【シゴトを知ろう】病棟クラーク ~番外編~

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【シゴトを知ろう】病棟クラーク ~番外編~

2017.06.29

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】病棟クラーク ~番外編~

「【シゴトを知ろう】病棟クラーク 編」では、病棟クラークの仕事内容や学生時代に勉強したことについて、兵庫県にある東宝塚さとう病院で働く奥田沙紀さんにお話を伺いました。

こちらの番外編では、このお仕事ならではの「あるある」や、思い出深いエピソードについて、より詳しく教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 病棟クラークという職業を知っている人はまだ少ない
  • 休日でも、仕事中と同じように先読みして行動してしまう
  • 新人のころに出会った患者さんとのやりとりが一番の思い出

先読みが癖になり、「気配り女子」と呼ばれることも

――このお仕事について、ご家族やご友人など周囲の人々からはどんなイメージを抱かれていますか?
 
病棟クラークは、当院の中でも数名しかいない職種で、業界全体でも割合が少ないほうだと思います。なので、私の周囲の人も、そもそも病棟クラークという職業を知らなかったり、名前は知っていても業務内容までは知らなかったりするようです。

たまに仕事内容を聞かれることがありますが、「看護師のお手伝い」「ナースステーションで働いている人」というざっくりとしたイメージを抱かれていることが多いように思います。
 
 
――このお仕事ならではの「休日あるある」や、ついプライベートでもやってしまうことがあれば教えてください。

仕事中は、無意識のうちに看護師の動きを観察し、その後にとる行動を先読みしてサポートするようにしています。なので、プライベートでも友人の動きを見て、仕事中と同じように先読みしてしまうことがありますね。つい気になって何でも先にやってしまうので、「気配り女子だよね」と言われることもありますが、実際はそうでもないんですよ(笑)。これはもう、癖なんです。

また、普段、状況を把握するヒントにするため、看護師同士の会話にも耳を澄ませています。どの病室の誰がどんなことを言っていたとか、看護師の誰々がどこにいるとか、そういったわずかな情報でも、これから看護師から依頼されるかもしれない業務を想像する種になるんです。耳を澄ますことが習慣になっているのか、友人とカフェでご飯を食べているときでも、他のグループの会話につい耳を傾けてしまいますね。
 
 

病棟クラークは、圧倒的に女性スタッフが多い!

――意外と知られていないお仕事の知られざる事実やトリビアを教えてください。

病棟クラークは、圧倒的に女性スタッフの割合が高いです。そして、年齢は20代の人がほとんどです。看護師の場合は、男性も多く年齢にも幅があるので、それと比べると意外かもしれませんね。

また、病棟クラークという職業を知っている学生は少ないので、初めから病棟クラークを目指して就く人よりも、医療事務を目指していた人が専門学校で病棟クラークを知って就く場合が多いです。看護師のすぐ近くでその仕事を見ることができるので、勉強を兼ねて働いている看護師志望の人もいます。
 
 

新人のころから続く、患者さんとの交流

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

病棟クラークになって1年目のころ、入院していた患者さんと1カ月ほど毎日世間話をしていた時期がありました。その方が経験されてきたさまざまなことを、楽しそうに話してもらえたことがうれしかったのを覚えています。そうしているうちに、まだ新人だった私の名前を覚えてもらい、息子さんの結婚相手にどうか?と勧めていただくほど、仲が深まりました。

その方が退院されるときに「話を聞いてくれて、ありがとう」と声を掛けていただいことも忘れられません。また、退院後には、病院に対するアンケートのようなものを書いていただくのですが、そこに、「病棟クラークの方が親切だった」と書いてありました。当時はまだ新人で、不安になったり落ちこんだりする時期でもありましたが、その言葉は、私の病棟クラークとしての自信にもつながりました。

その患者さんは、今でも外来受診で当院にいらっしゃることがあり、毎回私に会いに来てくださるんです。その患者さんと出会ってから5年が経ちますが、変わらずにお付き合いさせていただいています。
 
 
病棟クラークという職業名を初めて知った、という方もいるかと思いますが、もしかすると、病院でお世話になったことがあるかもしれませんね。5年経った今でも関係が続いている患者さんとのエピソードでは、仕事を通じて深く人とつながることができる職業なのだと分かりました。

「サポート役として医療の現場に携わりたい!」と考えている方は、ぜひ病棟クラークの仕事にも注目してみてはいかがでしょうか?
 
 
【profile】東宝塚さとう病院 病棟クラーク 奥田沙紀
【取材協力】医療法人愛心会 東宝塚さとう病院

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「病棟クラーク」
はこんな仕事です

病棟クラークは、病院のナースステーションでの医療事務、また医師や看護師のスケジュール管理などを行うスタッフのこと。仕事は、患者の検査情報やカルテなどの管理、入退院に関わる事務手続き、電話応対や面会者への案内など多岐にわたる。医師と看護師がスムーズに業務を行える環境を整えるのが、主な役割である。医療制度や保険制度について患者から相談を受ける場合もあるので、その疑問や悩みをしっかりと聞くのも大切。また、個人情報と接する機会が多いので、プライバシー保護に対する高い意識が必要である。

「病棟クラーク」について詳しく見る