【シゴトを知ろう】不動産企画開発に関する職業 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】不動産企画開発に関する職業 ~番外編~

2017.06.21

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】不動産企画開発に関する職業 ~番外編~

株式会社グローバル・リンク・マネジメントの開発事業部で、自社ブランドマンションを建てるための用地の調査・取得や、建物完成までの進行状況管理を行っている平山彰悟さん。不動産企画開発の仕事はスケールも大きく、高校生の皆さんの中には「どんなことをしているのかピンと来ない」と思う人もいるかもしれません。具体的な仕事の進め方や業務に必要な知識、事前のイメージとのギャップなどを伺いました。

この記事をまとめると

  • 土地勘を鍛えるため、入社後はまず都内のいろいろな場所に出掛けた
  • 取得した土地に合わせて、ふさわしい建物の企画を考える
  • バスタブやキッチンなどの住宅設備は、パッと見れば品番やサイズが分かる

土地の価値を見極めるには、将来を予測する力も必要

――この仕事に就いてから学んだことは?

弊社の場合は入社すると全員が宅地建物取引士の資格を取得します。また不動産業に携わる上で、物件周辺の土地勘を持っていることは非常に重要です。入社当時は東京の土地勘があまりなかったので、まず都内のいろいろな場所を見て回りました。おかげで今では駅名を聞けば、大体の場所や雰囲気、不動産価格の相場などが分かるようになりました。


――勉強のために普段から心がけていることはありますか?

基本はいろいろな物件を見ること。ただ不動産の価格は社会的・経済的要因などにも大きく左右されるため、現在の状況だけでなく将来性を見据えながら判断しなければいけません。将来を予測するために必要なのは経験です。自分だけでは分からないことは、業界内のベテランの方々の話を積極的に聞くようにしています。食事やお酒の席で業界の波や過去の傾向、市況についての見解などを聞き、それらを自分なりに分析しながら“先読みする力”を養っています。

上手に役割分担をしながら、多数の物件を同時に担当

――土地の選定や建物の企画はどのように行うのですか?

土地選定の大きな基準になるのはやはり価格です。金額の条件が合わないと、事業として成り立たなくなってしまいますから。その上で市場ニーズや資産価値の高さなどを検討し、取得を決定します。物件の企画を考えるのは土地を取得してからですね。場所によって見える景色やそこにマッチする建物は異なります。例えば「落ち着いた環境に合った色にしよう」「都心のマンションだからユニークなデザインにしてみよう」など、それぞれの場所に適した建物を考えています。


――物件の進行状況管理は大変なのでは?

自分が土地取得に関わった物件は、建物の完成まで担当しています。今私が担当しているのは、取得検討中の土地が5~6件、建築中の物件が10件ほどです。それぞれが並行して進むので、管理が大変な時もありますね。私とサブスタッフの2人で1案件を担当し、建築中の物件管理は主に部下に任せて私は土地の取得に力を入れるなど、うまく役割分担をしています。
また弊社には私が所属する開発事業部の他、販売・賃貸・建物管理・プロモーションなど、さまざまな役割を果たす部署があります。社内の各部署とも密に連携を取り、仕事がスムーズに進むように心がけています。

外注業者や職人など、多くの人の力で建物を作り上げる

――この仕事をされてから、事前のイメージとのギャップはありましたか?

学生の頃は、マンションなどの建物は不動産会社が全部建てていると思っていました。実際に不動産業界で働くようになって、「建物はこんなにたくさんの人が携わって作っているのか」と驚きました。職人さんだけでなく、内装の補修のために美大生がアルバイトに来てくれることもあるんですよ。開発の仕事は、本当にさまざまな業種の方とお会いする機会が多いです。


――お仕事に関わる「あるある」エピソードがあれば教えてください

住宅設備のメーカーをチェックしてしまうことですね。バスタブやキッチンも、パッと見れば大体サイズや品番が頭に浮かびます。駅からの距離や建物の状態などは分かっても、設備のサイズまで知っている人はなかなかいないので、社員が新しく家を借りる時に「一緒に来て相談に乗ってほしい」と頼まれることもあります(笑)。


――一般の方があまり知らないような業界の常識はありますか?

街並みをよく見てみると、そこに建っている建物の高さが大体同じであることに気付くと思います。それは、土地によって建築物の高さに制限があるから。例えば墨田区ではタワーができてから、街の景観を守るための新たな高さ制限が定められました。また隣接する道路の幅によっても建てられる建物の高さは変わります。広い道路に接している部分には高い建物が並んでいますが、少し脇道に入ると建物の高さは一気に低くなります。街を歩く時はそんなところにも注目してみると面白いと思いますよ。



土地の価値を見極め、どんな建物を建てればいいかを判断するには、その場所のことをよく知っていなければいけません。街の雰囲気や不動産価格の相場、建築物の条件などは場所によってさまざま。不動産企画開発に関する仕事に興味がある人は、土地勘を鍛えるためにもいろいろな場所に出掛け、その土地の様子を観察してみるとよいかもしれませんね。


【profile】株式会社グローバル・リンク・マネジメント 開発事業本部 開発事業部 課長 平山彰悟
https://www.global-link-m.com/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「不動産企画開発に関する職業」
はこんな仕事です

駅前再開発に携わったり、郊外に戸建て分譲宅地を設けたり、遊休地利用や古い建物を新たなビルに建て直したりするなど、不動産の幅広い開発業務を行う。土地の潜在的な有効活用性を見つめ直し、新たな付加価値を持つ不動産を築き上げていく仕事だ。人口、駅の乗降客数、立地条件、用途地域などを分析し、次にどのような建物を建てれば収益につながるのかを調査してから開発が始まる。不動産デベロッパー、ハウスメーカーなどに勤務するケースが多く、不動産鑑定士、宅地建物取引士などの資格があれば役立つといえる。

「不動産企画開発に関する職業」について詳しく見る