【シゴトを知ろう】環境教育指導者 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】環境教育指導者 〜番外編〜

2017.08.01

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】環境教育指導者 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】環境教育指導者 編」では、大学時代の知識が仕事のアイデアの源になったり、コミュニケーションのきっかけになったりすると語ってくれた環境教育指導者の加々美貴代さん。

今回の番外編では、仕事での思い出深いエピソードや、現在力を入れているという若手の環境教育指導者の育成について伺いました。

この記事をまとめると

  • 子どもへの環境教育では、言葉で説明するより一緒に考えることが大切
  • 各自然教育団体の活動にも目を通し、より良いプログラム作りに生かしている
  • 自然の楽しさを知った教育環境指導者を育成できると達成感を感じる

子どもと同じ目線で自然の観察をしている

――子ども向けの自然体験教室で、工夫していることはありますか?
 
子どもに伝わりやすい言葉を選んで話すことはもちろんですが、大きな声と明るい笑顔を心がけています。また、子どもの反応を見て「こんなことに興味を持っているんだろうな」と察する努力もしています。子どもが不思議に思っていることに対する答えを
すぐに教えてしまっては、自然を観察する機会を逃してしまいます。なので、「何でだろうね」「不思議だね」と声をかけ、「知りたい!」という気持ちを共有するんです。こうして一緒に考えることで、自然にじっくりと目を向けてもらえるようにしています。
 
 
――プライベートでも、つい出てしまう癖はありますか?

休日にも山や川辺に足を運んでいるのですが、自然の変化を見つけるとついカメラを構えてしまいますね。私のカメラのフォルダは、山や花の写真でいっぱいです(笑)。

自然から離れて、街で買い物をしていても「このグッズは教室で使えそう」「これで工作をしたら楽しいかも」と、参加者の顔を思い浮かべています。他のスタッフたちも、私と同じ癖があるようで、先日、あるスタッフがクリア素材のレターケースを買ってきてくれたんです。普段から自然体験教室では、袋に木の実や葉を詰めて収集するのですが、そのレターケースを使ってみると、中が透けて見えるので観察がしやすく、外見も可愛らしいと好評でした。
 
 

自分から動くことで、たくさんの情報が得られる

――イベントや体験教室のプログラムを考案する発想力は、どのように磨いていますか?

自然体験についての情報や感想を集めています。私は、環境教育指導者の育成もしているのですが、情報の多くは、その教え子から得ています。皆さん自然が好きなので、たくさんのイベントに参加したり、自身でイベントを開催したりしているんです。また、Facebookを活用して他の自然学校や団体の活動にも目を通しています。しかし、言葉や文字だけでは分からないことがたくさんあるので、休日に森林に足を運んで下見もしています。こうしてあらゆる情報源からヒントを得て、それらを積み重ねることが、プログラム作りにつながっていると思います。
 
 

若手の育成を通して、自然の楽しさを未来に伝える

――仕事の中で一番の思い出や達成感を感じたエピソードを教えてください。

私は、環境教育そのものだけではなく、若手の育成にも力を入れています。講座で話をするときにも、受講者に自然の楽しさが伝わるように考えを巡らせているんです。以前、教え子の一人からこんなメッセージが届きました。

「知識がない状態から加々美さんに育て上げてもらいました。指導中は加々美さんのリードもあって、心身で自然を感じ、心から楽しめました。無意識のうちに好奇心が高まり、今では自然についてもっと知りたいと考えています。今後は、参加者が楽しいと感じる自然教育について考え、取り組んでいきたいと思います!」

このメッセージを見たときは、自分なりに積み重ねてきた努力が実り、同じ思いを持った環境教育指導者の育成に携われたとうれしくなりました。
 
 
自然を楽しみながら、プログラム作りに生きる見聞を広めるために、あらゆる方面から情報を集めているという加々美さん。教え子とのエピソードからも、自然を守るためには後世につながる活動が大切なのだと分かりました。

環境教育指導者に興味を持った方は、各自然教育団体のSNSで、イベント情報や自然体験教室のレポートを調べてみてはいかがでしょうか?
 
 
【profile】NPO法人やまぼうし自然学校 加々美貴代

この記事のテーマ
環境・自然・バイオ」を解説

エネルギーの安定供給や環境問題の解決など、自然や環境を調査・研究し、人の未来や暮らしをサポートする仕事につながります。また、自然ガイドなど、海や山の素晴らしさと安全なレジャーを多くの人に伝える仕事もあります。それぞれ高い専門性が求められる職業に応じて、専門知識や技術を学び、カリキュラムによっては資格取得や検定も目指します。

「環境・自然・バイオ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境教育指導者」
はこんな仕事です

人々が自然環境に関心を持ち、これを大切にする意識を高めるための教育・指導を行う仕事。主に小学校や中学校の児童生徒に対して、講義のほか山歩きや川遊びなどの自然と触れ合うプログラムなどを企画して提供する。子どもに限らず、地域住人を対象に行われる環境教育プログラムやアウトドアイベントに参加して指導するなど、自然について考える機会を社会に提供することが求められる。必須となる資格はないが、専門知識と技術を高めるための研究は必要で、自然学校や環境関連団体に所属して活躍するケースが多い。

「環境教育指導者」について詳しく見る