【シゴトを知ろう】メンタルケア心理士 編

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【シゴトを知ろう】メンタルケア心理士 編

2017.07.27

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】メンタルケア心理士 編

人々の心の健康を維持・回復するためにカウンセリングを行うメンタルケア心理士。「ストレス社会」と呼ばれる昨今、ますますニーズが高まっている仕事だといえるでしょう。メンタルケア心理士とは、メンタルケア学術学会・一般財団法人生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団の3団体が認定する資格です。横浜でメンタルカウンセリングサロン「Eterno(エテルノ)」を開設している久遠ナオミさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 恋愛や家族問題、大人の発達障害などへのカウンセリングを行っている
  • 人の幸せのために力になれることが一番のやりがい
  • 過去につらい経験をした人ほど、相談者の悩みを理解することができる

カウンセリングとは相手の心・気づきを引き出すこと

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

恋愛や夫婦・家族問題に悩む方、精神疾患をお持ちの方など、さまざまな悩みに対するカウンセリングを行っています。中でもアスペルガー症候群やADHD(注意欠陥・多動性障害)といった大人の発達障害、そのパートナー・家族(カサンドラ症候群)の方へのカウンセリングを数多く行い、関東だけでなく全国各地から足を運んでいただいています。
私は、カウンセリングとは「相手の心を引き出す」ことだと考えています。もちろん傾聴も非常に大切ですが、カウンセリングに訪れる方はその先のアドバイスを求めている場合が大半ですし、またほとんどの方はご自身の“答え”を分かっているものです。お話を傾聴して信頼関係を築きながらご本人の“気づき”を引き出すことが、カウンセラーの役割だと思っています。

<一日のスケジュール>
10:00 出勤、前日のカウンセリング記録の整理、その日のカウンセリング内容の確認
11:00 カウンセリング
13:00 ランチを兼ねてスタッフミーティング
14:00 カウンセリング
17:00 カウンセリング
19:00 メール対応、事務作業など
20:00 退勤
※予約状況によっては夜遅くまでカウンセリングを行うことも


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

「人の幸せのための力になれた」と実感できるところが、この仕事の一番のやりがいだと思います。カウンセリングを進めていくと、初めは本当に暗い顔をしていた方が、スーッと霧が晴れるように表情が明るくなる瞬間があるんです。「本来の自分を取り戻せそうだ」「ずっとやってみたかったことに挑戦してみたい」など、前向きな気持ちになってもらえた時は、私もとてもうれしいです。中には、サロンに来られた時とは別人のような笑顔で「先生に会えてよかった」と言ってくださる方もいて、本当に感無量になります。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

カウンセリングで扱うのは人の心なので、全てのケースに当てはまる“正解”はありません。本に書いてあるようなありきたりのことを言っても、相手の心には伝わらないんです。「自分はこう思うから相手もきっとそうだろう」ではなく、その方の思いをしっかりと感じ取らなければいけないことが難しいですね。何より大切なのは信頼関係。緊張や不安を抱えながらサロンにいらっしゃった方に、まず「私はあなたの味方です」ということを分かっていただかなければいけません。一人ひとりに合ったアドバイスや伝え方をするため、日々勉強を積み重ねています。

大学などで学んだ法律の知識がカウンセリングにも役立っている

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

カウンセリングの仕事をする前は法律事務所に勤め、依頼者様のさまざまな相談をお聞きしていました。その中で、世の中には法律に当てはめるだけでは解決できない感情の問題が多いのだと実感し、心理学の勉強を始めました。また心理学の勉強を深めながら、「法律の専門家や医療機関の前段階で悩みを相談できる場が少ない」ということも感じていました。そこでメンタルケア心理士の資格など知識を身につけた後、悩みを抱える方の助けになりたいとカウンセリングサロンを開設しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学では法律関係の勉強をしていました。現在は離婚や仕事の悩みについてカウンセリングを行うことも多く、法律問題に発展する場合もあるため、法律事務所とも提携しています。法律を学んだことで、心理学の知識だけではない違った角度からのアドバイスもできています。また学生時代にサークルなどでいろいろな人と法律や経営について話しをしたことが、現在の仕事にもつながっています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

友達やグループ同士でトラブルが起こると、よく相談を受けたり仲裁に入ったりしていました。当時は将来自分がカウンセリングの仕事に就くとは想像していませんでしたが、「周りの問題を解決したい」という気持ちが強かったのだと思います。人の話を聞くのも好きだったんでしょうね。またいろいろなボランティア活動にも積極的に参加していました。子どもの頃にガールスカウトに入っていたこともあり、私にとってボランティアはとても身近なものだったんです。

失敗やつらい経験も、全てが将来の財産になる

Q7. どういう人がメンタルケア心理士に向いていると思いますか?

「人と関わることが好き」「誰かのためになりたい」という気持ちを持っている人。そして自分自信を客観的に見ることができる人が向いていると思います。また失敗やつらい思いをした経験は、カウンセリングをする上では大きな財産になります。例えば勝負に負けたり何かに失敗したりした時は、「次はこうしよう」と成功につなげる気持ちの切り替え方を学ぶことができます。他人から嫌な思いをさせられたら、「自分はこういうことをしないようにしよう」という反面教師になるでしょう。カウンセリングで大切なのは傾聴と共感です。過去につらい思いをしたことがある人ほど、クライエント(相談者)様の悩みを心から理解することができるのではないでしょうか。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

高校生の皆さんは今、将来に向けていろいろな夢を思い描いていると思います。これから人生を歩んでいくうちに、自分が描いていた夢とは違う道に進むことになる人もいるでしょう。私も子どもの頃は医師になりたいと思っていましたが、大学を卒業して法律関係の仕事に就き、その後カウンセリングサロンを開設しました。どんな道を選んだとしても、途中で変更ややり直しはいくらでもできます。また高校生活の中では、つらい思いや嫌な思いをすることもあるかもしれません。でも、やってきたことは決して無駄にはなりません。例えば部活などで仲間と喜び合ったり、反対に悔しい思いをしたり、人間関係で苦しい思いをしたり。それらの経験が全て、きっと将来生きてくるはずです。失敗を恐れず、興味のあることをどんどん経験していってほしいと思います。



久遠さんは高校時代、将来自分がカウンセリングの仕事に就くとは思っていなかったそう。でも当時から、友人同士のトラブルを仲裁することが多かったと言います。高校生の皆さんの中にも、友達や家族から相談を受けることが多かったり、トラブルを解決してあげたりするのが得意な人がいるかもしれません。そんな人には、この仕事は向いているといえるのではないでしょうか。


【profile】Eterno(エテルノ) 代表 久遠ナオミ
http://www.eternel-salon.com

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「メンタルケア心理士」
はこんな仕事です

人が心の健康を維持・回復するために相談を受けて援助する仕事。疾病などに苦しむ人の相談を受けて、心と身体との関係についての専門的な知識を用いて心のサインを特定し、これを解消するための方法を見つけるが、こうした心のサインに早期に気付き、未然に防ぐことも重要となる。年齢、性別に関わらず幅広い対象者の相談を受けて業務にあたり、医療機関だけでなく、企業や学校、行政機関、刑務所など活躍の場も幅広い。(財)生涯学習開発財団が認定する「メンタルケア心理士(R)」の資格を取得して就業する。

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