【シゴトを知ろう】MAミキサー 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】MAミキサー 〜番外編〜

2017.07.18

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】MAミキサー 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】MAミキサー 編」では、MAミキサーは自分の感性を生かし、音で番組を演出する仕事だと、株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズの小川智生さんにお話しいただきました。

こちらの番外編では、アシスタント時代の業務内容や、MAミキサーとしてデビューしたころの心情について伺いました。

この記事をまとめると

  • 自宅で番組を見るときは、仕事モードになりすぎないよう気を付けている
  • 10年ぶりの新人だったため、たくさんの先輩が気にかけてくれた
  • 初めてクレジットに自分の名前が載ったときは、達成感と責任感を抱いた

楽しむことを大事にしつつ、技術を研究している

――プライベートでテレビ番組を見るときに、気にしていることはありますか?
 
入社以前は、テレビ番組というとドキュメンタリーかニュースしか見なかったのですが、最近は、仕事でバラエティを担当しているので、バラエティも見るようになりました。見ている間は、たくさんの出演者の声のバランスを気にしてしまいます(笑)。ドキュメンタリーやニュースと違い、バラエティは、たくさんの出演者が一度に喋るので、音声の調整が難しいんです。なので、腕利きのMAミキサーが担当している、ゴールデンタイムのバラエティを見て勉強しています。ただ、音ばかり気にしていると、せっかく面白い番組なのに内容が頭に入ってこず、仕事モードになってしまうので、なるべく気にしすぎないように気を付けています。
 
 

先輩のアドバイスがあってMAミキサーデビューに近づいた

――入社当初はアシスタントとして働いていたそうですが、今の業務との違いを教えてください。

アシスタントのころは、届いた映像データをパソコンに入れたり、ナレーション収録の際に録音ボタンを押したりしていました。言葉だけで聞くと、簡単そうですよね(笑)。でも、1時間番組の映像データをパソコンに入れるのには単純に1時間かかりますし、録音ボタンを押すタイミングを失敗すると、残すべきデータに上書きして録音してしまうこともあるんです。特に、ナレーションの録音は非常に難しく、初めは録音ボタンを押すだけで、あたふたしていました。しかし、録音を任されている僕が不安そうに仕事をしていると、収録現場にいる他の制作スタッフの方々も不安になります。なので、不安な気持ちを悟られないように振舞っていました。
 
 
――本編で「音は、人によって正解が異なる」と教えていただきましたが、アシスタントから一人前のMAミキサーとしてデビューするまで、どんな環境で技術を磨きましたか?

僕の場合は少し特殊で、10年ぶりの新人として入社したんです。そのため、1つ上の先輩は、10歳も年上でした。そんな環境だったからか、たくさんの先輩方が僕のことを気にかけてくれたんです。僕が担当した番組が放送されると欠かさず見てくれて「あの調整はこうしたほうがいいね」と、アドバイスをくれることもあります。同期と一緒に切磋琢磨して技術を磨く環境もいいと思いますが、僕の場合は先輩方との密な交流があったからこそデビューできたと感じます。
 
 

クレジットに名前が掲載されてデビューしたと実感した

――一番の思い出や達成感を感じたエピソードを教えてください。

MAミキサーとして、初めてクレジットに名前が載った日のことは忘れられません。当初、約3年かけてデビューする予定だったのですが、偶然「若手のMAミキサーにお願いしたい」という依頼があったんです。そのとき、先輩が「メインでやってみるか」と僕に任せてくれて、予定よりも1年以上早くデビューすることになりました。アシスタントはクレジットに名前が載りません。なので、担当した番組の放送日に、クレジットの中から自分の名前を見つけて、やっとデビューできたという実感が湧きました。

しかし、自分の名前が載るということは、つまりその番組を僕が担当したと分かるということです。うれしい反面、「気を引き締めなくては」と感じた瞬間でした。
  
 
先輩との交流は、自分の成長に大きく影響するもの。10年ぶりの新人だったという小川さんは、たくさんの先輩に見守られたことで、MAミキサーデビューを果たしたのですね。

勉強に不安を感じていたり、進路に悩んだりしている人は、身近な大人と積極的に会話をしてみてはいかがでしょうか? 年上や目上の人と話すことで、将来のヒントが得られるかもしれませんよ。 
 
 
【profile】株式会社日テレ・テクニカル・リソーシズ 小川智生

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「MA(マルチオーディオ)ミキサー」
はこんな仕事です

マルチオーディオ、つまり映画、テレビ、PV、CMなどの映像に対して、音楽はもちろん、セリフ、ナレーション、効果音など、あらゆる音を合わせていく。音響効果とも呼ばれる。基本的に映像と音源が揃っている状態で仕事をするため、その映像作品の最後の仕上げを担うことになる。それだけに、音のちょっとしたズレにも敏感に反応できることが求められる。この仕事に就くには、音響・映像関連の大学や専門学校で知識と技術を学び、テレビ局、番組制作会社、音響技術会社、MAスタジオ等に就職して、経験を積んでいく。

「MA(マルチオーディオ)ミキサー」について詳しく見る