【シゴトを知ろう】スポーツプロモーター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】スポーツプロモーター ~番外編~

2017.06.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】スポーツプロモーター ~番外編~

高校・大学を自然あふれるカナダで過ごし、財務や経営のプロとしてグローバルに活躍するビジネスパーソンを経て、今は日本でアウトドア企画の会社を運営し、スポーツ大会の企画運営をコーディネートするスポーツプロモーターとしても活躍する北村ポーリンさん。高校時代に抱いていた夢の話や、これまでのキャリアや今の仕事を選ぶ軸となった「冒険」というテーマについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 一度決めた進路は後で変えてもいい。真剣に取り組めば無駄にはならない
  • 趣味を仕事にするにも、自分のためではない「志」があると取り組みやすい
  • 高校生のうちはアウトプットよりインプットをたくさんしよう

天気による予定変更が一番のストレス

――大会運営をしていて、予想外のハプニングに見舞われたことはありますか?

あらゆるリスクを想定して臨んでいますが、アウトドアイベントなので天気の影響は受けやすいですね。昨年の伊豆大島のイベントでも、翌日に台風が来るという予報が出てしまったことが。既に参加者を島まで船で誘導していたのですが、翌日の午後便からの欠航が決まり、やむを得ず大会を中止してその日の朝一にまた船で帰っていただいたこともありました。何カ月も準備してきたことが台無しになり大きなストレスを感じましたが、仕方ないですね。自社の登山イベントで、日程を少しずつ変えているのに5年間連続雨というものも……。てるてる坊主がいっぱい必要な仕事です(笑)。

キャリアの悩みは尽きない

――ポーリンさんは高校生の頃はいろいろな進路の方向性を探ったそうですね

子どもの頃から「冒険」が好きでしたから、それがずっと私の核にあったことは間違いありませんが、将来の仕事選びは模索しました。高校生の頃は宇宙探検に憧れ、宇宙飛行士になるために理工学部へ進学することを考えたこともあります。オープンキャンパスへ行ったり、高校で物理・化学・生物の授業も取ってみたのですが全然興味を持てなくて……。エンジニア方面も検討しましたが、「車の仕組み? 動けばいいじゃん」と考えてしまい(笑)、世の中の「なぜ?」を追求する気持ちが持てない私には理系は向いていないのだと気づきました。弁護士としてNASAに入る道も考えましたが飛行士でないと宇宙には行けないし……。じゃあ宇宙に行けなくてもいいから世界に出て新しいものに触れようと考えました。それも冒険だろうと思い、グローバルに活躍できる会計士を目指したんです。


――カナダの大学院でMBA(経営学修士)や公認会計士の資格も取ったんですよね。その経験も今に生きていますか?

大会運営の仕事ではイベントの企画や予算を作ったり、集客プランを考えたり、お金の管理も行うので、大学院で学んだマーケティングの知識や会計士時代に学んだプロジェクトマネジメント・財務の知識は今に生きています。
高校生の皆さんに伝えたいのは、一度決めた進路でも「違うな」と思ったら変えてもいいんだということ。とにかく今、自分が「面白い!」と思ったことをやるといいと思います。私は大学に入る寸前に進路を修正しましたし、大学に入ってからは弁護士と会計士で迷い、卒業後に就いた仕事と今の仕事も全く違うものです。アウトドアの仕事は続けていくつもりですが、その中でも「今後のキャリアをどうしていこうか」という悩みは尽きません。選んだらもう変更できないということはありません。その時々で真剣に考えて取り組めば、何らかの形で自分のものにできますから、積極的にいろんな経験を積んでほしいなと思います。

人はなぜ山に入り、海に行くのか

――今は日本でアウトドアの仕事をされていますが、子どもの頃から住んでいたカナダの大自然が恋しくなることはないですか?

住んでいた頃は特別な思いはありませんでしたが、今思えば日本にはない手つかずの大自然があったなと思います。日本では、特に関東近辺の自然スポットは、どこに行っても人がいますし、テントを張れる場所にも制限があります。カナダでは日々の忙しさから抜け出すために、人のいない自然の奥地まで入ってキャンプすることがよくあります。「ウィルダネスキャンプ」というのですが、それはまたやってみたいですね。

――プライベートでもアウトドアを楽しんでいますか?

趣味なので今も楽しんでいますよ。趣味を仕事にすることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、私は趣味をもっと楽しみたくてこの仕事をしているわけではありません。もしそうだったら飽きてしまうかもしれません。私がこの仕事をしている理由は、人が元気になるきっかけを作りたいからです。その人が自分の人生により豊かな輝きや楽しさを見つけてほしいという願いがあります。人はなぜ山に入り、海に行くのかと考えると、そうしたことを求めているからだと思うんです。


――今後チャレンジしてみたいことはありますか?

会社は今年で10年目を迎えました。走り続けてきたので、少しリフレッシュしてインプットする時間がほしいなと思っているところです。新しいアイデアや新鮮な気持ちを得て企画にも生かしていきたいですね。
高校生の皆さんには、まだアウトプットはそんなにしなくてもいいから、たくさんインプットをしてほしいなと思います。いろんなことに挑戦してみてください。将来につながらないように思えることでも、どこかの時点でその経験が生きることが必ずあります。



カナダの高校生だったポーリンさんのお話を聞くと、将来の無数の可能性にワクワクしながらも分からないことだらけで悩む高校生の姿というのは、日本と変わらないのかなと感じました。やはりポーリンさんの言うように「いろいろなことに挑戦してみる」ことが大切なようですね。それによって点と点がつながり、視界が開けていくのではないでしょうか。


【profile】アドベンチャーディバズ株式会社 代表取締役 北村ポーリン
https://www.adventure-divas.com

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スポーツプロモーター」
はこんな仕事です

スポーツに関するイベントの、企画・開催・運営をトータル的に行う仕事。大会や国際試合などを開催するにあたり、場所や日時をセッティング。会場設営や宣伝活動、メディアへの対応なども行う。イベントに関するほとんどの業務に携わり、指揮や管理をしていくためリーダーシップが問われる。また、出場選手や団体と交渉したり運営スタッフを取りまとめたりと、高いコミュニケーション能力が求められる場面も多い。とくに必要な資格はないが、スポーツに精通していて、人を楽しませることが好きな人に向いているだろう。

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