【シゴトを知ろう】ドッグセラピスト 編

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【シゴトを知ろう】ドッグセラピスト 編

2017.07.03

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ドッグセラピスト 編

ペットとして、私たちの生活のとても身近な動物である犬。実は犬も人間と同じように、さまざまな原因でストレスを感じることがあります。カウンセリングで犬と飼い主が抱える問題をくみ取り、ドッグマッサージなどでケアをしていくのがドッグセラピストのお仕事。犬のストレスを解消するには、どのようなケアを行うのでしょうか。横浜市でサロンを構えるドッグセラピストのaziさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • ドッグマッサージやフラワーレメディーを用いて犬のケアを行う
  • 仕事と育児をしながら資格取得の勉強。好きなことだから乗り越えられた
  • 「犬が好き」だけでなく、飼い主家族への思いやりも大切な仕事

犬の心身のストレスを和らげ、家族との幸せな暮らしをサポート

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

私たち人間と同じように、犬もさまざまなストレスやトラウマを抱えていることがあります。そのストレスを和らげ、犬とご家族が幸せに暮らすためのサポートをするのがドッグセラピストの仕事。カウンセリングで犬の様子や飼い主さんの気持ちをお聞きし、体をケアするドッグマッサージと心をケアするフラワーレメディー(*)を組み合わせたセッションを行っています。私の理想は、飼い主であるご家族が自宅で犬のケアができる状態になること。そのためご家族へのアプローチを含めたセミナーにも力を入れています。

<一日のスケジュール>
8:00 犬の散歩とケア
9:00 サロンに出勤
10:00 個人セッション
12:00 昼食
13:00 事務作業
16:00 帰宅、夜自宅で事務作業を行うことも

* フラワーレメディー:花のエネルギーを使って感情に働きかけるセラピー


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

一番やりがいを感じるのは、ケアによって犬とご家族の問題が解決した時。例えば年をとって歩行が困難だった犬が、マッサージで凝り固まった筋肉をほぐすことで歩けるようになったことがあります。また雷を怖がったり留守番ができなかったりした犬が、フラワーレメディーで心のケアをすることによって克服できた例もありました。犬とご家族が抱えている問題によって、アプローチの方法はさまざまです。ドッグマッサージを希望される方でも状況に応じてフラワーレメディーが適している場合もありますし、マッサージではなく病院で治療を受けた方がいいケースもあります。セッションやセミナーでは悩みを犬だけでなくご家族全体の問題として捉え、最もよい結果に導けるように心がけています。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

飼い主さんの中には犬に対して先入観のある方もいます。例えば「ドッグランで他の犬と遊べない」と相談に来られる飼い主さんの多くは、「犬は他の犬と仲良くするものだ」という先入観を持ってしまっているんです。人間でも「大勢でワイワイするより1人で過ごす方が好き」という人はいますよね。犬も同じで、それぞれの個性を尊重することが大切だと思っています。先入観を取り除くために時間をかけて丁寧にお話していますが、どのような伝え方をすればよいか悩む時もあります。

たまたま見つけた雑誌記事が、ドッグセラピストを目指す転機に

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

子どもの頃から動物が大好きで、よく捨て猫を拾ってきたり、近所の犬をかわいがって世話をさせてもらったりしていました。ところがある時、近隣トラブルによってその犬が保健所に連れて行かれてしまったんです。幼心にも「なぜ人間の都合で犬が不幸になるんだろう」と大きなショックを受け、人と犬の関係性について考えるようになりました。そんな思いを抱えながら大人になり、専門学校を卒業後は銀行に就職。そして銀行のロッカールームでたまたま手に取った雑誌の中に、ドッグセラピストの記事を見つけたんです。「犬を癒やす仕事がある」ということを初めて知り、「私のやりたかったのはこれだ!」と直感しました。新しい世界への挑戦に1年間悩みましたが、どうしても夢を諦められず、ドッグセラピストになるための勉強を始めました。


Q5. この仕事に就くために学んだことは?

銀行で働きながら週末にスクールに通いました。同時に通信教育も受講し、犬に関わる基本的な知識や、しつけ、マッサージの技術などを学びました。
ドッグセラピストの勉強を始めた頃は、結婚・出産を経て、子育てをしながらフルタイムで働いている状態。家事・育児・仕事・勉強という“4足のわらじ”を履く、ハードな日々が1年ほど続きました。職場の昼休みや夜の時間を勉強にあて、大変なこともありましたが、好きなことを学べる喜びの方が大きかったですね。勉強するのが楽しくて、ワクワクする気持ちがどんどん膨らんでいきました。そして資格を取得して銀行を退職し、その翌月にドッグセラピストとして独立しました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃も犬や猫が大好きで「将来は動物に関わる仕事に就きたい」と考えたこともありました。でも当時はドッグセラピストの一般的な認知度が低く、私自身もこの仕事のことを知りませんでした。ただ昔から変わらない「動物が好き」という気持ちと犬に癒やされた思い出が、今の仕事につながっているのだと思います。

回り道も貴重な経験。「好き」という思いが頑張る原動力になる

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

この仕事をしている人の中には、時々犬のことを思うあまり、飼い主さんに厳しい言葉を投げかけてしまう人がいます。でもそれではこちらの真意が伝わりにくく、お互いの感情に摩擦が生じてしまいます。私は本当に犬が好きだったら、そのご家族のこともきちんと考えるべきだと思っています。そうすることによって犬を取り巻く環境がよくなり、犬と人の両方が幸せな社会を作ることができると思うんです。ドッグセラピストを目指す方には、「犬が好き」だけでなく「人が好き」という気持ちも持っていてほしいですね。また犬は言葉が話せないので「この犬は今どんなことを考えているんだろう」と、しっかり観察ができる人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私がドッグセラピストを目指すようになったのは、銀行に就職して社会人になってからでした。回り道だったかもしれませんが、いろいろな経験を経たからこそ今があるのだと思っています。そしてどんな時も変わらなかったのが「犬が好き」という強い気持ちでした。高校生の皆さんも、学生時代に自分の好きなことを見つけて、目一杯取り組んでほしいと思います。「好き」という気持ちをバネに頑張ることが、きっと将来大きな糧になるのではないでしょうか。



飼っている犬が吠え続けたり食欲がなかったりする場合は、もしかすると何かストレスを抱えているのかもしれません。aziさんは飼い主さんを対象としたセミナーも積極的に行い、家族が自宅で犬のケアができる環境を目指しているそうです。「愛犬の様子が気になる」と思ったら一度ケアを受けてみると、新たな気づきがあるかもしれませんね。


【profile】Dog massage+school*makana* 代表 azi
http://www.makana-lea.com
http://ameblo.jp/aqua1017/

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ドッグセラピスト」
はこんな仕事です

犬もストレスがたまれば、不安から飼い主などに噛みついたり、食欲をなくしたり、吠え続けたりするなど、さまざまな症状が出てくる。ドッグセラピストは、まずは声を掛けたり、触れたり、遊んだりすることで犬のストレスを感じ取り、必要に応じてマッサージやアロマテラピーなどを行い、犬のストレスをケアする仕事である。また、犬を癒すだけでなく、しつけや訓練などを見直すことで犬と飼い主の良好な関係をサポートすることもある。

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