【シゴトを知ろう】システムコンサルタント ~番外編~

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【シゴトを知ろう】システムコンサルタント ~番外編~

2017.05.15

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】システムコンサルタント ~番外編~

お客さまとエンジニアの橋渡しをするシステムコンサルタントは、システム開発を行う上で欠かせない存在です。エンジニアをサポートしながらお客さまの要求をかなえるため、日々どのような努力をしているのでしょうか。
システムコンサルタントの仕事をより深く知るため、植松将嘉(うえまつまさよし)さんにさらにお話を伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • システム開発はこうやって進める! 提案から開発、納品後のメンテナンスまでをご紹介
  • 開発前に具体的なシステム活用イメージが描けるかどうかが鍵
  • 仕様、スケジュールの調整役。きちょうめんでなくてはやっていけない!?

納品しても終わりではない! 保守・メンテナンスでよいものを提供し続ける

――システム開発の仕事はどのように進めていくのでしょうか?

構築するシステムの規模の大小にもよりますが、実際の開発に要する期間はだいたい2、3カ月くらいです。
まずは提案から始まります。お客さまの要望を受けて、あるいは私からお客さまの要望を満たすようなシステムの提案を行い、何度か打ち合わせをして、具体的な開発期間やコストについて説明をします。その時に、どのような仕組みのシステムを作るかという仕様を固めます。
実際の開発にはエンジニアが複数人で取り組みますので、それぞれの役割分担を決めるのも私の仕事です。開発作業に入ると、進捗管理を行いながらお客さまやエンジニアと情報を共有することがメインとなるため、実はシステムコンサルタントの出番はあまりないんですよね(笑)。


――システム開発が完了した後は何をするのでしょうか?

システム開発が完了したら、正常に動くことを確認するためのテストを行って納品します。そして納品後は、保守・メンテナンスが欠かせません。
作ったシステムを納品した後、何もしないということはまずありません。何かの拍子でバグが発生するかもしれませんし、世の中の技術の進歩に合わせてシステムを改良することもあります。業務に変更があれば求められるシステムも変わってくるので、そのようなことにも対応する必要があります。
作って終わりではなく、そこからまた新たに始まるのです。このようにしてずっとお客さまとの付き合いを続けていき、よりよいものを提供していくことが、私たちシステムコンサルタントの仕事なのです。

一番大事なのは地盤作り。目的があいまいだとシステムは活用されない

「できたらいいなを具体的な形にするのはおもしろい」と植松さん

「できたらいいなを具体的な形にするのはおもしろい」と植松さん

――これまでどのようなシステム開発に関わってこられたのでしょうか?

健康食品などEC(通販などの電子商取引)に関するシステムが多いですね。他にも、タレント事務所のWebサイトの管理用にCMS(*1)開発を手掛けたこともあり、業種を問わず幅広いシステムを扱ってきました。
今はどのような業界でもシステム導入が必要となることが多いため、たくさんの業界とつながりができるのはおもしろいですよ。

*1 CMS:Contents Management Systemの略。テキストや画像など必要な素材があれば、HTMLなどの言語知識がなくてもWebサイトの構築・管理・更新作業が行えるシステムのこと。


――システムコンサルタントの仕事をする上で意識していることはありますか?

先ほど、開発期間中はあまりやることがないと言いましたが、一番大事なのは開発のための地盤を作ることなんです。明確な目的があって、そのために使われてこそシステムは意味を成します。世の中には作ったのに使われていないシステムもあるのですが、その多くは最初の地盤作りがきちんとできていなかったからだと思います。

お客さまが最初から確たるイメージを持っているとは限りません。「こんなことができたらいいな」「こんなこともしてみたいな」というふわっとしたイメージを機能に落とし込むためには、システムが活用されるシーンを具体的に想定できていなければなりません。
その辺りがあいまいなままでは、せっかく作ったシステムも使い勝手が悪くパッとしないものになってしまいます。


――システムコンサルタント同士の横のつながりはあるのでしょうか?

