【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 編

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【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 編

2017.08.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】写真スタジオで働く人 編

ファッション雑誌には、最先端の洋服を身にまとったモデルさんや、流行のバッグや靴などの写真がたくさん掲載されていますね。それらの写真の多くは「写真スタジオ」にて、プロのカメラマンによって撮影されています。1つの写真作品には、ヘアメイクやスタイリストをはじめとするさまざまな人たちが制作スタッフとして関わっていますが、「写真スタジオで働く人」(以下、スタジオマン)もその1人。今回は、東京都・新宿区にある「スタジオリバー」のスタジオマン 筒浦奨太さんに、お仕事内容などを伺いました。

この記事をまとめると

  • プロカメラマンのアシストをすることが主なお仕事
  • 写真が好きな人が向いている
  • 体力があると有利なシーンも

日々新しい写真技術に触れる毎日

Q1. お仕事の内容と、1日のおおまかなスケジュールを教えてください。

「スタジオリバー」では、雑誌に掲載するファッションフォトや広告写真などを撮影しています。それらの写真を撮影する際は、大型のストロボや大道具などが必要になるのですが、カメラマンに代わってストロボを組み立てたり、大道具を運んだりすることが僕たちの主な仕事内容です。また撮影中のカメラマンのアシストも、大切な仕事の1つ。モデルの動きに合わせてレフ板(撮影の際に使われる機材。光を反射させることによって、被写体を効果的に照らすことができる)の位置を動かしたり、ストロボの光量を変えるなどします。

撮影のスタート時間は日によって変わるため、スタジオマンのスケジュールも流動的になりますが、1日のおおまかな流れは以下のようになります。

<1日のスケジュール>
9:00 出勤、スタジオの掃除など
11:30 カメラマンなど、制作スタッフの出迎え
12:00 撮影スタート
ストロボ組み立て、セット設営、カメラマンのアシストなど
16:00 撮影終了、スタジオ内の片付け、機材のメンテナンス
17:30 ロケーション撮影へ、カメラマンのアシスト
22:00 帰宅


Q2. どのようなときにやりがいを感じますか? また楽しいと感じるのはどんな時ですか?

撮影を終えた時、アシストしたカメラマンに「助かったよ、ありがとう」と声をかけられると素直にうれしいですね。
また「スタジオリバー」には、さまざまなカメラマンが撮影のためにやってきます。カメラマンによってライティングは変わるので、必然的に多くのライティングを見ることができるんです。複数のライトを使い、被写体をより魅力的に見せるライティングを目にした時は「こんな“光”の使い方があったなんて」と驚くと同時に、わくわくします。


Q3. お仕事をする中で、どんなことが大変だと感じられますか?

撮影の中には、早朝からスタートするものもあります。そのような撮影のアシストを担当する日は、始発電車で出勤したり、前日の夜にスタジオで泊まることが多いです。ソファや毛布があるとはいえ、スタジオで泊まるのはちょっと辛いな、と感じることがあります(笑)。

精神面、肉体面の強さが求められるシーンも

Q4. どのようなきっかけでスタジオマンのお仕事に就かれましたか?

僕の地元は愛知県名古屋市で、「スタジオリバー」に就職する前は市内にある写真の専門学校に通っていました。卒業を控え進路について悩んでいた時、専門学校の先生に「東京のスタジオで働くことで、可能性が開けるかもしれないよ」とアドバイスしていただきました。思い立って東京に出かけ、まずは都内にあるスタジオをいくつか見学させてもらったのですが、中でも「スタジオリバー」で働くスタッフさんたちは輝いて見え、「この人たちと一緒に働きたい」と思い、採用面接を受けたのがきっかけです。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

シャッタースピードや絞り値といった一眼レフカメラに関する基礎的な知識や写真の構図について学びました。実習も多く、外で撮影してきた写真を先生に講評してもらう、という内容の授業も多々ありましたね。また、フィルムカメラで撮影し、暗室で写真を現像する作業も経験しました。


Q6. これまでに経験したどんなことが、現在のお仕事につながっていると思いますか?

写真好きだった祖父の影響で、中学生の頃に一眼レフカメラと写真に興味を持つようになりました。一眼レフは高価なものなので当時は手に入らなかったのですが、高校を卒業して社会人になった後、給料でやっと買うことができたんです。当時は名古屋市内の工場で働いていたのですが、休日を使って写真を撮るうちに写真の道を志すようになりました。


Q7. どのような人がスタジオマンに向いていると思いますか?

まず、“写真が好き”ということは絶対条件だと思います。またスタジオで働いていると、カメラマンに叱られることもあれば、連日ハードな撮影が続くこともあります。そんな時でも辛抱して頑張れるような、精神面・肉体面ともに強い人が向いているのではないでしょうか。


Q8. 最後に、高校生に向けてメッセージをお願いします。

高校生の皆さんの中にはこれから就職活動や受験を経験する方も多いと思います。就職活動や受験勉強を、時には投げ出したくなることもあるかもしれませんが、踏ん張って頑張ってほしいです。もしも失敗してしまったとしても、失敗から学べることは多いはず。決してマイナス思考になったり、自信を失くしたりしないでほしいと思います。



重い機材を運んだり、長時間に及ぶ撮影をアシストしたりと、スタジオマンのお仕事には体力が必須となる一面もあるようです。しかし、プロカメラマンの撮影手法を日常的に目の当たりにできたり、休日はスタジオと機材を使って自分の作品を撮影できるチャンスもあります。写真が好きな人は、まずは身近なものを被写体にして写真を撮ることから始めてみても良いかもしれませんね。


【Profile】スタジオリバー スタジオマン 筒浦 奨太

スタジオリバーのWebサイトはこちら

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「写真スタジオで働く人」
はこんな仕事です

スタジオの利用管理や受付などの事務業務、さらに撮影に必要な照明セットを準備したり、つくったりする仕事。ほかに衣装を揃える役割や商品の搬入・搬出など業務はさまざま。大手スタジオではセクション別に担当者がいるが、小規模スタジオでは一人で多くの作業を兼任する。キッチンの付いた料理用スタジオ、車が撮影できる大型スタジオなどもあるので、自分の求める撮影ジャンルに合ったスタジオを探すことが大切。カメラに関する基礎知識は重要で、経験を積みながら少しずつ撮影技術を学び、先々フォトグラファーをめざす人もいる。

「写真スタジオで働く人」について詳しく見る