【シゴトを知ろう】ケータイ小説家 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ケータイ小説家 ~番外編~

2017.07.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ケータイ小説家 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】ケータイ小説家 編」では、ケータイ小説家のChacoさんに、ケータイ小説家の仕事内容ややりがい、学生時代に抱いていた思いについてお話を伺いました。

こちらの番外編では、ケータイ小説家ならではの「あるある」や、書籍発売日の裏話などを教えてくださいました。

この記事をまとめると

  • 実体験を基にした作品は、周囲に当時の自分を知ってもらう機会になる
  • ドラマや映画を見ながら、作者の意図を考えてしまう
  • 不安のまま迎えた書籍の発売日には、読者のパワーに励まされた

実体験を基にした作品で、友人たちと当時を振り返る

――ケータイ小説はノンフィクション作品が多いと聞きましたが、ご友人やご家族からの反応はいかがですか?
 
私が初めて書いたケータイ小説、『天使がくれたもの』は、高校時代の実体験を基にしたお話でした。なので、書き終えた後、登場人物にあたる友人たちに読んでもらうと、「懐かしい」という感想がほとんどでした。中には、「これを読むまで忘れていたよ」なんてエピソードもあったそうです。主人公(当時の私)から見た当時の出来事や、その時々の主人公の心中を読んだ友人たちから「あのとき、こんなふうに考えていたんだね」と、驚かれることもありました。

また、親にとっては、娘の古い日記を読んでいるような感覚だったかもしれませんね。恥ずかしいので、感想は聞かないようにしていますけど(笑)。でも、一度だけ「あの時期のこと?」と尋ねられました。
 
 

映画や小説などを素直に楽しめない!?

――ケータイ小説家ならではの「あるある」や癖があれば教えてください。

ドラマや映画、小説、漫画を素直に鑑賞できないときがあります。「きっとこのセリフのためだけに、あのシーンを作ったんだろうな」など、作り手の意図を探る癖がつきました(笑)。

また、自分の作品と比べてしまうことも多いです。自分にはない感性を目の当たりにして落ち込んだり、うらやましく思ったりすることもあり、純粋に観賞するのは難しいですね。
 
 
――ケータイ小説家として、読者の方や他の作家さんたちとのつながりは多いのでしょうか?

10年ほど前までは、読者の方々と交流するとしたら、ブログやチャットなど狭いところでのコミュニケーションが主流でした。しかし今では、ツイッターなどのSNSがあるので、そこでやり取りをしています。つい最近も、「ケータイ小説を思い出して検索してみたら、Chacoさんを発見! 私のこと覚えていますか?」と、デビュー時期に応援してくださっていた読者さんからSNS上で連絡をいただき、うれしかったです。

他のケータイ小説や漫画、電子書籍の作家さん、イラストレーターさんとも、ツイッターで交流しています。近しい職業の方々とのやり取りによって、自分の知らない世界や考えに触れることができるので、とても勉強になります。
 
 

読者のパワーで、書籍の発売日に問い合わせが殺到!

――最後に、お仕事の中でいちばんの思い出を教えてください。
 
処女作『天使がくれたもの』の書籍発売日は、今でも忘れられません。ウェブ上でこっそり書いていたものが口コミで広まり、この頃には、ホームページには毎日約9,000人もの方が訪れるようになりました。

そして迎えた発売日。心待ちにしてくださった読者の方々もいるのに、あいにくその日は大雨。しかも、当時はケータイ小説の書籍化自体が珍しいものだったため、無名の私が書いた本は本屋にも置かれていないという散々な状態でした。

それでも、「きっとどこかに売っているはずだよ」と大雨の中、本屋を7軒もハシゴする読者の方がいたり、ホームページに設置していた掲示板で「〇〇県△△市の□□という本屋でGETした!」など情報交換をしている方々がいたり。私はハラハラしながら、掲示板上を流れる言葉を眺めていました。

しばらくすると、出版社の担当編集者の方から電話があり、「さっきから取り寄せの電話がなり続けているんだ! 本屋の店員さんが、テレビで紹介されたんですか?って、びっくりしていたよ!」と知らせてくれたのです。読者の方々のパワーに胸を打たれたその日のことは、一生忘れません。
 
 
当時は無名だったChacoさんの本の発売日に、読者の方々のパワーで問い合わせが殺到したというエピソードは、読者との距離が近いケータイ小説家ならではの出来事に思えます。

ケータイ小説家に興味がある人は、まずは本屋で人気のケータイ小説を手にとってみてください。作者の実体験かも……?と考えながら読んでみると、楽しさもひとしおですよ。
 
 
【profile】ケータイ小説家 Chaco

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ケータイ小説家」
はこんな仕事です

携帯電話のオンラインで気軽に小説を投稿。無料閲覧できることから、若者を中心に社会現象を起こしている、新感覚の文学「ケータイ小説」を書く仕事だ。感情移入できる身近な世界観を描くために、なじみやすい言葉を選んで、携帯メールを送るようにストーリーを綴っていく。携帯電話で読むのに最適な独特の作風をつくり出したい。行間に思いを込めてセンテンスを短くリズミカルにする工夫も必要。改行、行間の使い方にも独特の間や工夫がいるが、人気と注目が集まれば、映画化やドラマ化、書籍化も夢ではない。

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