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グローバル社会で活躍するための極意。語学力よりも大切なこととは?

2017.05.25

提供元:東洋英和女学院大学

グローバル社会で活躍するための極意。語学力よりも大切なこととは?

あなたは、国際コミュニケーション力が高い人と聞いて、どんな人を想像しますか?
英語のテストの成績が良い人?スラスラと英語を話せる人?
もちろん語学力は重要ですが、異なる文化を持つ人とのコミュニケーションにはもっと大切なことがあります。
それを探りに、国際社会学部 国際コミュニケーション学科 竹下裕子先生の授業「言語と文化とコミュニケーション」に潜入。
「言わなくても分かる」という以心伝心を得意とする日本人の実例から、国際コミュニケーションの秘訣を学びます。

この記事をまとめると

  • 日本特有のコミュニケーション「察し」の文化とは?
  • 伝えたいことは「明示」することが、国際コミュニケーションの第一歩。
  • 英語力をフル活用するために、プラスαの力を身につけよう!

国際協働コミュニケーション:「察し」の文化を越えて

社会のグローバル化にともない、国内にいても外国人と接したり、英語や相手の母語で話したりすることは、今や珍しいことではありません。
ビジネスの世界では、社内に外国籍の同僚がいたり、海外出張で、電話で、メールで、スカイプで、海外の人たちとコミュニケーションをとる場面が増えています。

ただし共通して言えるのは、どの言語を使おうと誰もが”自国の文化”を背負って話しているということ。
私たち日本人は、日本文化を背景とした考え方でコミュニケーションをしているのです。

「コミュニケーション」の語源は、「シェアする」「共有する」という意味を持つラテン語のcommunicare(コミュニカーレ)。
つまり、コミュニケーションとは、双方向のやりとりを通じて、互いの感情や意思、考え、情報を共有すること。逆に、それらが伝わらなければコミュニケーションとは言えません。

一方、日本特有のコミュニケーションに「察し」があります。

アメリカ人をはじめ外国人も察することは日常的に行っていますが、日本人による「察し」のコミュニケーションは外国人にとって分かりにくいのです。
それは、この日本的な「察し」のコミュニケーションが制限的・非説明的・省略的という特徴を持っているから。

過去に、この「察し」が失敗した例がありました。

横浜市の姉妹都市であるアメリカ・サンディエゴ市で、姉妹都市提携50周年の記念式典の開催前に山火事が起こり、サンディエゴ市から「山火事対応のために市長が式典に出席できないかも」という内容のメールが届きます。
慌てた横浜市は「大変な時期に市長訪問は迷惑だろう」と察し、サンディエゴ行きを取り止めました。
その連絡を受け、今度はサンディエゴ市が「なぜ来ない?」とびっくり。

結局、横浜市は後日、あらためて訪米したのですが、サンディエゴ市が考えもしなかった方向に日本的な察しが働いてしまったのです。

日本的コミュニケーションの「察し」から、国際協働コミュニケーションの「明示」へ。

では、この場合、どうすれば良かったのでしょう?

率直に「市長一行の訪問は迷惑ではないですか?」と聞くべきだったのです。

異なる文化や価値観を持った人たちとのコミュニケーションでは、「察し」ではなく、意識的に「明示」することが大切。
国際社会では日本流のコミュニケーションが通用しないことを肝に命じておかなければいけません。

ここで講義は終了し、2つの課題が与えられました。
(その1)身の回りの非説明的な日本語表現を挙げ、(その2)伝わる英文に言い換えるというもの。
課題を考える上で隣の学生と話すことは自由。教室のあちこちでディスカッションが行われていました。

学生から発表された事例は、公園内の「芝養生中」の看板や、「ポイントカードはお持ちですか?」「大丈夫です」というコンビニでのやりとり。
外国人にも理解できるようにするには、「芝への立入禁止」と、「大丈夫」の代わりに「YES」か「NO」と言い換える必要があります。

身の回りのコミュニケーションを見直し、「察し」から「明示」へと変換することが国際コミュニケーションの第一歩なのです。

英語力にプラスαの力を。国際社会で活躍できるグローバル人材をめざして。

この授業を受け持つ竹下先生の専門分野は社会言語学と国際コミュニケーション。
学生時代をアメリカで過ごし、現在はアジア英語について研究されています。

「英語を話す人のうち、ネイティブスピーカーは4億人弱に対し、ノンネイティブスピーカーは20億人強。さまざまな文化を背負った人たちとのコミュニケーションに興味を持ち、この研究を始めました。授業では英語とコミュニケーションを統合して学べるよう心がけています。」

竹下先生はご自身の体験から「TOEICで満点を取った人が国際コミュニケーションの達人とはかぎらない」と語ります。

「英語力をフル活用するためのプラスαの力を身につけてほしい。国際コミュニケーションを通じた喜びや発見を知れば、語学へのモチベーションや次の目標設定にもつながります。」

東洋英和女学院大学はミッションスクールを母体とする大学。
キリスト教の精神に基づき、国際的な幅広い視野と専門的な知識を養う学びが充実しています。

「本学には『いろんな人に会って変わりたい』『いろんなことを知り成長したい』と願う好奇心旺盛な学生がたくさん。意欲の芽を持つ学生は、実際に力を発揮し4年間で大きな成長を遂げています。自由な校風のなかで自分の伸びしろを体感できる大学だと思います。」

グローバル人材に欠かせない、効果的な国際コミュニケーション力。
あなたも英語力プラスαの力を身につけて、世界の人たちと思いや考えをシェアしてみませんか?

【広告企画】提供 : 東洋英和女学院大学

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(外国語)」
はこんな学問です

専攻する言語を選び、その言語を高いレベルで使いこなせる能力を習得する学問。文法や構造、意味など言語学的な観点からの研究のほか、各言語が使われる地域の歴史や政治、文化なども研究することで、世界への理解を深めることにもつながる。また、言語社会心理や言語教育などより深く踏み込んだ視点からの応用研究を行う学校もある。古典小説などの読解力よりも、実用的な語学力に重点を置く学校が多い。

「語学(外国語)」について詳しく見る