【シゴトを知ろう】害虫駆除に関する職業 編

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【シゴトを知ろう】害虫駆除に関する職業 編

2017.06.12

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】害虫駆除に関する職業 編

皆さんの中には、家にゴキブリが出てパニックになったことのある人もいるのではないでしょうか。害虫駆除の仕事をしているアールズホールディングスの吉留健一さんもその一人。吉留さんは黒くて大きなゴキブリが大の苦手だそうです。なのにどうしてそれを仕事にしたのでしょうか? 詳しく伺いました。

この記事をまとめると

  • 一般家庭・飲食店・ホテルなどからの依頼がある
  • 車で移動し一日に複数の現場を回る
  • 基本的には1人で動く仕事なので自由がきく

夏のピーク時には1日30件以上の依頼が来ることも

Q1. 仕事概要を教えてください

害虫やネズミの駆除を行っています。害虫というのはゴキブリ・毛虫・シロアリなどで、季節によってはハチの駆除も行います。一般家庭からのご依頼が6〜7割で、あとは飲食店やホテルなどからご依頼いただくことも多いです。

僕は現場に出ることもありますが、主にはお客様からの依頼を受けてスタッフを振り分ける役目をしています。虫がよく出る夏のピーク時には1日30件以上の仕事が入ることもあります。

スタッフには1人1台車を支給しており、自宅から現場に直行してもらっています。車で移動しながら1日あたり3件くらい回ることが多いですね。前もって組んでいる予定もあれば突発的に入る案件もあります。スケジュールが流動的なので食事や休憩は取れるときに取っています。


Q2. どんなときに仕事の楽しさ・やりがいを感じますか?

依頼されるお客様は当然ですが虫が苦手という方が多いため、すごく感謝していただけることが多いです。「助かりました!」と言われると来てよかったなと思いますし、リピートの注文をいただけることもうれしいです。今までどこに頼んでも改善しなかったけど、うちに頼んだことで虫が出なくなったという飲食店の方もいらっしゃって、系列のお店の仕事をいただけたこともありました。


Q3. 仕事の大変さを感じるのはどんなところですか?

あまりないことですが駆除の成果が出ないときは原因を探るのに苦労します。ネズミの場合に多いですね。というのもビルの中に入っている飲食店さんだと、そのお店だけではなくビル全体で対策しないと改善できないことがあるんです。

実は虫が苦手。だからこそお客様の気持ちがわかる

Q4. どのようなきっかけでこのお仕事に就きましたか?

僕、こんな仕事をしているのですが実はゴキブリが苦手なんです。茶羽ゴキブリは平気なのですが黒くて大きいゴキブリが怖くて。それが当時の彼女と自宅の部屋にいたときに出たことがあり、パニックになって取り乱してしまったんですね。その様子を見た彼女にはドン引きされました。それがきっかけですね。

もともとデスクワークのような仕事は自分には向いていないと思って当時は飲食店で働いていましたが、それをきっかけに害虫駆除の仕事があることを知り、ニーズの高い仕事だし自分に向いているのではないかと思い興味を持ちました。その後知人のツテである外食チェーン店の害虫駆除の仕事を受注できるチャンスが巡ってきて、売上を見込めたところで会社を立ち上げました。僕は専務という立場ですが実質経営を担っています。


Q5. この仕事に就くためにどのようなことを学びましたか?

害虫駆除の開業支援の研修を受けたことがあります。実際に駆除の現場に出てやり方をレクチャーしてもらいました。それからは独学でも学びましたし、オリジナルの薬剤も研究を重ねて開発しています。


Q6. 高校生のときに経験したことが現在のお仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃は何にも考えていませんでしたが……当時から虫が苦手でした。家の中で黒いゴキブリが出たり、セミが入り込んできたときなんかも全く対処できず、ただただ親が帰ってくるのを待つのみでした……。虫は今でもどちらかと言えば苦手です。それを仕事にするのは多分間違っていますよね(笑)。もちろんプロなので仕事には影響しませんし、それに苦手だからこそお客様の気持ちが分かり、親身になれるという面もあるんです。

同じ現場は二つとないという面白さがある

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?

僕が言うのも何ですが、虫が苦手という人には基本的に無理だと思います。ただうちのスタッフにも他は大丈夫だけど毛虫だけは苦手という人もいて、適材適所に仕事を割り振ることはしています。基本的には1人で動く仕事なので自由はききます。決まった時間の中で働きたい人には向いていませんが、1人で気楽に働きたい人には良いと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

この仕事はメジャーな職業ではありませんが、物を売る仕事とは違って、案件ごとに内容が変わる型にとらわれない仕事です。その部分にやりがいを感じる人はいると思います。僕にとってもそこが一番の魅力です。同じ現場は二つとありません。出会う人もさまざまです。それを面白いと思える人にはおすすめできますよ。



苦手なものを仕事にするという発想には驚かされますね! 自宅での“事件”をきっかけに同じように困っている人が多く、それを仕事にする人は少ないだろうという戦略が吉留さんの頭の中でひらめいたようです。人のやらないことをあえてやる“逆張り”の考え方が成功したのですね。


【profile】アールズホールディングス 専務取締役 吉留健一
http://www.rs-holdings.net

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「害虫駆除に関する職業」
はこんな仕事です

客の希望や業務形態に応じて、生活の分野では、シロアリ、ゴキブリ、ダニ、ムカデ、農林・造園の分野ではマツクイムシ、カミキリムシなどの害虫駆除やコンサルティングを行う。害虫発生源の調査や駆除の方法、適切な薬剤の選択はもちろんのこと、国内外の最新情報の提供など幅広い知識と技術が求められる。とくに業務用薬剤には、劇薬などの駆除剤が含まれることもあるので、毒物劇物取扱者の資格を取得するなど、取り扱いには十分注意しなければならない。

「害虫駆除に関する職業」について詳しく見る