【シゴトを知ろう】医師 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】医師 ~番外編~

2017.07.14

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】医師 ~番外編~

病気や怪我の人の治療にあたる医師の中でも「命の誕生」を扱う産婦人科医として働く、祐天寺ウィメンズクリニックの佐藤真之介さん。本編では、産婦人科医の仕事内容や、佐藤さんが大学で学んだことについてお話しいただきました。

こちらの番外編では、高校生の皆さんに向けた勉強のコツや、思い出深いエピソードについて、より詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 勉強だけではなく、他の活動にもバランス良く励むことが大事
  • 産婦人科医や妊婦さんにとって、助産師さんの存在はとても大きい
  • 自分の子どもを取り上げたことが、産婦人科医としての一番の思い出

勉強とそれ以外の活動のメリハリをつけることが大事

――高校生に向けて、継続的に勉強に励むコツがあれば教えてください。
 
私は学生時代、成績で上位を目指そうとは思っていませんでした。その代わり、「求められている基準をクリアする」ということを大切にしていたんです。勉強だけに時間を割くのではなく、最低限のことをきちんとやった上で、部活動や遊びにも時間をかけていました。我ながら、バランス良く取り組んでいたと思います。やるときはやる、休むときは休む、とメリハリをつけて勉強をすることが長続きするコツだと思いますよ。

また、人との会話や本を読むことも大切ですね。息抜きの意味もありますが、机の上の勉強では得られない学びもあるからです。医学は日々進歩するので、私の場合は、学会で情報を交換したり論文を読んだりして、勉強をしています。まれに、医学とは離れた業界の人と話す中で得る知識もあるんです。いろんな勉強法を取り入れるのも、継続して勉強する上で効果的かもしれませんね。
 
 
――佐藤さんの病院では、女性のヘルスケアの一環で、ヨガの指導も行っていると聞きました。取り入れるきっかけとなった出来事はありますか?

私が以前勤めていた病院で、助産師さんによるヨガレッスンを行っていたんです。他にも、助産師さんが中心となって、妊婦さんに寄り添ったさまざまなケアを企画していました。

そういった企画に対し、妊婦さんから「健康や体型の維持に役立つ」「妊娠中の体づくりにつながる」といった、うれしい声が多く寄せられたので、自分のクリニックでも引き続きヨガを取り入れることにしました。今、指導をお願いしているヨガインストラクターの方も、当時お世話になっていた助産師さんなんですよ。
 
 

赤ちゃんを取り上げるのは、医師じゃない!?

――妊娠や、女性の健康に関わるお仕事をする中で、意外と一般には知られていない情報があれば教えてください。

お産のとき、産婦人科医が直接赤ちゃんを取り上げると思われがちですが、実際は、助産師さんが行うのが一般的だということは驚かれますね。お産だけに関していえば、産婦人科医は「立ち会い」のイメージに近いかもしれません。

医師はその間、母子の体に異常があったらすぐに動けるよう準備しながら、分娩全体の監督をしています。実際に赤ちゃんが生まれてからは、母子それぞれの健康に問題がないか確認をし、万が一異常があれば対処するのが、産婦人科医の仕事です。ただし、産婦人科医であるなら助産師さんと同じくお産の介助ができる技術を当然持ち合わせていないといけません。
 
 

自分の子どもを取り上げたときの感動は忘れられない

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

心に残っているのは、自分の子どものお産を担当したときのことです。立ち会うからには産婦人科医としての務めを果たそうという気持ちがあり、我が子の誕生といえども意外と落ち着いていたのを覚えています。もちろん、生まれた瞬間はホッとしましたけど。

もう少しで生まれるというときに、助産師さんが、「お父さんが取り上げますか?」と気を遣ってくださり、自らの手で子どもを取り上げました。先ほどもお話したとおり、通常は助産師さんが赤ちゃんを取り上げることが多いのです。けれど、勤務していた病院をお産の場所に選んだり、妊婦健診は自らが担当したりと、いろんなことが重なって、この手で子どもを取り上げることができたのかもしれません。産声を聞いた瞬間は、「産婦人科医をやっていて良かった」と心から思いました。
 
 
生命の誕生や、女性のヘルスケアを支える産婦人科医の仕事。責任は重大ですが、命が生まれる感動を、肌で感じることができるのですね。

医師には産婦人科以外にも、さまざまな分野があります。佐藤さんのお話しを聞いて医師という仕事に興味を持った方は、ほかにどんな分野があるのか、ぜひ調べてみてくださいね。

 
【profile】祐天寺ウィメンズヘルスクリニック 院長 佐藤真之介

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「医師」
はこんな仕事です

病気の人を診察した上で治療したり、新しい医療技術を開発するのが仕事。医師は、患者を診察する「臨床医」と、病気や薬剤を研究する「研究医」の2つに大きく分けられる。臨床医は総合病院などに勤め、医療行為を行う勤務医と、自分で医院を経営する開業医に分かれる。臨床医は正確な診察と適切な治療を行うために、冷静で的確な判断力、行動力と、患者の納得を得られる説明や説得ができなくてはならない。研究医は臨床医として大学付属病院などで働きながら、研究を進める場合が多い。

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