【シゴトを知ろう】歯科助手 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】歯科助手 ~番外編~

2017.05.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】歯科助手 ~番外編~

歯科医院では、診療に携わる歯科医師や歯科衛生士の他、受付業務や治療サポートなどを行う歯科助手の人たちも働いています。歯科助手の吉村友里さんに、歯科業界で使われている業界用語や業界の常識、そして歯科医院に行くベストなタイミングについて伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 歯科業界の専門用語、知っていると歯科検診のときに便利!?
  • 患者さんの治療に関わりたい! 歯科助手から歯科衛生士にステップアップを図る人も
  • 痛くなったら歯医者さんでは遅い!? 歯医者さんには定期的に通うべき

「C4」と言われたら即治療! 虫歯は症状によって呼び方が違う

――歯科業界で使われる専門用語には、どんなものがありますか?

高校生のみなさんにとって一番なじみがあるのは、歯科検診で使われる用語ですよね。永久歯は左右共に前歯から1番、2番と順番に数字が大きくなっていきます。奥歯が7番で、もし親知らずが生えていれば8番になります。一方、乳歯の場合は、前歯から順番に「ABCDE」と呼ぶんですよ。

あとは、「斜線」は健康な歯、「C」は虫歯を意味しています。「C」の中でも症状よって分類されていて、虫歯になる危険性がある歯は「Co(シーオー)」、それよりも進行している場合は「C1~C4」と進行段階によって呼び方が変わっていきます。

このような呼び方を知った上で歯科検診を受けると、検査を受けている段階で、自分の歯がどのような状態なのかがある程度分かるので、覚えておくといいかもしれませんね。


――一般の人が知らない歯科業界の常識を教えてください。

右と左の表現が逆になることです。治療する側から見た「左」「右」ではなくて、治療を受ける患者さん側から見た「右」「左」になります。最初慣れないうちは「あれ? どっちだったかな?」と、少し考えてしまう瞬間がありましたね。

他には、歯科医院では治療に水をよく使うため、頻繁にタオルを使います。なので、タオルを洗濯する回数が多いです。日によって変わりますが、午前と午後に2回ずつ、平均すると1日4回くらい洗濯機を回しています。

患者さんの口まわりに触れる仕事。爪は短くネイルはしない

――仕事をする上で制限されることはありますか?

患者さんの口の中は触れない歯科助手でも、爪を伸ばしたりネイルを塗ったりしている人はいないと思います。バキュームでの作業など患者さんの口の近くに触れる仕事もあるので、衛生面のことを考えて、爪は短くするようにしていますね。

また、毎日多くの患者さんと接するので、流行性の病気には気を使っています。私が勤務している歯科医院では、毎年インフルエンザが流行する前に、スタッフ全員が同じ日に予防接種を受けていますよ。


――歯科助手のキャリアパスにはどのようなものがあるのでしょうか?

私が知っている歯科助手の中には、学校に通って歯科衛生士の資格を取った人がいます。
歯科助手は、歯科医師や歯科衛生士の仕事のサポートはさせていただけるものの、歯科医師法で定められているので、患者さんの口の中を触ることはできません。歯科助手だとできない仕事もたくさんあるんです。
すぐそばで歯科医師や歯科衛生士が働くところを見ていると、「自分もできるようになりたい!」という感情が湧く人もいます。歯科衛生士の専門学校の中には夜間部が設けられているところもあるので、昼は歯科助手として働いて、夜は学校に通うこともできますね。

患者さんの緊張をほぐす空気・空間作りを心掛ける

――患者さんと接する際に特に気を使っていることはありますか?

歯科医院にいらっしゃる患者さんは、きっと他の病院に行くときよりも緊張されていると思うんです。「治療の時に出る音や振動が苦手」という声はよく耳にしますし、「治療するときに痛いんじゃないか」「歯医者さんに来るのは久しぶりだから、先生に怒られるかも」といった不安を抱えていると、待合室にいる時でも緊張されるものだと思います。
受付の際は、そのような患者さんの緊張が少しでもほぐれるような空気を作ることを特に心掛けています。


――歯科医院に行くベストなタイミングを教えてください。

歯が痛くなってから歯科医院に足を運ばれる患者さんが多いのですが、痛みの症状が出ているのは、それなりに虫歯が悪化しているからなんです。そうなると、治療に痛みが伴ったり時間がかかったりする可能性があります。

「歯が痛くないから大丈夫」ではなく、最低でも数カ月に1度、定期的にメンテナンスを受けることが理想です。そうすれば、虫歯ができたとしても症状が進む前に治療を受けることができますし、痛みに対する恐怖や久しぶりの歯医者さんに対する緊張を感じることもありませんよ(笑)。


歯科助手として働くうちに歯科衛生士などの新たな目標を見つけ、資格を取得するキャリアパスもあるようです。歯科医院で働きたいと考えている人は、歯科医院ではどんな人たちが働いているのかについて調べてみてはいかがでしょうか。


【profile】森山歯科医院 歯科助手  吉村友里

森山歯科医院 http://moriyama-dental.com/

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歯科助手」
はこんな仕事です

歯科助手は、歯科衛生士と混同される場合も多いが、歯石を取り除くなど口腔内の処置をすることはない。歯科医師のサポート役として診療の準備と介助、受付、事務処理など、幅広い業務を行うのが歯科助手だ。勤務時間の調整がしやすい職業であるため、結婚後も家事と両立させながら、自分のライフスタイルに合わせて働く女性も多い。歯痛などの口腔トラブルを抱えて来院する患者に応対するので、明るくて世話好きな人に適している。民間の団体が認定している「歯科助手資格」を取得すれば就職に役立つといえる。

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