【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 ~番外編~

2017.08.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 ~番外編~

レンタル写真スタジオ「スタジオリバー」で働く筒浦奨太さんは、目標であるプロカメラマンになるため、日々スタジオでの業務をこなしつつも、自らも多くの写真を撮影することを心がけているそうです。そんな筒浦さんに休日の過ごし方などについて伺いました。

この記事をまとめると

  • たくさん写真を撮ることが、上達への近道
  • プロカメラマンの多くが、スタジオマンとしての経験がある
  • 構図や色使いに対するセンスを磨くことも大切

とにかくたくさん撮ることが、写真上達への近道

――筒浦さんは、お休みの日はどのように過ごすことが多いのでしょう? 

写真展に出かけることもありますが、街に出て、人物の写真を撮っていることが多いです。被写体として魅力を感じた人に声をかけて、作品としての写真を撮らせてもらうんです。


―― 見知らぬ人に声をかけるなんて、勇気がありますね。その写真はどんなものになるのですか?

近未来や異次元を感じさせるような、独自の世界観を盛り込んだ写真制作をしています。時と場合にもよりますが、場所を移動しながら何パターンかの写真を撮らせてもらうことが多いです。ある時のエピソードなのですが、被写体の女性と一緒に公園に行ったら、ホームレスのおじさんがいて。そのホームレスのおじさんが大きなお釜を持っていたので、女性にそのお釜の中に入ってもらって写真を撮ったことがあります(笑)。もちろんおじさんにも、写真撮影の許可を取りました。

――不思議な雰囲気がありますが、とても印象的な写真ですね。どのようなコンセプトの写真なのでしょう?

この写真のコンセプトは、「宇宙人」です。以前から「『宇宙人』をテーマにした写真を撮りたい」と考えていたからでしょうか。この女性と一緒に公園に行ってお釜を偶然見つけた時、お釜が一瞬UFOに見えて(笑)。彼女の服の色合いがお釜の色と絶妙にマッチしていたということもあり、彼女に「宇宙人」になってもらうことに決めました。隣に座っているおじさんが「宇宙人」の存在にまったく気がついていない素振りなのも、彼女の「宇宙人らしさ」を助長していると思います。我ながら面白い作品が撮れたと、気に入っている一枚です。


――これまでに何人ほどの人に、被写体として声をかけたのでしょう? また、写真を撮ることで、仕事においてどのようなメリットがあったと感じられますか?

1,000人近くの人に声をかけたと思います。うち、実際に写真を撮らせてくれたのは200人くらいです。

スタジオマンは技術職であるのと同時に、接客業でもあります。撮影をスムーズに進めるためには、カメラマンや編集者といった関係者と、きちんとコミュニケーションをとることが求められます。また、気持ちよくスタジオを利用していただくためには、明るくハキハキと受け答えすることが大切です。

実は、見知らぬ人に声をかけて作品撮りをするようになったきっかけの一つとして、「人見知りを克服したい」という気持ちがありました。人に声をかけて写真を撮らせてもらう作業を繰り返すうちに人見知りが改善され、撮影関係者の方たちとより密なコミュニケーションがとれるようになりましたね。あだ名で呼ぶなど親しく接してくださるカメラマンや編集の方もいて、日々楽しく仕事ができています。

また、写真の腕も上がったように思います。撮れば撮るほど写真の腕が磨かれることを実感しました。

プロカメラマンになるまでには、修業期間も必要

――雑誌フォトや広告写真を撮るカメラマンになるためには、どのようなことをすればいいのでしょう?

そのようなカメラマンの多くは、スタジオに就職してライティング技術の基礎や機材の使い方を学んだ後、プロカメラマンの元でアシスタントとして数年修行する、という道を歩んでいるはずです。
スタジオマンとしての業務もアシスタント職も、決して楽なものではありませんが、暇を見つけては写真を撮った方がいいと思います。


――カメラマンにはどのような方が多いですか?

オリジナルの意見や世界観を持っていて、人に流されないタイプの方が多いように思います。また、写真の仕上がりには構図や色使いも大きく影響するのですが、それらに対するセンスに長けていることも特徴ではないでしょうか。そのような方たちは、写真集をたくさん見る、写真展に足を運ぶ、といった地道な努力を通じて、センスを磨かれたのだと思います。


スタジオマンとしてハードな日々を過ごしながらも、写真を撮ったり写真展に足を運んだりと、地道な努力を積み重ねている筒浦さん。また、これまでに1,000人近くの人に撮影のオファーをされたというエピソードから、写真に対するまっすぐな想いと情熱を感じます。積み重ねた努力と情熱が、人の心を動かす写真となっていくのですね。

【Profile】スタジオリバー スタジオマン筒浦 奨太

スタジオリバーのWebサイトはこちら

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「写真スタジオで働く人」
はこんな仕事です

スタジオの利用管理や受付などの事務業務、さらに撮影に必要な照明セットを準備したり、つくったりする仕事。ほかに衣装を揃える役割や商品の搬入・搬出など業務はさまざま。大手スタジオではセクション別に担当者がいるが、小規模スタジオでは一人で多くの作業を兼任する。キッチンの付いた料理用スタジオ、車が撮影できる大型スタジオなどもあるので、自分の求める撮影ジャンルに合ったスタジオを探すことが大切。カメラに関する基礎知識は重要で、経験を積みながら少しずつ撮影技術を学び、先々フォトグラファーをめざす人もいる。

「写真スタジオで働く人」について詳しく見る