――メディカルアロマテラピーについて詳しく知る前と後で、何かギャップはありましたか?

初めにメディカルアロマテラピーを勧められた時は「効かないんじゃないか」と思っていたんです。でも、お守り代わりに「風邪予防ジェル」と「咳止めジェル」を使い始めたところ、効果があって驚きましたね。
それからメディカルアロマテラピーについて学び始め、今は教える立場になりましたが、生徒さんたちが体験されている効果を知って、ますます精油の力を信じられるようになりました。


――メディカルアロマセラピストの資格について教えてください。

協会の資格には主に4つの段階があります。自分と家族のためにアロマクラフトを作ることができる「セルフセラピスト」、自分以外の人にアロマクラフトを作り、セルフセラピストを養成できる講座を開催することができる「セルフセラピスト講師」、精油の成分や含有量を全て学び、それについて伝えることができる「アドバイザー」、症状を聞いて処方するアロマクラフトのレシピを作ることができる「スペシャリスト」です。

日本ではまだ医療としては認められてないメディカルアロマテラピーですが、フランスなど海外では治療の選択肢の一つとして取り入れられています。これから日本でもメディカルアロマセラピストが必要とされる場所が増えるとうれしいですね。


近年、西洋医学中心の医療ではなく、統合医療という西洋医学と代替療法や伝統医学などを組み合わせて行う療法を目指す動き(*2)が出てきているため、代替療法の一つであるメディカルアロマテラピーは、医療の現場から注目を集めています。
メディカルアロマテラピーに興味のある人は、アロマクラフト作りの体験会などに参加して、まずは精油の魅力にふれるところから始めてみるといいかもしれませんね。


*2 「統合医療」情報発信サイト(厚生労働省) http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/index.html


【profile】日本メディカルアロマテラピー協会 セルフケアセラピスト講師 吉岡幸枝(よしおか ゆきえ)

この記事のテーマ
エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説

ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。

「エステ・ネイル・リラクゼーション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「メディカルアロマセラピスト」
はこんな仕事です

ストレス緩和、免疫力の向上、バランスの崩れた自律神経の調整など、患者の症状に応じてアロマテラピーを行う仕事。メディカルアロマテラピーは、精油の成分を用いて、体調不良や病気を予防・改善するための代替治療である。薬の副作用なども問題として取り沙汰されるなか、治療手段の一つとして採用している医療機関も多い。セラピストには、アロマテラピーに関する知識のほかに、メディカルマッサージや薬学、身体・病気に関する幅広い知見と、患者ごとの治療法を判断する能力も求められる。

「メディカルアロマセラピスト」について詳しく見る