【シゴトを知ろう】加圧トレーニングインストラクター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】加圧トレーニングインストラクター ~番外編~

2017.05.15

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】加圧トレーニングインストラクター ~番外編~

箱根駅伝出場を目指して大学に入学した平野慶介さん。タイムを伸ばすことができず夢はかないませんでしたが、現在の仕事につながる新たな出会いがあったそうです。
加圧トレーニングのインストラクターをされている平野さんに、あまり知られていない加圧トレーニングの意外なルーツやご自身の身体づくりなどについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 日本発祥、50年の歴史! 介護予防につながる可能性も秘めている
  • タイムという数字に表れた効果。お客さまにも実感していただくために日々工夫を重ねる
  • 体形維持は重要。さまざまなトレーニングを取り入れて説得力のある身体をつくる

加圧トレーニング誕生のきっかけは、足のしびれだった!

――一般の人があまり知らない業界の常識はありますか?

加圧トレーニングは海外から入ってきた最新のトレーニング法だと思われている方がいらっしゃるのですが、日本発祥の理論で50年ほどの歴史があるんです。
加圧トレーニングが生まれるきっかけとなったのは、法事の時に長時間正座をしてしびれた足を触ったことだそうです。しびれた足の筋肉の状態がトレーニングをした後の状態に非常に似ていると感じ、「血流を制限することによって、より高い負荷がある状態で効率的にトレーニングができるのではないか」と発想したことから、加圧トレーニングが誕生しました。

日本ではまだですが、保険が適用されている国もあるんですよ。今はトレーニングの一つとして注目されている加圧トレーニングですが、寝たきりの方に加圧トレーニングをしていただいたところ徐々に回復された事例もありますので、今後は医療や介護などトレーニング以外の部分でも注目が高まる可能性があると感じています。

効果がすご過ぎて、大学の授業中寝てしまった!

加圧と有酸素運動を組み合わせたトレーニングを60分間行う

加圧と有酸素運動を組み合わせたトレーニングを60分間行う

――ご自身が加圧トレーニングの効果を実感されたのはどのような瞬間ですか?

大学時代、昼休みにゼミの教授に加圧トレーニングをしていただいた直後に筋肉が肥大したりとても眠くなり、「短時間かつ簡単な運動で、ここまで身体を追い込むことができるのか」と感じました。
そして、昼休み後の授業で寝てしまったことには驚きましたね(笑)。トレーニングするまでは眠たくなかったですし、もちろん寝るつもりは全くありませんでした。成長ホルモンの分泌が促進され、こんなに短時間で疲労するなんてすごいと思いました。

また今は、タイムという分かりやすい形で加圧トレーニングの効果を実感しています。加圧トレーニングをするようになってから、800mからフルマラソンまで全ての競技でベストタイムを更新しましたし、フルマラソンのベストタイムは30分弱縮めることができました。フルマラソン後半のきつい状態に似ているので、加圧トレーニングを始めて少し楽に感じるようになりましたね。


――加圧トレーニングインストラクターの仕事の難しさはどこにありますか?

一人ひとり身体が違いますから、負荷の感じ方や感覚的な部分にどうしても個人差が出てきますので、トレーニング効果の伝え方に難しさがあります。
そろそろ乳酸がたまってきたと思われるタイミングで「少しだるくなってきましたか?」とお伺いして、「結構きつくなってきました」と言っていただけることもあれば、「まだ全然」「よく分からないです」とおっしゃる方もいます。
トレーニングしていくうちに、この「だるい」「つらい」を理解していただけることがほとんどなのですが、声をかけるタイミングや伝え方には工夫が必要だと日々感じています。

同業者お断り!? 横のつながりをつくるのは難しい

――インストラクター同士の横のつながりはあるのでしょうか?

横のつながりはあまり多くはないですね。最近は加圧トレーニングを扱っているジムやスタジオの数が増えています。必然的に競争が生まれてきていますので、ライバル関係になってしまうんですよ。
「他のスタジオはどんなトレーニングしているのかな?」と思っても、なかなか近所のスタジオには行きづらいですね(笑)。「同業者お断り」というような注意書きを貼っているところも多いので、行くとしても当スタジオの周辺ではなく、少し遠くのスタジオに身分を隠して行っています。あとは最近だとSNSで情報を得たりしていますね。


――働くにあたって特に意識していることはありますか?

こういう職業をしている以上、「自分自身が商品」であり「見本」のようなものだと思っていますので、最低限体形は維持できていないと、トレーニングに対する説得力が欠けてしまいます。実際にお客さまから、以前通っていた近所のジムのトレーナーは太っていて説得力がなかったと言われたことがあります。
また、趣味でマラソンをしているので、長距離界でも定着してきている体幹トレーニングなども取り入れて、より説得力のある身体をキープできるようにしています。


トレーニングジムやスポーツクラブなどでインストラクターをする場合、お客さまのやる気を高めるために、自分自身の身体づくりも重要になってきます。
将来、スポーツ関連のインストラクターの仕事に就きたいと考えている人は、いろいろなトレーニング方法や身体の仕組みについて学び、どのような方法がより効果的なのか、自分の身体を通して考えていくことも必要となりそうですね。


【profile】神楽坂 加圧スタジオ Brilo 加圧インストラクター 平野慶介

神楽坂 加圧スタジオ Brilo http://kaatsu-brilo.com/

*本文記載の「加圧トレーニング」「加圧インストラクター」はKAATSU JAPAN株式会社の登録商標です。

この記事のテーマ
健康・スポーツ」を解説

スポーツ選手のトレーニングやコンディション管理に関わる仕事と、インストラクターなどの運動指導者として心身の健康管理やスポーツの有用性を広く一般に伝える仕事に大別できます。特に一般向けは、高齢化の進展や生活習慣病の蔓延が社会問題化する中、食生活や睡眠も含めて指導できる者への需要が高まっています。授業は目指す職業により異なります。

「健康・スポーツ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「加圧トレーニングインストラクター」
はこんな仕事です

加圧トレーニングとは、専用のベルトを使って腕や脚のつけ根に適切な圧力をかけ、血流を制限した状態で運動をすること。軽い負荷によって効率よく、ダイエットや血行促進、筋力アップ、アンチエイジングの効果が期待できるといわれ、専門のスタジオも多い。加圧トレーニングインストラクターは、個人で開業するほか、スポーツクラブや医療・リハビリなどの施設で活躍することも。加圧トレーニング法の理論や実技、指導方法など、専門の養成講習を受けると、民間資格の加圧トレーニング指導資格を取得できる。

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