【シゴトを知ろう】店舗開発・店舗プロデューサー 編

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【シゴトを知ろう】店舗開発・店舗プロデューサー 編

2017.05.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】店舗開発・店舗プロデューサー 編

話題のスイーツを扱うお店から最新のファッションがチェックできるお店まで、デパートやショッピングセンターなどの商業施設には多彩なお店があり、足を運ぶだけでワクワクするような空間を提供しています。そのような商業施設やお店が誕生する裏側で活躍しているのが店舗開発・店舗プロデューサーの人たち。
今回は、飲食店やオーガニックコスメのセレクトショップのプロデュースなどを手掛けている高島辰美さんに、お仕事を始めるきっかけとなった出来事などのお話しを伺いました。

この記事をまとめると

  • 理想を形にするためにけんかになることも! 粘り強いコミュニケーションによって信頼が強まる
  • 「好き」や「好奇心」が店舗プロデュースをするきっかけになった
  • 各分野のプロと渡り合うために必要なのは、タフな心と柔らかい頭

プロジェクトの中心で闘う仕事。武器はコミュニケーション力! 

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

出店場所となる不動産の調査から開店までを管理する「店舗開発」と新規でオープンする店舗の企画立案からオープン後の運営までを行う「店舗プロデュース」のお仕事をしています。

店舗開発は、商業施設の企画・設計・デザインをするにあたって、専門家の立場から店舗作りを考える仕事です。クライアント(依頼主)は、デベロッパー(開発業者)になります。
商業施設がオープンする前に周辺地域のマーケティングを行って、それによって予測される来店客数や平均客単価、一日の売上高、テナントの賃料などについて分析し、採算が合うかどうかを検討します。また、内外装の工事会社や入居するテナントの選定など商業施設の出店に関わる一連の業務も行っています。

一方、店舗プロデュースの仕事では、新しく出すお店の企画段階からオープン後の運営まで携わります。クライアントは店舗を出店をする会社で、お店のコンセプトの立案や店舗デザイン、事業計画、運営、人事まで総合的にサポートします。
どちらの仕事も担当者とのやり取りが多く、一日の大半は会議や商談をしていますね。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

手掛けたお店がオープンする時にやりがいを感じます。構想段階から実際にお店がオープンするまでには、1~2年もの歳月がかかります。思い描いていたお店が形になったとき、そしてお店に足を運んでくださったお客さまが喜んでいる姿を見たときは、感慨深いものがありますね。

また、クライアントとの信頼関係が深まったときにもうれしく思います。お店がオープンするまでには、クライントへアイデアを提案したり、内装デザインや費用の交渉をするといったことを何度も繰り返すのですが、意見の相違からけんかにまで発展することもよくあるんです(笑)。
そんな場面では、理想のお店を作るために本気で相手に説明をします。根気がいるし大変ですが、想いや情熱が相手に伝わって納得していただけたときは、距離がグッと縮まるんですよ。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

一つの店舗のプロジェクトに対して100名以上の担当者と関わるので、それぞれとスムーズにコミュニケーションを取っていくのが大変です。当社はプロジェクトの中心に立って、担当者間の調整をしていく立場です。デベロッパーや店舗の経営幹部、建築設計士、施工管理会社などさまざまな関係者と接するため、コミニケーションスキルは不可欠ですね。
また、複数店舗の開発を同時に進めるケースが多いので、スケジュール管理には気を抜けません。

オムライス店のプロデュースが転機。実績が次の仕事につながった

強さとしなやかさを併せ持つ高島さん

強さとしなやかさを併せ持つ高島さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

元々は、住宅やお店の不動産を紹介する仕事をしていました。美容室やエステサロン、ネイルサロン、結婚式場などに空いている不動産を紹介する業務をしていたのですが、徐々に内装やコンセプト作りなど店舗のプロデュースに関わる機会が増えていきました。
とはいっても、総合的にプロデュースできる立場にはなく「もっとこうしたら素敵なのに!」と思うことがよくあったんです。好奇心が旺盛なタイプで、デザインやインテリア、フードなどが好きだったこともあって、いろいろなアイデアを考えていましたね。

その後独立し、あるオムライス店の店舗・商品開発などの企画からオープン後の店舗運営までを任されました。そのオムライス店がメディアに取り上げられてとても評判がよかったことから、実績を買っていただき、他にもレストランなどを手掛けるようになりました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

国際化社会に向かうだろうという社会の機運があったので、大学では国際文化学部で言語コミュニケーションを専攻し、コミュニケーションの基礎について学びました。今の仕事に大切なことなので、勉強しておいてよかったですね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の時は、外国への憧れもあってキャビンアテンダントになるのが夢でした。
当社では海外事業も行っているので年に何度か海外出張に行きますし、外国人とのお付き合いもあるので、当時の夢が今につながっているといえるかもしれません。

今の経験が将来の財産に。自分を磨くために経験を積もう

Q7. どういう人が店舗開発・店舗プロデューサーに向いていると思いますか?

向いているのは、けんかの仲裁ができるような人ですね。この職業は、プロジェクトの中心に立って多くの担当者とコミュニケーションを交わし、プロフェッショナルな担当者同士をつなでいく仕事でもあるので、上手にコミュニケーションを取れる力が必須です。
コミュニケーション能力は、理解・調整・意思疎通・折衝・交渉・説得・プレゼンテーションなどの場面で求められるので、前提として、人が好き・人と会話することが好きということが必須条件だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

「見る」「知る」「体験する」などのさまざまな経験が、自分自身の感性を磨いてくれます。美術館へ行って美しいものを見たり海外の文化にふれたりして、独自の感性や美意識を極めるといいと思います。きっと将来の財産になりますよ。ぜひ多くの経験をして、有意義な時間を過ごしてください。


新しい商業施設や店舗がオープンするまでには、想像以上に多くの人が関わっているようです。関わる人が増えれば増えるほど、トラブル発生率は高くなるもの。だからこそ、店舗開発・店舗プロデューサーには、プロジェクトの中心で指揮を取る力が求められています。
店舗の開発やプロデュースの仕事に興味のある人は、学園祭や体育祭など多くの人が関わる活動に積極的に参加して、異なる意見を持つ人たちをまとめて物事を進める調整力やトラブルを未然に防ぐためのコミュニケーション力を身に付けておくといいかもしれませんね。


【profile】カレイドジャパン株式会社  代表取締役 高島辰美

カレイドジャパン株式会社 http://www.kaleidojapan.com/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「店舗開発・店舗プロデューサー」
はこんな仕事です

物件のリサーチや紹介、店舗設計、経営計画など、店舗を開くためのあらゆる工程に携わる仕事。まずはオーナーの要望を聞き、立地などを考慮しながらイメージに見合う土地を探す。そして、用地交渉から施工管理、設備手配のほか、店舗の看板やロゴデザイン、内装などインテリアの企画にも関わり、スムーズに開店へと導く。店舗のトータルプロデュースとして、店舗開発に求められるマーケティング知識、営業力なども不可欠だ。予算作成や資金調達など金銭面の管理を担う場合もあり、責任感の大きい仕事だといえる。

「店舗開発・店舗プロデューサー」について詳しく見る