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【シゴトを知ろう】ライター 編

2017.05.31

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ライター 編

書籍や雑誌、Webメディアなど、多くの人が目にしている文章を執筆しているのがライターと呼ばれる人たち。「マスコミで仕事をしたい」と思っている人の中には、独自の視点で情報を伝えるライターの仕事に憧れを抱いている人もいるのではないでしょうか。
今回は、編集プロダクションで経験を積んだ後独立し、フリーライターとして活躍されている岩根彰子(いわねしょうこ)さんに、ライターの仕事に就いた経緯や仕事として記事を書く上で苦労することなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 文字数や締切など、仕事である以上制約がある。満足できる文章を書くのは難しい……。
  • 組織の中で経験を積んでから独立。編集プロダクションで身に付けたこととは?
  • 見て・読んで自分がどう感じたのかを考えることが大切

見出し職人に助けてほしい! 記事執筆とは別の苦労も

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

フリーランスのライターとして活動しています。特に分野を絞って仕事をしているわけではないので、依頼される内容によって書く記事の内容はさまざまですね。
雑誌であればタレントさんにインタビューしたり、大学のWebサイトに掲載するのであれば、先生にお話を聞いたりして記事を書きます。単行本の場合だと、ライターとして書くこともありますが、編集の立場で携わらせていただくときもあります。私の場合、誰かにお話を伺ってそれを基に記事を書くのが、基本的な仕事となります。

<ある一日のスケジュール>
09:00 取材に出発
11:00 取材
13:00 外出先でパソコン作業
16:00 編集部で打ち合わせ
18:30 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

私が書いた原稿を読んで「おもしろかった」と言っていただけたり、いい反応が返ってきたときは、やりがいを感じます。
インタビューをさせていただいた方が、「自分が言いたかったことを簡潔にまとめていただけてうれしかった」とおっしゃっていたと編集の方経由で聞いたことがあって、その時はとてもうれしかったですね。


Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?

特に雑誌など紙の媒体の場合は、いろいろとお話を聞かせていただいたにも関わらず、決められている文字数との兼ね合いで記事にできない部分が出てきてしまうことがあります。また、締切があるので、時間的な制約もあります。時には、取材した翌日や翌々日までに原稿を仕上げなければならないこともあるんです。
そういう制約があるため、自分が100%満足できる文章を作ることができているのかどうか、悩むこともあります。

あと、実は大変なのが、見出しをつけることですね。本文は書けているのに、見出しを考えるのが苦手でそちらに時間がかかってしまって……。ライター仲間にも結構そういう人がいます。見出しを考えてくれる職人がいて、私の代わりにやってくれたらいいのになと思う時があります。

本や映画、テレビが好きだったけれど、大学時代は物理を専攻

学生時代から友人と文芸誌を作っていた岩根さん

学生時代から友人と文芸誌を作っていた岩根さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯で現在のお仕事に就きましたか?

大学生の頃から出版や編集に興味があったので、大学を卒業して編集プロダクションに入社しました。3年ほどそこで仕事をした後フリーライターになって、現在に至ります。
編集プロダクションにいたときは、記事を書く仕事だけではなく、DTP(*)編集用ソフトを使ってレイアウトを組んだりもしていました。出版にまつわる仕事の進め方やパソコン、DTPソフトの操作方法を覚えることができたのは、自分にとって大きかったですね。

*DTP:Desk Top Publishingの略。パソコンを使って、書籍などの印刷に使用するデータを作成すること。


Q5. 大学では何を学びましたか?

本を読むのが好きだったので文系に進もうと考えたこともあったのですが、理系の勉強は大学じゃないとできないかなと考えて、理系に進学しました。理学科で物理を専攻しましたが、教養学部だったので文系の授業を受けることも可能で、英米文学の勉強もしていましたね。
卒論のテーマは「科学の歴史」についてでしたが、実験についていくのが難しくて卒業研究はしなかったので、理系の中でも文系学部に近い雰囲気でした。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の時に具体的な夢は考えていませんでしたが、映画やテレビを見るのが好きでした。当時はそれが仕事につながるとは全く思っていませんでしたが、その時に蓄積された知識や経験が、ライターとして仕事をする上で非常に役立っています。
そう考えると、好きなことはやっておいて損は無いと思います。いつか役に立ったり、自分の武器になる可能性がありますからね。

ライターに求められるのは、どんなことに対しても深堀りする姿勢

Q7. どういう人がライターに向いていると思いますか?
 
日記をつけることや、携帯電話のメモ機能やインターネットのブログを利用して文章を書くことが好きな人が向いていると思います。書くことが嫌いな人は向いていないかもしれないですね(笑)。

あとは、物事を深堀りしていくことやその背景について調べることが好きな人もいいと思います。例えば一本の映画を見たとき、「どんな人が監督しているんだろう」「主演の人は他にどんな役を演じているのかな?」と考えて別の作品を見てみるなど、一つのことに満足してしまうのではなく、つながっている物に対して自然と興味を持つことができる人ですね。そういう力がライターには求められるのではないかと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私の場合、高校時代はまだ「仕事」というものを強く意識してはいませんでした。進路は学びたいことを基準にして選びましたし、好きなことをして過ごしていました。
いざ「これを仕事にしよう」と思ったら、自然と方向性が定まってくるものだと思います。なので、そうなるまではあまり決め過ぎないで、さまざまなことに目を向けてほしいです。いろんなものを読んだり見たりしたときに、自分はそれに対してどう思ったのかを考えることが大切だと思いますね。


ライターの仕事には、ただ単に文章を書くだけではなく、物事をより掘り下げて捉えることが必要とされます。文章を書くことが好きでライターを目指している人は、岩根さんがおっしゃっているように、さまざまなものに興味を向けて知識や経験を積み重ね、自分独自の視点を養うことを意識してみてはいかがでしょうか。


【profile】ライター 岩根彰子(いわね しょうこ)

映画、テレビ、音楽などのレビューサイト「103(ひゃくさん)」
https://www.review103.com/

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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はこんな仕事です

出版社や新聞社、Web制作会社などから依頼を受け、さまざまな文章を書く仕事。ルポライター、ノンフィクションライターなど、書く内容によって呼び名が異なる。編集者とともに資料を収集し、記事の構成や取材先も決定。カメラマンを伴って取材に出かけることも多々ある。また、独自に取材や調査を行い、その記事を新聞社や出版社に売り込むケースもある。政治からスポーツ、科学、エンタテインメントまで、どんな記事でも書けるタイプのライターもいれば、特定の専門分野を得意とするライターもいる。

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