種類の多さが圧倒的すぎる昆虫!彼らが人類の未来を担っている!?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

種類の多さが圧倒的すぎる昆虫!彼らが人類の未来を担っている!?

2017.05.26

提供元:東京農業大学

メイン
テーマ

種類の多さが圧倒的すぎる昆虫!彼らが人類の未来を担っている!?

最近、テレビ番組で貴重な幻の古代サメが捕獲され、話題になりました。その奇妙な見た目に驚いた人も多いのではないでしょうか。地球上には私たちの想像も及ばないほど多種多様な生物が生息しています。その中で最も多様性に富んだ生物は何だと思いますか?実は、昆虫なのです。現在、確認されている生物の中で、哺乳類は約6,000種。それに対し、昆虫は約950,000種とその差は圧倒的です(環境省:生物多様性白書より)。昆虫の中には、一見同じように見えて違う種類も多く存在します。多様な種類が存在する昆虫について学んでみましょう。

この記事をまとめると

  • 似ているようで違う種類もたくさん。種類が圧倒的に多い昆虫について、生物学、農学だけでなく、医学への応用など幅広く学ぶのが昆虫学。
  • 約4億年前に地球上に出現したといわれる昆虫類は、現代に至るまでの繁栄で体を進化させてきました。昆虫学ではそういった昆虫の生態や機能を農業や医療など幅広い分野へ応用するための研究が行われています。
  • 東京農業大学農学部の生物資源開発学科では、地球全体を学びのフィールドに、昆虫や植物、野生動物などあらゆる生物を理解し、多様な生物の保全と資源化の可能性を広く探求します。

写真の蝶は、同じ種類でしょうか? 違う種類でしょうか?

写真に写っている2匹の蝶、同じ種類でしょうか?
それとも違う種類でしょうか?







右の写真に写っている2匹の蝶。非常によく似ていますが、実はそれぞれ別の種類の蝶なのです。

左:モンシロチョウ(日本全土に分布)
右:ヒメシロチョウ(北海道、本州、九州に分布)

同じように見える蝶ですが、モンシロチョウ(写真左)は全国的によく見かけることができるのに対し、ヒメシロチョウ(写真右)は生息域でも限定的な地域でしか見ることができません。しかも各地で数が減っており、環境省版レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に指定されている貴重な種類なのです。

よく似た見た目も、羽の模様で区別することができます。モンシロチョウは前羽の角が黒っぽくなっており、羽に黒色の斑点があるのも特徴です。一方のヒメシロチョウは、前羽の先端に黒っぽい丸い模様がありますが、羽に斑点はありません。
今までモンシロチョウだと思っていた蝶が、実は絶滅危惧種のヒメシロチョウだったなんてこともあるかもしれませんね。

このような昆虫について学ぶのが「昆虫学」です。かといって、単に種類の見分け方を学ぶわけではありません。天敵を利用した害虫管理や環境保全なども学びます。昆虫は私たちの生活と密接に関わりを持っているのです。そのため、生物学から農学、医学への応用まで、学びの領域は幅広い分野にわたります。

昆虫を人間の実生活に役立てる 「昆虫学」が人類を救う!?

私たちは農業をはじめとするさまざまな分野で、昆虫の力を借りています。

私たちは農業をはじめとするさまざまな分野で、昆虫の力を借りています。

では、具体的に昆虫学ではどのようなことを学ぶのでしょうか。

約4億年前に地球上に出現したといわれる昆虫類は、現在に至るまで様々な環境で暮らせる体に進化してきました。そこには、まだ人間が科学の力で作ることができないナノ構造や、研ぎすまされた機能性と安全性があることがわかってきているそうです。そういった昆虫の持つ特性や機能を解明するとともに、人間の実生活に役立てるための研究が行われています。

例えば、農作物の受粉にハチなどの昆虫を媒介にすることがあるのは、よく知られているところでしょう。しかし、害虫などが発生しても、ハチなどの有益な昆虫への影響もあり化学農薬が使えない場合があります。そこで活躍するのが、害虫の天敵にあたる昆虫です。天敵が害虫を食べてくれるため、労力やコストを抑えながら無農薬の安心安全な農作物を作ることができるというわけです。

また、高い注目を集めているのが、昆虫が細菌の侵入を防御するために体内で合成・分泌する抗菌性ペプチドと呼ばれる物質です。これまでの抗生物質と異なり細菌の細胞膜を破壊するといわれる抗菌ペプチドは、新たな抗生物質として期待を集めています。その抗菌メカニズムは病害への抵抗性を持った植物の開発など、医療、農業など幅広い分野での応用が研究されているのです。

私たち人間が食べるものから生命に関わる分野まで、昆虫の生態や機能が応用されている事例はたくさんあります。それでもまだ昆虫類の全体像は明らかになっていないというのですから、この先も研究を続ければまだまだ驚くような大発見が待っているかもしれませんね。

東京農業大学の生物資源開発学科(※)は地球全体が学びのフィールド

東京農業大学農学部に2018年4月から開設される生物資源開発学科(※)では、昆虫に限らず、植物や野生動物などあらゆる生物を理解し、多様な生物の保全と資源化の可能性を広く探求していきます。それらの学びは、地域レベルから地球規模の環境保全、生活の質の向上やライフスタイルの形成にまで関わります。気候変動や大規模災害など地球環境が変化し続ける現代において、農学はより社会に求められる学問なのです。

生物資源開発学科では、農業生態系から自然生態系にいたる動植物の多様性の解明と保全を基軸に新たな生物資源の探索と生物の多様な機能の活用方法を研究し、これからの社会が求める持続可能な農業・環境・社会づくりに貢献する人材を育成します。

例えば、野生動物の生態は私たちの生活と密接に関係しています。野生動物による農作物への被害も元をたどると、人間による環境破壊や温暖化が原因で天敵となる動物が絶滅や激減してしまったことが原因だったということもあります。害獣などの野生動物をめぐる問題の大部分は社会経済的側面を有しているのです。

本学科の学びの場は研究室内だけにとどまりません。合宿をはじめ、海外にまで虫を採りに行く機会が豊富にあります。そうした実践的なフィールドワークは、高度な判断力や問題解決能力も養います。
生物の様々な多様性を理解するためには、生物学を中心に分子や遺伝レベルで学ぶだけでなく、彼らの生息する自然環境や関連する生態系を正しく理解する必要があります。つまり、地球全体が学びのフィールドなのです。

※2018年4月開設予定 届出書類提出中。内容は予定であり、変更する場合があります。

【広告企画】提供 : 東京農業大学

この記事のテーマ
農学・水産学・生物」を解説

私たちはほかの生物から栄養をもらって生活をしています。しかも、採集や狩猟だけではなく、食物を生産するという手段を得て、今日のように繁栄しました。人口増加や環境悪化などに対応し、将来的に安定した食料の確保を維持するためには、農業、林業、水産業などの生産技術の向上が必要です。さらに突き詰めて考えれば、動植物や微生物などの多様な生物に対する研究も重要です。自然との共生が大きなテーマになる学問です。

「農学・水産学・生物」について詳しく見る