【シゴトを知ろう】介護予防運動指導員 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】介護予防運動指導員 ~番外編~

2017.07.28

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】介護予防運動指導員 ~番外編~

高齢者を対象に、介護予防につながる運動を指導する介護予防運動指導員の仕事。介護の予防には、ただ身体機能を向上させるだけでなく、積極的に運動を続けてもらうための環境作りが大切です。番外編では介護予防運動指導員の菊田香奈さんに、その環境作りのために心がけていることや、仕事の裏側について教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 参加者の小さな変化にも気付き褒めることでやる気を引き出す
  • 健康に関する正しい知識を得るために、情報の信ぴょう性を確かめる
  • 一つの運動メニューにつき複数の指導方法を考えている

参加者が楽しく運動できるよう、積極的に褒めている

――運動教室の時間を楽しいものにするため、心がけていることがあれば教えてください。
 
私が常に意識しているのは、「ことあるごとに褒める」ということです。正しくないフォームや誤った知識は指摘しますが、その一方で、練習してやっと上手にできたとき、参加者が自分で間違いに気付けたときには、しっかりと褒めています。また、運動教室の効果として日常生活で良い変化があれば、「あなたをちゃんと見ていますよ。頑張りに気付いていますよ」と伝えます。

また、運動に苦手意識を持っている方には、短期的な目標を掲げ、一つずつクリアしてもらいます。目標を達成する喜びを感じると、運動を続けるモチベーションにつながるんです。
 
 
――この仕事をしていることによって、身近な人から頼りにされたり、お仕事での指導が役に立ったりする、プライベートでの場面があれば教えてください。
 
両親が60歳を過ぎているので、元気に長生きしてもらうためのアドバイスをしています。地方に住んでいる両親と直接会って話す機会は少ないのですが、ことあるごとに介護予防はとても大切だと話しています。

また、実家に帰省したときには、簡単にできる運動や認知症の予防方法を教えています。私が東京に戻ってからも小まめに連絡して、教えたことを問題なく実践できているか確認するんです。まるで、専属の介護予防運動指導員ですね(笑)。
 
 

テレビやネットからの情報は、情報源やデータの信ぴょう性を判断

――参加者一人ひとりに合わせたプログラム作りには、情報収集が必要だと思います。日頃から行っていることがあれば教えてください。
 
テレビやネットには、健康や運動に関するさまざまな知識があふれています。しかし、その中には誤った情報も多いんです。なので、情報源はどこか、データであれば調査対象はどんな人たちかといった部分も確かめ、信ぴょう性のある情報かどうか判断しています。

また、実際の運動指導についても、私自身が他の講師による研修に参加し、同じ運動でも自分と異なる指導方法はないか学んでます。こうすることで、一通りのやり方に固執せず、あらゆる角度から自分の指導を見直せるようになるんです。
 
 

参加者の日常生活にいい変化があると、仕事のモチベーションに

――最後に、お仕事の中で「もっと頑張ろう!」と思う瞬間はどんなときですか?
 
ある参加者が「僕もサポートする側になりたい」と、介護予防サポーター(介護予防事業のボランティア)に申し込んでくださったときは、自分の仕事をとても誇らしく感じました。また、それまで一切料理をしてこなかったという参加者が、88歳にして初めて料理を経験したり、運動教室で友達になった男女6人組が、出会いから5年経った今も交流を続けていたりと、あちらこちらから運動教室による良い影響が聞こえてきます。介護予防がさまざまな形で実現していると感じるたびに、私自身のモチベーションもぐっと上がるんです。当センターが高齢者に抱く、「楽しくチャレンジして、長く健康でいる準備をしてほしい」という願いを、今後も叶えていきたいと思います! 
 
 
介護予防は、継続的な運動を通じて身体の機能をサポートするだけではなく、前向きな日常生活を送るためにも重要なのですね。

介護予防運動指導員のように高齢者の生活を明るく元気なものにしたい!と思った方は、まずは自分のおじいちゃん、おばあちゃんの生活に目を向けてみてはいかがでしょうか。進路選択のヒントになる気付きがあるかもしれませんよ。
 
 
【profile】セントラルスポーツ株式会社 介護予防事業部 菊田香奈
【取材協力】セントラルスポーツ株式会社 介護予防事業部

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「介護予防運動指導員」
はこんな仕事です

高齢者が他者の手を借りず、快活に日常活動を営めるように身体機能の面からトレーニングを指導するのが、介護予防運動指導員の役割だ。介護保険制度に基づく介護予防のための運動プログラムには、コンディショニング運動、筋力増強運動、バランスを維持する軽運動などがある。医療・福祉スタッフとも相談しながら、高齢者一人ひとりの健康状態に合った介護予防プログラムを細かく立案していく。介護予防の現場で働くスペシャリストとして、健やかなシニアライフを夢見る人の運動能力を向上させる働きが期待されている。

「介護予防運動指導員」について詳しく見る