【シゴトを知ろう】レッスンプロ 編

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【シゴトを知ろう】レッスンプロ 編

2017.06.08

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】レッスンプロ 編

男女がペアになり、音楽に合わせて優雅に踊る社交ダンス。小中学生からシニアまで幅広い層に親しまれ、趣味としての人気も高まっています。また踊りを楽しむだけでなく、ダンスの技術や芸術要素を競うものを競技ダンスと呼びます。現役のプロ競技ダンサーであり、社交ダンススクールで講師を務める石口瑞恵さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • スクールでのレッスンのほか、出張レッスンやイベント出演も
  • ダンス講師の大半は現役の競技ダンス選手
  • 競技ダンスを始めたのは大学時代。それまでのダンス経験はほぼ無し

「踊れるようになった」と喜んでくれる姿を見るのが一番のやりがい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

社交ダンススクールでダンスの講師を務めています。スクールでのプライベートレッスンやグループレッスンの他、週に何度かは地域のサークルやカルチャーセンターでの出張レッスンも行います。シーズンによってはパーティなどのイベント出演やデモンストレーション、講習会などを行うことも。社交ダンスは「大人のダンス」というイメージが強いかもしれませんが、お子さんから中高年の方まで幅広くレッスンをしています。
また私をはじめ、ダンス講師のほとんどは現役の競技ダンス選手です。シーズン中は月2回くらいのペースで競技会に出場するため、自分自身のレッスンも欠かせません。

<一日のスケジュール>
※自分自身のレッスンがある場合は9:00頃~レッスンを受けに行く
12:00 出社
プライベートレッスン、出張レッスンなど
※休憩や食事はその日のスケジュールに合わせて随時
22:00 レッスン終了
22:30 練習
24:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

特にプライベートレッスンの場合は生徒さんと1対1で向き合うことになり、その分つながりも強くなります。いろいろなアドバイスをして「分かりやすかった」「できるようになった」と喜んでもらえると、とても大きなやりがいを感じます。一方で、パーティなどのイベント出演時にたくさんの方が喜んでくれる姿を見るのも、レッスンとはまた違った楽しさがあります。またプロの競技ダンス選手としては、やはり競技会で良い結果を出せたときが一番達成感を得られる瞬間です。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

スクールでは月曜日から土曜日までレッスンを行いますが、さらにシーズン中は日曜日に競技会が開催されます。オフシーズンでも週末にパーティ出演が重なってしまうと、丸々1カ月休みが取れないこともあります。好きでやっている仕事なので仕方がない面もあるのですが、休日が少ないと自分の競技に集中したり体のケアをしたりするのが難しいですね。

「舞台の仕事がしたい」と進学した大学で競技ダンスに出合う

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

小学校から高校までずっとバスケットボールをやっていて、ダンスとは無縁の生活を送っていました。ダンスを始めたのは高校3年生のとき。「舞台関係の仕事に就きたい」と宝塚音楽学校を志望し、受験のためにクラシックバレエを始めたんです。宝塚は残念ながら2次試験で不合格となってしまったのですが、舞台への別の道を模索し、体育大学で舞踊学を専攻しました。そこで競技ダンス部に出合い、その楽しさに惹きつけられました。それまで周りは子どもの頃からずっとバレエをやってきたような人たちばかりで、高校3年生から始めた私は練習についていくのもとても大変でした。でも社交ダンスはほぼ全員が大学からのスタート。小・中・高とスポーツをやってきた私にとっては、意外と体育会系だったことも性に合いました。大学1年の頃には「将来はプロになろう」と決め、大学卒業後は当時通っていた教室にそのまま入社しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

舞踊学を専攻し、クラシックバレエ・モダンバレエ・ジャズダンス・タップダンス・フラメンコ・日本舞踊などさまざまなジャンルのダンスを学びました。また振付法やスポーツ科学・栄養学・スポーツ心理学などの勉強も行いました。クラシックバレエはやはりダンスの基本ともいわれるものですし、姿勢や振付、しぐさなど他ジャンルのダンスから得たものもたくさんあります。いろいろなダンスを学んだことは、今の仕事にとても役に立っていますね。あと、日本舞踊の勉強のおかげで簡単に浴衣を着られるようになりました(笑)。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代は小学校から続けていたバスケットボールに打ち込んでいました。自分と向き合い集中すること、仲間と助け合い信頼関係を築くことなど、スポーツを通して経験した全てが今の仕事に生きています。その後バレエを始めてからも、振付を覚えるのだけは早いと褒められたのですが、それもバスケをやっていたおかげかもしれません。
私はもともと1つのことに没頭するタイプで、部活引退後も「周りに流されて何となく大学に行くのは嫌だな」と思っていました。やりたいことを探す中でミュージカルの舞台に興味を持ち、「舞台の仕事に就きたい」と決めてからは、その目標に向けて一直線に進んでいきました。バレエや歌のレッスンの他、レッスン費用のためにアルバイトをしたり、演技のワークショップに通ったり、いろいろなことに一生懸命取り組んでいました。

「意志あるところに道あり」。自分で選択すれば必ず道は開ける

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?

どんな仕事にも大変なことやつらいことはあるはずです。でもそれが自分で選んで決めた仕事なら、苦労も自分の中で消化して乗り越えていけると思うんです。ダンス講師も休みが少ないときがあったり練習が思うように進まなかったりと、楽しいことばかりではありません。だからこそ「ダンスが好き」「ダンスの仕事をしたい」と思う人に就いてほしいと思います。
また、これまで他のジャンルのダンス経験があり「社交ダンス・競技ダンスに興味がある」という人にも挑戦しやすい仕事かもしれません。私も競技ダンスを始めたのは大学時代ですし、このダンスはバレエなどに比べて大人になってからでも取り組みやすいのが特徴です。インストラクターの資格もあるので、興味のある方は勉強してみると良いと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私には中学生のときに本で読み、ずっと心に留めている言葉があります。それが「Where there's a will, there's a way」、日本語で言うと「意志あるところに道あり」という意味です。自分で考え決めたことであれば、どんな道に進んだとしても必ず道は開けるはずです。私も大学で競技ダンスに出合い、当初の「舞台の仕事」という夢との食い違いに悩んだ時期もありましたが、自分で「競技ダンスのプロになる」と決めて現在の仕事に就きました。高校生の皆さんも、これから将来に向け選択に迷う場面があるでしょう。でも自分自身で選んだことなら、後で変更したとしてもきっと大丈夫なはずです。「周りがやっているから」「人に言われたから」ではなく、自分が思う道を進んでいってほしいと思います。



高校時代から、自分の好きなことにまっすぐ取り組んできた石口さん。「バスケットボール」「舞台」「競技ダンス」と夢が変わっても、自分で決めたことだからこそ迷いなく進んで来られたのですね。社交ダンスや競技ダンスは未経験でも始めやすいそうです。「ダンスに興味がある」という人は、スクールなどで一度体験してみてはいかがでしょうか。


【profile】檜山ダンススクール 石口瑞恵
http://www.hiyamadance.com

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「レッスンプロ」
はこんな仕事です

主に社交ダンスなどの技術を、趣味や健康維持、競技出場をめざして学ぶ人たちに教える仕事。アクティブシニアからジュニア層、ナショナルチームなど、対象ごとに求められる教師や指導者の資格が細分化している。風営法の規制により、パーティーなどでダンスの相手をする場合にも資格が必要であり、資格認定を行う団体も一般社団法人や公益財団法人など複数存在する。自分のプランに合った団体を選んで練習や講習会を経験するとよい。競技会で上位入賞すれば教師としてのランクも上がる。

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