進路選びのイメージが湧かない……そんなときは、まずは自分のことを知ろう!
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将来やりたいことやなりたいものを実現していくためにも、じっくり考えたいのが進路選択のこと。その最初のきっかけになりそうな高校1年生秋の文理選択に向けて、進路について少しずつ考え始めていきたいですよね。
でも、進路のことを考えようと思っても、自分が進みたい道がまだ見つからない……という人も多いと思います。そんなときは、まずは自分の「興味」や「関心」を知ることから始めてみましょう!
この記事をまとめると
- まずは自分の「興味」や「関心」を知ることから始めてみよう
- 自分の好きなことや興味のあるものを「ノートに書き出してみる」ことが大事
- 興味や関心が、将来の「学びたいこと」「目指したいもの」につながる
まずは自分の興味や関心をノートに書き出してみよう!
まずは自分の興味や関心をノートに書き出してみよう!
進路選択の最初の一歩は、「自分を理解すること」から始まります。「自分のことでしょ? もちろん知ってるよ!」と思うかもしれませんが、自分が好きなことや興味のあるものをうまく言い表せない人も意外と多いのではないでしょうか。「自分は何が好きなんだろう? 何がやりたいんだろう?」と考え込んでしまうときもありますよね。
そんなときは、頭の中にあるぼんやりとした考えをはっきりと理解するために、自分の好きなことや興味のあるものを「ノートに書き出してみる」ことから始めてみましょう。自分の趣味、テレビやインターネットで見かけて気になったこと、普段の生活で大切にしていることなど、思いついたものを書いていくと、自分が興味や関心を持っているものがだんだんと目に見える形で分かってくると思います。
興味や関心が、将来の「学びたいこと」「目指したいもの」につながる
これらの興味や関心を知ることによって、あなたが「目指したいもの」や「学びたいこと」が少しずつ見えてくるはずです。
例えば、好きなことを書き出したときに、「絵を描くこと」「自分が描いた絵が友だちに褒められること」「好きなアーティストの作品を見ること」「自分の絵を使って、学校のイベントのポスターを作ること」といったことを書き出したならば、あなたはイラストを描くことや美術、デザインに興味や関心を持っている可能性が高いといえます。自分がいつの間にか好きになっていたことを理解できたら、そこから「目指したいもの」や「学びたいこと」を考えてみましょう。
例えば、将来の仕事について考えたときに、イラストや美術、デザインへの興味や関心を生かせるのは、「イラストレーター」や「デザイナー」といった、デザイン・芸術系の仕事が考えられます。自分が描いたイラストがグッズになったり、雑誌の表紙になったり、絵を描く楽しさを仕事にできたらうれしいですよね。
自分が「目指したいもの」が分かったら、それをかなえるために「学びたいこと」を考えてみましょう。例えば、芸術・デザイン系の仕事を目指すならば、美術系の大学に進学して、「デザイン学科」や「美術学科」などで絵を描くための技術や知識を身に付けることは、きっと将来の仕事に役に立つはずです。
このように、自分の興味や関心を知ることは、「目指したいもの」や「学びたいこと」を知ることにつながります。最初に自分の好きなことや興味のあるものをノートに書き出すときは、それらが「なぜ好きか?」「なぜ大切に思うのか?」を考えながら、その理由を考えてみることで、「目指したいもの」や「学びたいこと」がより具体的に見えてくるはずです。
好きなことが見つからない、という人は診断ツールを利用して自分のことを客観的に見てみよう
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▼進路のミカタWEB|適学・適職診断
https://mikata.shingaku.mynavi.jp/tekisei/
自分のことを理解できれば、進路選択のイメージもぐっと湧くはず。将来やりたいことやなりたいものを見つけ、それを実現していくためにも、まずは自分の興味や関心を知ることから始めてみてはいかがでしょうか!