【シゴトを知ろう】歯科助手 編

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【シゴトを知ろう】歯科助手 編

2017.05.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】歯科助手 編

キュイーンという独特の治療音や消毒薬の匂いが苦手で、歯科医院に足を踏み入れただけで緊張してしまう人も多いのではないでしょうか。そんな歯科医院の受付で、優しくてきぱきとした対応で迎えてくれるのが歯科助手の人たちです。
今回は、東京杉並区にある「森山歯科医院」で歯科助手をしている吉村友里さんに、歯科助手のお仕事内容についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 歯科医師法によって定められている歯科助手の業務範囲。受付対応や診療サポートが中心
  • 「誰かの役に立ちたい」という高校生の頃の思いが、今の仕事につながっている
  • 歯科助手が接するのは「お客さん」ではなく「患者さん」。気遣いや思いやりが求められる

仕事をしていると、歯科医師との間に「あうんの呼吸」が生まれる

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

患者さんの受け付けや診療予約、電話対応、レセプト(*)作成などの諸業務が仕事の中心です。治療において歯科医師や歯科衛生士のサポートをすることもありますが、歯科助手が患者さんの口の中を触ることは歯科医師法で許されていないため、治療の際にでる水分や唾液などをバキュームで吸引することが主な業務となっています。

<一日のスケジュール>
09:00 出勤
10:00 受付・電話対応、治療サポート
12:30 昼休憩
14:00 受付・電話対応、治療サポート
20:00 診療終了
20:15 帰宅

*レセプト:診療報酬明細書。保険診療を受けた患者に請求する調剤報酬のうち、健康保険組合などに請求する分の詳細について記した明細書のこと。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

患者さんの治療のサポートについた際、歯科医師からの指示に対して的確に動くことができた時はうれしいです。私がサポートをすることによって治療がスムーズに進み、少しでも患者さんのためになればいいなと思っています。
治療が終わってお帰りになる患者さんから、「きれいになった」「ありがとう」と声をかけていただけると、大きなやりがいを感じますね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

歯科医院によって、使用している機材や治療方法が変わります。歯科医師や衛生士との間にあうんの呼吸が生まれるようになるまでは、少し大変かもしれませんね。
患者さんの虫歯を治したり、歯石を取って歯をきれいにしたりすることは、歯科医師や歯科衛生士にしかできない仕事なので、私が直接患者さんの症状がよくなるための何かをできないことに、もどかしさを感じる時もあります。

歯科助手になるために資格は不要。ただ、民間資格も役に立つ

患者さんが緊張しないよう、待合室の雰囲気にも気を配る

患者さんが緊張しないよう、待合室の雰囲気にも気を配る

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

元々医院で受付の仕事をしていた経験があったので、その経験を生かすことができると考えたことがきっかけです。ただ、バキュームなど経験したことがない業務がある点においては、大きな違いもありました。


Q5. 歯科助手になるために、特別な勉強はされましたか?

民間で認定している資格がありますが、歯科助手になるために資格が必要なわけではありません。私は特に講座などは受講せず、先輩方から教えてもらうことでスムーズに仕事ができるようになりましたが、業務上必要な知識を身に付けることができるので、資格を取得することは無駄にはならないと思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃の自分を振り返ってみると、具体的な夢は描けていませんでした。ただ、人と接することが好きで、誰かのためになる仕事をしたいと漠然と考えていました。そういう意味では、歯科助手の仕事はどちらにも当てはまりますし、思い描いていたものとつながっていると感じますね。

患者さん、そして歯科医師や歯科衛生士に対しても細やかな気遣いが大切

Q7. どういう人が歯科助手に向いていると思いますか?
 
レセプトや会計など数字を扱う業務があるので、丁寧に細かく仕事に取り組むことができる人が向いていると思います。
治療のサポート面でいえば、気を配れることが大切ですね。経験を積むことによって分かってくる部分なのですが、歯科医師や歯科衛生士が何を求めているのかを考えることが、速やかな対応につながります。
患者さんに対しても同様で、普通の接客業とは違って歯科助手が接するのは「患者さん」ですので、気遣いや思いやりを持って接することができる人が、歯科助手に向いていると感じますね。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

「将来のことをまだ具体的に考えられない」という人が多いかもしれません。私もそんな高校生でした。自分の人生を決めるのは自分以外の誰でもないですし、将来のことを考えて深く悩む時間を持てるのは、学生時代だけだと思います。
高校生ならいろんな可能性にチャレンジできるので、今のうちに大いに悩んで、「やりたい」と心から思えることを見つけられるよう、頑張ってみてください。


歯科助手の方たちは、歯科医院の顔として受付で患者さんを迎えるだけではなく、歯科医師や歯科衛生士の治療をサポートする重要な役割も担っています。円滑な治療を患者さんに提供するという点では、歯科助手は歯科医院における潤滑油のような存在といえそうです。誰かの役に立つ仕事がしたいと考えている人は、歯科助手の仕事について調べてみてはいかがでしょうか。


【profile】森山歯科医院 歯科助手 吉村友里

森山歯科医院 http://moriyama-dental.com/

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「歯科助手」
はこんな仕事です

歯科助手は、歯科衛生士と混同される場合も多いが、歯石を取り除くなど口腔内の処置をすることはない。歯科医師のサポート役として診療の準備と介助、受付、事務処理など、幅広い業務を行うのが歯科助手だ。勤務時間の調整がしやすい職業であるため、結婚後も家事と両立させながら、自分のライフスタイルに合わせて働く女性も多い。歯痛などの口腔トラブルを抱えて来院する患者に応対するので、明るくて世話好きな人に適している。民間の団体が認定している「歯科助手資格」を取得すれば就職に役立つといえる。

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