【シゴトを知ろう】家庭教師 編

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【シゴトを知ろう】家庭教師 編

2017.07.10

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】家庭教師 編

大学では工学部に進学した孕石修也(はらみいし しゅうや)さん。在学中に家庭教師のアルバイトやグループワークを経験したことで、徐々に教育関連の仕事に興味を持つようになり、現在は家庭教師業の傍ら、愛媛県松山市で個人学習塾の経営もされています。教育に携わるようになった経緯や現在の仕事内容についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 学習指導だけじゃない。生徒と正面から向き合うため、心身共に疲れることも
  • 就職活動がきっかけ、人生で初めて自分について考え抜いて「教育」の道へ
  • コントロールできる子どもとして扱うのではなく、一人の人間として尊重する姿勢が必要

一対一のコミュニケーションで生徒の信頼を得る

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

個人学習塾の経営をしながら、自宅での学習を希望する中学生や高校生に対して家庭教師という形で指導を行っています。
家庭教師として指導を行う場合は、私が用意したプリントを中心に授業を行っていきます。現在は中学生の授業を見ていますが、あまり集中していないときは、ちょっと身体を動かすなどしてリラックスしてもらうこともありますね。

<ある一日のスケジュール>
11:00 自宅にて授業準備
12:30 家庭教師を希望するご家庭で指導
16:00 経営する塾で指導
23:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

指導することで生徒の成績が上がることもうれしいのですが、それ以上に一対一のコミュニケーションの中でしっかりと授業ができるところがやりがいですね。

最近では子どもたちも忙しくなっていて、大人ときちんと話せていない子もいます。そのような子どもが進路や勉強に本気で悩んだとき、私に気持ちを打ち明けてもらえると、「ちゃんと対話できていたんだな」と感じられます。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
どうやっても生徒が心を開いてくれないこともあるので、その場合は普段以上に力を使いますね。人間同士なので、相性が合わないことはどうしてもあります。それを乗り越えようとすると、授業が終わる頃にはクタクタになっています(笑)。

就活で自分自身を見つめ直し、「教育」への思いに行き着いた

家庭教師の仕事について熱く語る孕石さん

家庭教師の仕事について熱く語る孕石さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?
 
大学は、教育とは全然関係のない工学部に進学しました。その頃は、家庭教師になることは考えていなかったですね。ですが、就職活動の時期になって自分のことを振り返った時、「いつも大切なことを自分で決めてこなかったな」と思ったんです。悩んでいる中でいろいろなことを考えているうちに、きちんと自分のことについて考えることってすごく大事だなと気付きました。

就職活動をきっかけに人生で初めて考え抜いた結果、アルバイトで家庭教師をしていた経験から、目的の無い勉強ばかりして後悔する生徒を増やしたくないという思いに行き着きました。その思いに従って教育業界に足を踏み入れることを決めました。


Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では機能材料工学科で、金属材料の性質を主に学んでいました。その授業の一環で、学生がチームに分かれて勉強を進めていくグループワークに参加したことがあって、グループワークは先生と密な会話を自然とできるため多くの結果と改善策がもらえることを、今思えば在学中に知ったかなと思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
高校生の時は研究者になりたいと思っていて、自分の頭の中で考えた事を論文や研究成果として具現化することに興味がありました。
内容や経路はもちろん違いますが、担当する生徒に合った教材や必要な資料を作ったりする点では似ているかもしれません。

成績だけでなく「将来」も一緒に考えられるのが理想

Q7. どういう人が家庭教師に向いていると思いますか?
 
すごく難しい質問ですね(笑)。子どもと触れ合うのが好きなことは大事ですが、全てを自分の都合でコントロールできると考えている人には向かないですね。
子どもであっても、指導する相手は一人の人間です。なので、きちんと目の前にいる人の意見を聞いて接しようとする姿勢が、家庭教師を目指す人には必要だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
家庭教師は、勉強を教えるだけではなく、生徒とのコミュニケーションが求められる仕事です。生徒の将来と向き合わないといけない場合もあるので、「自慢できるもの」や「負けないもの」を持っていないと、面と向かって意見を述べるのが難しいことがあります。

家庭教師の入口はとても広いので、いきなりプロの家庭教師を目指さず、何か別の仕事を経験した後でもなることができます。「これだけは誰にも負けない」という分野を見つけたり、いろいろなことを経験したりした後で、「家庭教師をやりたい」と思ってもらえるとうれしいです。


思い描いていた仕事や進学した学部とは直接関わりのない仕事をされている孕石さん。大学時代の経験が、現在の仕事につながっています。
さまざまな経験を積んだり、自分の得意分野を伸ばしたりすることは、家庭教師を目指す人だけに求められることではありません。自分の可能性を広げるためにも、興味を持ったことに積極的に取り組んでいきたいですね。

 
【profile】学習塾affetti(アフェッティ) 塾長 孕石修也(はらみいし しゅうや)

学習塾affetti http://affetti.co/

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

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この記事で取り上げた
「家庭教師」
はこんな仕事です

主に小・中・高校生を対象に、子どもの自宅を訪問して学習指導を行う。家庭教師派遣の会社に所属する場合と、個人で家庭と契約する場合がある。家庭によっては、子どもが学校や塾での集団授業についていくことができない、またはなじめないという理由で家庭教師をつけるケースもあり、個々の性格や理解度に応じた丁寧な指導が求められる。大学生がアルバイトとして務めることの多い職種ではあるが、多くの合格実績を出し、保護者からの厚い信頼を得て、プロとして活躍する人もいる。

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