基本的にはほとんどありません。イベントや交流会、勉強会などで顔を合わせることはあるので、そういった場で知り合うことはありますが、通常の業務をしている限りはまずないですね。
勉強会などはほぼ毎日のようにどこかで開かれていて、エンジニアの仕事ををメインに活動していたころはちょこちょこ顔を出していましたが、最近は興味のあるテーマで時間が合ったときに参加する程度ですね。

ただ、エンジニアの方々とは一緒に仕事をする機会が多いので、たくさんの方とつながりを持ちたいと考えていて、知り合いのエンジニアから別のエンジニアを紹介してもらって人脈を広げています。エンジニアの信頼を得るのも、システムコンサルタントの重要な務めなんです。

業界用語には横文字が多い! 実は覚えるのが苦手なんです……。

――システム業界特有の用語はありますか?

この業界に入って13年ほどたつので、もうどれが業界用語なのか区別がつきません(笑)。でも、IT関連の言葉は、英語3文字、4文字で表している略称が非常に多くありますね。最近よく使われているのはSEO(*2)やSEM(*3)でしょうか。とにかくいっぱいあるので、正直覚えられません。私は特にそういう言葉を覚えるのが苦手なので大変です。最新の技術ニュースなどで新しい言葉が出てくると混乱してしまいます。
もちろん、そういった横文字を好んで使う人もいますが、私はお客さまに合わせて使い分けるようにしています。

*2 SEO:Search Engine Optimizationの略。検索エンジン最適化。インターネットを利用して検索をした際に、より上位にウェブページが表示されるように、ウェブページ内に適切なキーワードを使用したりする手法のこと。

*3 SEM:Search Engine Marketingの略。検索エンジンマーケティング。あるウェブページにおいて、インターネットの検索エンジンからのアクセス数を増やすための手法のこと。検索ワードに関連した広告を表示させる検索連動型広告やSEOなどが活用されている。


――システムコンサルタントはどんな性格の方が多いですか?

システムコンサルタントの知人があまりいないのではっきりとは言えませんが、私はきちょうめんな性格だと思います。スケジュールや仕様など細かいところまで把握しなければならないことが多いので、きちょうめんにならざるを得ません。
また、私は好きなものにはとことんのめり込むタイプですが、興味のないものはスルーしてしまうので、好き嫌いがはっきりしています。そういう性格なので、自分がよいと思ったものは自信を持ってお客さまにも勧められるのかもしれませんね。


――システムコンサルタントにはどんなキャリアを持った人がいるのでしょうか?

エンジニア経験者が多いです。プログラムを書く立場からプロジェクトを管理する側になり、システムコンサルタントとして活躍するイメージです。
企業に所属している方だと、最初は小さな案件を担当し、だんだんと大きな案件を扱うようになった後、企業のCIO(最高情報責任者)やCTO(最高技術責任者)といった役職に就いている人もいますね。

世の中には、「これがあれば便利なのに」と思うものがたくさんあります。その要望を満たすシステムを提案することで世の中を一層便利なものに変えていったり、自分の求める「便利なもの」を提案して形にしたりすることが、システムコンサルタントの醍醐味なのかもしれません。


エンジニアには、どちらかというと自分のプログラミング技術を高めたいと考える職人的な人が多く、システムコンサルタントは積極的に提案をする人が多い、と植松さんは分析されていました。
お客さまやエンジニアとの意思疎通を図るにはコミュニケーション能力が欠かせませんし、調整役を担うためにはバランス能力も必要です。植松さんは、今でもプログラムを書くことがあるとのこと。エンジニアとしても活動することで、常に作る側の気持ちを持ち続けているのかもしれませんね。
IT関係の仕事をしたいけれど、お客さまと直接関わる仕事にも興味がある人にとっては、システムコンサルタントは両方兼ね備えた魅力を持っている仕事といえそうですね。


【profile】合同会社 MAKERS テクニカル・ディレクター 植松将嘉(うえまつ まさよし)

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「システムコンサルタント」
はこんな仕事です

顧客が抱える課題を、情報システムを導入することで解決に導く仕事。顧客の事業内容と問題点を把握した上でシステムを提案する。システムを設計するシステムエンジニアや、設計書に沿ってプログラミングを行うプログラマーとプロジェクトチームを組み、システムを構築。テストから納品まで全工程に携わる。システム開発に関する高度な知識と技術が求められるため、プログラマーやシステムエンジニアとして経験を積んだ後になるケースがほとんどだ。また、企業により抱える課題はさまざまで、ヒアリング能力も大切になる。

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