【シゴトを知ろう】オプティシャン・オプトメトリスト 編

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【シゴトを知ろう】オプティシャン・オプトメトリスト 編

2017.07.18

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】オプティシャン・オプトメトリスト 編

皆さんが眼鏡を買う際、親身になって相談にのってくれる店員さん。日本では眼鏡技術者と呼ばれていますが、海外では、「オプティシャン」または「オプトメトリスト」という職業として定着しています。

今回は、カナイメガネ店で働く若手スタッフのKさんに、その仕事内容について詳しく教えてもらいました。

この記事をまとめると

  • オプティシャンの主な業務は、接客と眼鏡の加工である
  • 専門学校では、眼鏡や眼の知識に加え、加工技術や接客についても学ぶ
  • オプティシャンを目指す人は、眼鏡店でのアルバイトを経験すると良い

お客様のニーズを引き出し、臨機応変に対応する仕事

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください
 
私は、東京都豊島区にあるカナイメガネ店で働いています。店頭では主に眼鏡を販売する接客業務と、眼鏡技術者としてメガネの角度や幅の調整、レンズやフレームの加工を行っています。

接客業務では、お客様のニーズに合わせて、さまざまな眼鏡の中から最適なものを選びます。また、眼鏡の選定だけでなく、視力に関するご相談も伺っています。どうすればお客様の悩みを解消できるか、じっくりとお話を聞くことも大切な仕事の一つです。

<ある一日のスケジュール>
09:30 出社、準備
10:00 開店、接客
13:00 昼食
14:00 接客やレンズなどの加工
19:00 閉店、退勤
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

やはり、お客様とのコミュニケーションが一番楽しく、やりがいを感じます。例えば、「眼鏡を作りたい」という要望に対しても、さまざまなアプローチ方法があります。新しい眼鏡を作るのか、今使用されている眼鏡のレンズやフレームを変えるのかなど、お客様とのコミュニケーションの中で、具体的な要望を引き出すことが必要なんです。

また、お客様の眼に関する悩みや不安を解消できたときには、大きなやりがいを感じます。自分の仕事によって喜んでいただけるととてもうれしいですし、「もっと頑張ろう!」という励みにもなりますね。

 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
お客様の要望に合わせて、臨機応変に対応するのは大変ですね。例えば、「紫外線を避けたい」という理由で来店する方もいれば、「鼻パッド(鼻を両脇から挟むようにして眼鏡を固定する部位)が曲がっているので修理したい」という方もいます。その時々でどんな処置をすべきなのか、常に頭を働かせる必要があるんです。

また、業務をする上で覚えなければいけないこともたくさんあります。眼鏡を加工するための機械の使い方や、眼鏡メーカーの名前など、一つひとつのことを忘れないようにするため、必ずメモを取るようにしています。
 
 

より専門的に眼鏡について学ぶため、大学から専門学校へ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でオプティシャン・オプトメトリストの仕事に就きましたか?
 
もともと、私の父が眼鏡店を営んでいたこともあって、幼いころからこの仕事を身近に感じていました。改めて将来の進路として意識し始めたのは、高校生のときですね。実は、最初は「店を継ぐなら、まず経営について学ぼう」と大学の経営学部に入学したんです。しかし通っているうちに、「眼鏡店で働くために、より実践的な勉強が必要では?」と考えるようになり、思い切って眼鏡の専門学校に入学し直しました。そして、専門学校在学中から眼鏡店でバイトを始め、正式にオプティシャンとして働き始めたんです。
 
 
Q5. 専門学校では何を学びましたか?
 
専門学校では、まず一年間、さまざまな視点から眼鏡に関する知識を学びました。二年生になると、専門的な講義や実習の授業が始まります。眼鏡のことだけではなく、人間の眼についても、光学(光の性質に関する物理学)的、医学的、化学的な視点から勉強しました。他にも、レンズ加工やフィッティング、販売に関する知識も身に付けました。三年生では、学内と実際の店舗での実習を行います。

また、専門学校では、カラーコーディネーターの資格取得のための講義も、学生全員が受けていました。このときに得た知識のおかげで、お客様の要望に合わせて適した色をおすすめできるようになりました。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
先ほどもお話しましたが、親の眼鏡店を継ぐと、漠然と意識はしていました。父も高齢になっていたので、高校卒業後の進路選択の時期には、もう具体的に考えなければならない状況でしたね。

もちろん、眼鏡そのものへの興味も持っていました。「実際に眼鏡店で働いたらどんな感じなんだろう?」という思いがあったのも、この仕事に就いた理由の一つです。私自身がずっと眼鏡をかけて育ってきたということも、影響しているかもしれませんね(笑)。
 
 

「眼鏡が好き」という気持ちが一番大事

Q7. どういう人がオプティシャン・オプトメトリストの仕事に向いていると思いますか?
 
第一に、「眼鏡が好き」という気持ちがある方です。業務のほとんどが、眼鏡に関わることなので、この気持ちがあれば楽しんで働けると思います。

また、オプティシャンとして働くには、眼鏡に関する専門知識や技術が必要ですので、探究心が強く、「自分から学ぼう」という姿勢で取り組めることも大事だと思います。あとは、眼鏡の調整や修理などはとても細かい作業になるので、手先が器用な人にも向いていますね。

そして、人と関わることが好きな人にも向いています。お客様とのコミュニケーションが何より大切な仕事ですので、人と話すことが好きな方にも、ぜひこの世界に入ってみてほしいと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
オプティシャンになるために、必ず取得しなければいけない資格はありません。しかし、非常に専門的な知識が必要となるので、私のように、眼鏡の専門学校に通うといいと思います。また、接客も重要なので、店頭でサービスを行うようなアルバイトの経験も役立ちますよ。できれば、眼鏡店でアルバイトできるとなお良いですね。

私もまだまだ勉強中の身ですが、皆さんと一緒に、眼鏡業界を盛り上げていけたら良いなと思っています。
 
 
お父様の仕事を見て、幼いころからこの仕事を意識していたKさん。皆さんの中にも、普段から眼鏡をかけて暮らしている人は多いと思います。今回のお話を聞いてオプティシャン・オプトメトリストに興味を持った方は、ぜひ、その接客を受けに眼鏡店に足を運んでみてはいかがでしょうか? Kさんのように、実際にその仕事を見ることが、将来の選択につながるかもしれません。
 
 
【profile】カナイメガネ店 スタッフK
【取材協力】株式会社金井眼鏡店

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「オプティシャン・オプトメトリスト」
はこんな仕事です

日本語では「眼鏡技術者」といい、視力の悪い人のために最適な眼鏡やコンタクトレンズを選ぶ仕事。多くは眼鏡店に勤務し、来店客の視力についての相談を受けて業務を行う。眼科医とは異なり、疾患の診療や治療は行わないが、ものが見えにくい原因が疾病以外にあるかどうかを調べてアドバイスしたり、場合によっては視覚機能トレーニングなども実施する。必須資格はなく誰でも就業できるが、高度な知識と豊富な経験が必要になるため、専門教育を行う学校で学んでおくとよい。

「オプティシャン・オプトメトリスト」について詳しく見る