【シゴトを知ろう】ハウジングアドバイザー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ハウジングアドバイザー ~番外編~

2017.08.02

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ハウジングアドバイザー ~番外編~

野村不動産の分譲マンション「プラウド」のマンションギャラリーで、ハウジングアドバイザーとして働く和村佳奈さん。来場者へのご案内は1組当たり2時間半から3時間かけることもあり、その方のライフステージの変化なども視野に入れた提案をしているそうです。日頃から勉強しておかなければいけないことも多そうですが、お仕事ではどんなことを心がけているのでしょうか。

この記事をまとめると

  • 担当する物件によって半年から1年ごとに勤務地が変わる
  • 身の回りから税の知識を身につけておくとよい
  • ジョイントベンチャー(JV)物件などで同業者とのつながりができる

事前の準備や資料作りも大切な仕事

――そのお仕事をされて、事前のイメージとのギャップはありましたか?

「お客様に新しい住まいをご提案する」という華やかで幸せなイメージを持っていたのですが、実際にはそれ以外にも知識の吸収や事務作業などやらなければいけないことがたくさんあります。特にお客様に物件の良さを伝えるための資料作りはとても大切。資金面や周辺環境・購入者層・おすすめの間取りなど、ニーズを先読みしてさまざまなプランを考えています。お客様と対面している時間よりも準備作業の方が長いかもしれません。

――1つの物件にかかるお仕事のスパンはどれくらい?

物件規模にもよりますが私の場合は大体1年、短い人だと約半年で勤務地が変わります。担当する物件ごとにいろいろな場所を知ることができるのは、一般的なオフィス勤務にはない楽しさの一つですね。
またマンションギャラリーでは私たちハウジングアドバイザーの他にも事務や受付・警備・ベビーシッターなどのスタッフが一緒に働いています。それぞれ別の会社に所属する人たちが集まり、チームとなって目標達成を目指しているんです。現場ごとにチームも変わるため、毎回新鮮な気持ちで仕事に取り組むことができます。


――このお仕事に就くためにやっておいた方がいいことはありますか?

必須ではありませんが、宅地建物取引士の資格を持っていると役に立つと思います。また中にはカラーコーディネーターやインテリアコーディネーターなどの資格を取得し、お客様へのアドバイスに生かしている人もいます。ただ何事も実際に業務についてから覚える方が理解しやすいので、「資格を取っておかなければ」と焦る必要はないと思います。高校生なら、まずは身の回りの税に関する情報に注目するとよいのではないでしょうか。普段からニュースや新聞など世の中の情勢に関心を持っておくのも大切だと思います。また、色々な街に興味を持って実際に足を運んで街を知ることも、ハウジングアドバイザーにとって大事です。

さまざまな工夫で完成前の建物をイメージしやすく

――お客様への接し方で心がけていることは?

モデルルームには若いご家族から年配の方、社会的地位の高い方など、さまざまなお客様がご来場されます。一般的なビジネスマナーはもちろんですが、気持ちよく過ごしてもらえるようお客様一人ひとりへの接し方にも配慮しています。ただあまり丁寧すぎる対応はお互いの距離を遠く感じさせてしまうため、しっかりした所作や言葉遣いをしつつも、親しみやすく思っていただけるような心配りをしています。小さなお子様連れのご家族も多く、そのような場合はご案内が長時間にならないようにし、適宜休憩を挟むなどの工夫をしています。

――完成前の建物をどのように説明するのですか?

本来なら住宅購入は実物を見て判断するのが理想ですよね。でもマンションギャラリーでは建物完成前のご案内になるため、いかに実物をイメージしていただくかが非常に重要です。説明の際は地図や模型を使い、建物周辺の様子や生活動線など、そこでの暮らしをリアルに想像しやすいように意識しています。また私自身も事前に現地に足を運び、周りの環境やお店の情報などをチェックしています。

うまくいかないことは少しずつ修正して失敗を引きずらない

――仕事でうまくいかなかった時はどのように気持ちを切り替えていますか?

うまくいかなくても落ち込まないことですね。沈んだ気持ちを引きずると悪い循環に陥ってしまうので、翌日は0からスタートするつもりで仕事に臨みます。でも人間誰しも、機械的に100%気分を切り替えるのは難しいですよね。「今日はここがダメだったから明日は直そう」など1つずつ変えていくと、自分を切り替える手助けになります。そうやってモチベーションを維持しながら「必ず良い波が来る」と長期的に考えるようにしています。


――業界内での横のつながりはありますか?

他の不動産会社に勤める友人とは、よく一緒に食事をしながら市場動向などの情報交換をしています。大規模マンションの場合ジョイントベンチャー(JV)といって複数の企業が売主となるプロジェクト形態をとることがあり、そのような現場で知り合うケースが多いですね。他社のマンションギャラリーが近くにある場合は、お互い訪問し合うこともあります。またマンションの開発と販売をそれぞれ別会社が行う不動産企業が多い中、野村不動産では用地の取得から販売・管理まで一貫して行う製販一貫体制をとっています。販売の立場から物作りに対して意見できる風通しの良さもあり、会社としてもチーム力が発揮できていると感じます。



和村さんに「ハウジングアドバイザーになるために必要な資格はあるのですか?」とお聞きした所、「業務に必要な知識は働き始めてから勉強できるので大丈夫ですよ」と答えてくれました。それよりも高校生のうちは、身の回りの税金に興味を持つことがおすすめだそうです。所得控除や相続税、固定資産税など「聞いたことはあるけれどよく分からない」という人も多いのではないでしょうか。まずは税に関するニュースや周りの大人の話から、不動産と税金について知っておくとよいかもしれませんね。


【profile】野村不動産株式会社 和村佳奈
http://www.nomura-re.co.jp

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ハウジングアドバイザー」
はこんな仕事です

住宅購入や賃貸契約を検討している人に、さまざまな提案やサポートをする職種。勤務先は、住宅展示場のほかマンション販売センターや不動産会社の窓口などが多い。顧客の希望に沿った立地条件、間取り、住宅設備を持つ物件候補を探し、契約の際はローン計画、税金対策、登記についての助言を行う。職場にもよるが、モデルルームのインテリアの配置などを作成する業務も含まれる。「インテリアコーディネーター」などの資格が日々の業務推進に役立つが、接客業としてのビジネスマナーも重要である。

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