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「アドミッションポリシー」ってなに? 自分に合った進学先を知るポイントとは

2017.04.27

提供元:マイナビ進学編集部

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「アドミッションポリシー」ってなに? 自分に合った進学先を知るポイントとは

この春3年生になった人は、いよいよ進路選択に本格的に取り組む時期になりましたね! 進路選択では、自分に合った学校を見つけたいもの。でも、行きたい学校についてきちんと調べずに志望校を決めてしまい、入学後に後悔……なんて声もあります。そんなときに役に立つのが、「アドミッション・ポリシー」です。

アドミッション・ポリシーについて知ることは、学校選びや入試の傾向をつかむ手がかりになるんです!

この記事をまとめると

  • 「アドミッション・ポリシー」とは、各学校が出している「入学者受け入れ方針」のこと
  • アドミッション・ポリシーを見れば、学校と自分との相性がイメージしやすくなる
  • そのほかにも試験の傾向などが書かれていることもあり、進路選びで役に立つ

「アドミッション・ポリシー」から、自分と大学との相性を見てみよう

アドミッション・ポリシーは、各学校が出している「入学者受け入れ方針」のこと。これは多くの大学や専門学校のWebサイトなどに載せられています。このアドミッション・ポリシーを知ることは、学校選びや受験の準備をする上でとても重要です。

アドミッション・ポリシーには、それぞれの学校が「どんな人材を育てているのか」といったことが書かれています。例えば学校によって、「専門的な知識を身に付けたと指導者を育てることを目的としている」「広くに渡る専門的知識とリーダーの役割を担うことができる女性の育成を目指しています」といった言葉がつづられています。

これらは学部ごとに定められている場合も多く、例えば、ある大学の経済学部では、「国内のみならず海外への幅広い視野を持って経済や経営の仕組みを理解できる人」といったことが書かれています。ここから、経済学を学ぶ上で、特に国際経済に力を入れていることが分かります。このように、アドミッション・ポリシーを読めば、その学校や学部で学んだ先に、自分がどんなふうに活躍ができるようになるのかがイメージしやすくなります。

また、多くの学校では、アドミッション・ポリシーには「求める学生像」が書かれています。例えば学校によって、「知識を探究・追求する心を常に忘れず、勉学・研究への意欲のある学生の入学を期待している」「英会話や文書のやり取りを通じた語学コミュニケーション能力を重視する」などが書かれています。学校選びの際は、自分の性格や考え方、興味関心の傾向と、各学校の「求める学生像」を照らし合わせて、自分に合った学校を考えてみるといいでしょう。

ちなみに「AO入試」の「A」は「入学」という意味の「アドミッション」ですが、この入試で生徒を審査する基準となっているのもアドミッション・ポリシーです。

本格的に受験勉強に入る前に、入試の傾向も確認できる

アドミッション・ポリシーには、入学試験の方針が書かれていることも多いもの。

例えば、「理系の学科の受験者にも文系の基礎知識が求められる」や「特別な知識量ではなく、持っている知識を総動員して問題を解く能力」といった、入試で押さえておきたいポイントを知ることができます。

また、入試の前期日程と後期日程で求められるものの違いが書かれている場合もあります。例えば、前期日程では「生物の基礎知識だけでなく、データや図形を理解する能力」、後期日程では「『センター試験』の理科のジャンルの試験結果が重要視される」など、事前に入試の傾向を知るきっかけになります。

受験勉強を進める上でのヒントとなる情報も多いので、本格的に入試の準備に取り掛かる前に早めに確認しておきたいですね。

アドミッションポリシーの読み解き方

以上を踏まえ、アドミッション・ポリシーを読み解いてみましょう!

〈例文〉○×大学法学部のアドミッションポリシー

●人材育成の目的
当大学の法学部は、ものの見方や考え方を法的な視点で学ぶことによって、法律をもとにした思考力や知覚力を備えた人材を育てることを目的とする。

このような教育理念のもと、以下のような学生を求めています。
・法律と社会の関係、また、それにまつわる人々の視点や考え方に興味があること。

法律と社会は、密接な関係にあります。社会背景、人々の考え方、生活への影響などを知ることは、法律を知る上で重要です。そのためにも、法律そのものだけでなく、社会や人間との関わりに興味を持って学ぶことができる姿勢を求めます。

●高校までの能力に対する評価(選抜方法)
(1)一般入試、大学入試センター試験利用入試では、高等学校での学習の達成度をもとに、法学部における学習・研究を行うための基盤となる学力を判断します。
(2)公募制の推薦入試では、社会や法律にまつわる活動に携わり、その成果を残してきた人に対し、面接や小論文などを通して選考を行います。また指定校制の推薦入試では、学校長から推薦された人に対し、面接を通して選考を行います。

読解のポイント

①各大学の強みや特色を踏まえ、どのような知識や技術を身に付けることができるのか
⇒「ものの見方や考え方を法的な視点で学ぶことによって、法律をもとにした思考力や知覚力を備えた人材を育てる」

この一文から、この大学の法学部で学ぶことによって、法学の知識が身に付くだけでなく、思考力や知覚力を総合的に養えることがイメージできます。

②どのような能力・人物像が求められているのか
⇒「法律そのものだけでなく、社会や人間との関わりに興味を持って学ぶことができる姿勢」

この一文からは、普段の生活や人間関係の背景にある、法律について学びたい、という人が求められることが分かります。

③入試ではどのような要素に比重を置くのか、どのような評価方法を活用するのか
⇒「公募制の推薦入試では、社会や法律にまつわる活動に携わり、その成果を残してきた人」

公募制の推薦入試を検討する人は、社会や法律にまつわるボランティア活動などを行うことが必要であると読み取れますね。

これらのポイントを押さえながらアドミッション・ポリシーを読むことで、進学や入試のイメージがぐっと湧くはずですよ。

アドミッション・ポリシーはAO入試のためのもの、といった印象があるかもしれませんが、自分と学校との相性を見極める上で、皆が知っておきたい情報です。「アドミッション・ポリシーに書かれているような人間に成長したいな」というイメージが湧いたら、その学校はあなたに向いているかもしれません。また、入試傾向が分かれば、自分の現在の成績でその学校を狙いやすいかどうか、また、足りない部分を補うためにどんな受験勉強をすればいいのかといった戦略を立てられます。気になる学校のアドミッション・ポリシーを読解して、ぜひ学校選びに役立ててくださいね!

【参考文献】
文部科学省|現行の大学のアドミッション・ポリシー (入学者受入方針)に関する資料 (高等教育局大学振興課 大学入試室)
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/04/06/1356363_01.pdf