【シゴトを知ろう】シンガーソングライター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】シンガーソングライター ~番外編~

2017.07.20

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】シンガーソングライター ~番外編~

「子どもの頃から歌以外の道は考えたことがなかった」と言う川嶋あいさん。高校時代から路上ライブをスタートし、「1,000回続ける」「自主制作CDを5,000枚売る」「渋谷公会堂でのワンマンライブ」という3つの目標を、約3年かけて達成しました。聴く人の心を惹きつける川嶋さんの歌は、どのように生み出されているのでしょうか。曲づくりで大切にしていることからインスピレーションを受けるもの、体調管理法までお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 制作で行き詰まったときは「何とかなる」の精神で乗り越える
  • 腹筋が固いと声も固くなる。お腹を緩ませて歌う方がよい
  • 曲づくりで大切にしているのは歌詞とメロディーの一体感

人との会話や小説が歌詞のインスピレーションに

――制作のインスピレーションになるものは?

普段人と会話する中で心に留まった言葉やフレーズは、後でメモをとるようにしています。また私は本が好きで、特に武者小路実篤や三島由紀夫など「文豪」と呼ばれるような作家の小説をよく読みます。昔の作品なので難しい言葉もありますが、じっくり時間をかけて読み終えると、自分の中で表現したい言葉があふれてくる感覚があるんです。小説がそのまま歌詞につながる訳ではありませんが、大きなインスピレーションになりますね。


――曲づくりなどで行き詰まったときは、どのように乗り越えているのですか?

曲づくりのスタートは毎回不安との戦いですが、とりあえずやってみて何も浮かばなかったらそのときにまた考えよう、と思って向き合っています。いざ取り組んでみると「集中しているうちに気付けば途中までできていた」ということもありますし、「今日はダメだ」と思っても翌日はスムーズに進むこともあります。路上ライブを始めたときもそうでしたが、根底にあるのはいつも「何とかなる」という気持ちですね。

運動経験0から始めたランニング。今ではフルマラソン出場も

――体調管理などで気をつけていることは?

6年くらい前から日常的にランニングをしています。それまでは全く運動経験がなく、走るのも大の苦手でした。あるときジムで筋肉量をはかってみたところ、標準よりだいぶ少ないことが分かったんです。それが悔しくてランニングや筋トレを始めましたね。トレーニングをするほど結果が出るのが楽しくて、今ではフルマラソンにも出場しています。運動は気分転換にもなり、音楽活動とは違った達成感があります。また以前はよく風邪をひいていたのですが、ランニングを始めてからは全然ひかなくなりました。


――一般の方が知らないような業界の常識はありますか?

「歌唱力を上達させるためには腹筋を鍛える」というイメージがあるかもしれませんが、実は腹筋を緩ませた方がスムーズに声が出るんです。ボイストレーニングでも「腹筋が固いと声も固くなって高音が出にくくなる」とよく言われます。一方下半身の強化は大切で、私も日頃からトレーニングをしています。最近では100kgのウェイトも持ち上げることができるんですよ(笑)。あとは首や肩がこっていると、やはり声が出にくくなります。下半身はしっかり安定させて、上半身はフニャフニャなイメージで歌うのが理想ですね。

成功するシンガーソングライターの3つの共通点

――曲づくりで大切にしていることは?

一番大切にしているのは歌詞とメロディーの一体感です。メロディーに歌詞を当てはめたときに「何となく居心地が悪い」と思ったら、何回でも書き直しをします。「流れるような心地よさで曲を聴いてもらいたい」という思いがあるので、語尾や母音の響きなどにも細かくこだわっています。
また、他のアーティストさんに楽曲を提供することもありますが、その際の曲づくりは“家を建てる”感覚に似ています。そのアーティストの方の特長やリクエストを聞いて、土台や骨組みを設計していく感じですね。何もない0からの曲づくりとは、また違った面白さがあります。


――シンガーソングライターとして成功されている方の共通点とは?

大きく3つあると思います。1つ目は歌声にオリジナリティがあること。2つ目は聴く人が自分の人生を重ね合わせて共感できるような、歌詞のメッセージ性。そして3つ目は、サビの10秒で人の心をぐっとつかむメロディーセンス。この3つを兼ね備えているシンガーソングライターは、やはり成功されているのではないでしょうか。


――今後チャレンジしていきたいことは?

現在は音楽活動の他に、アジアとアフリカを中心に学校建設の取り組みを行っています。現地の子ども達との交流の中で、家族や地域の絆などたくさんの気づきがありました。日本は経済的に豊かな国ですが、「心の豊かさとは何だろう」と深く考えさせられます。今後も100校を目標に、活動を進めていきたいと思っています。



川嶋さんは路上ライブを続ける中で、活動をサポートしてくれる人たちとの出会いがあったそうです。シンガーソングライターを目指す高校生へのメッセージを伺ったところ、「とにかくやり続けてほしい。オリジナリティを出すために悩むこともあるかもしれないけれど、曲づくりをしていくうちに自分の歌になっていくはず」と答えてくれました。歌に込めた思いを伝えるには、路上ライブの他オーディションという方法もあります。まずやってみること、そして続けることが、将来の結果につながるのかもしれませんね。


【profile】川嶋あい
http://kawashimaai.com

【LIVE】
「Ai Kawashima 15th Anniversary Concert ~Timber Magic~」
日程 : 2017年8月20日(日)
会場 : Bunkamuraオーチャードホール
詳しくはコチラ

【Release】
「シンクロ」
発売日:2017年6月14日(水)
詳しくはコチラ

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「シンガーソングライター」
はこんな仕事です

作詞・作曲した作品を、自らが歌い手となって披露する。ギターやピアノの演奏を兼ねることが多い。ライブハウスや路上での活動やオーディションなどで作品を広くアピールすることが重要だが、作家として別のミュージシャンに作品を提供することも。詞・曲のセンスを磨いていくのはもちろん、ボーカリスト・演奏者としてのテクニックも問われる。自作で音源・CDを制作する場合は、音楽ソフトをパソコンで操作する必要がある。自分の作品の世界観をつくり上げながら、現代の国内外の音楽ニーズを読み解くことも欠かせない。

「シンガーソングライター」について詳しく見る