【先輩に聞く】志望校選択で押さえておきたいポイント 文系編
メイン
テーマ

今回お話を聞かせていただいたのは、慶應義塾大学 商学部 4年生のAさん。幼い頃から経営者になりたいと考えていたAさんは、会社を経営しているお父さんに相談しながら、将来学ぶべき学問を中学3年生のときに決めたそうです。学問分野を早い段階から絞っていったAさんですが、志望校についてはどうやって決めていったのでしょうか?
この記事をまとめると
- 指定校推薦で商学部を受けられる大学を選んだ
- 総合型選抜の対策として、志望する学部の研究発表会に参加した
- オープンキャンパスでは、授業を受ける場所や先輩たちの雰囲気が分かった
指定校推薦の利用を考え、その中で商学を学べる大学を選んだ
――志望校を決めたのはいつですか?
私は中学3年生のとき、大学では「商学」について学びたいと決め、さらに指定校推薦を利用して進学したいと考えていました。当時通っていた高校から指定校推薦で商学部を受験できるのが慶應義塾大学だったので、志望校を慶應義塾大学にすることを決めました。
高校2年生のときには「慶應義塾大学に行きたい」という気持ちがさらに強まっていたので、総合型選抜を利用できる学部について調べ、商学の他に興味があった「総合政策学部」と「法学部」も受けることにしました。
総合型選抜対策のために、大学の研究発表会に参加
――オープンキャンパスには参加しましたか?
参加しました。オープンキャンパスでは、講義を受ける体験を通じて教授との距離を体感できたり、大学に通っている先輩たちの雰囲気を知ることができました。実際に通学するイメージを持つことができましたね。
また慶應義塾大学は、高校生向けに研究発表を行うイベントも実施していて、そこにも参加しました。僕の場合は総合型選抜対策のため具体的にどのような研究が行われているのかを知っておきたかったという目的もありました。
――入学してから大変だと感じたことはありますか?
大学生活では、自分から積極的に動く必要があり、大変だと感じました。大学では選択の授業も多いので、科目の選び方や学期ごとのスケジュールの組み方なども自分で決めなければなりません。
また、「サークルに行くか」「どういうふうに日々過ごしていくか」なども、自分から情報を集めて選んでいかなければ、周りから置いていかれてしまうことがあります。ただそれは選択の自由度が高いということ。実際1年生の頃は公認会計士の勉強を積極的に行ったりしていました。
大学生活を有意義にするかどうかは自分次第なので、能動的に動くことが大切だと思います。
行きたい学部を早くから決めて、入試方式を調べ、志望する大学を選んでいったAさん。皆さんも進みたい分野が決まったら、自分の通う高校からどのような入試方式を利用できるのか考えながら、志望校を選んでみてはいかがでしょうか? 夢に向かって学ぶことができる学校を選んでくださいね!