【シゴトを知ろう】PAミキサー・PAエンジニア(音響) 編

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【シゴトを知ろう】PAミキサー・PAエンジニア(音響) 編

2017.05.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】PAミキサー・PAエンジニア(音響) 編

ライブハウスやホールの最後列で、音の調整を担当するPA。「隠れた音の職人」というイメージの強い職業ですが、どのような思いで観客に音を届けているのでしょうか。今回は現場で全てを覚えたという軍司健太さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • フロアとステージを盛り上げられたときが一番うれしい
  • バンドとコミュニケーションをとることは重要
  • PAはあくまで裏方

演者の気持ちで音を出して、お客さんの気持ちで音を聴く

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください
 
普段はU.F.O.CLUBというライブハウスに勤務していていますが、それ以外にも他の会場での出張PAや、レコーディングの依頼も受けています。要は音の調整係なんですけど、PAは演者さんの気持ちで音を出して、お客さんの気持ちで音を聞くという、中間の立ち位置に存在するのかなと思っています。

<一日のスケジュール>
10:00 自宅で作業(メールチェック等)
15:00 出勤
16:00 リハーサル
19:00 ライブ本番
24:00 帰宅、作業(録音したもののミックス等)  
 

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
単純に好きなバンドのPAを担当することが楽しいですね。バンドの演奏の魅力を余すことなくお客さんに伝えられたときはうれしいです。「今日お客さんノってるな」とか「バンドも楽しそうに演奏してるな」とか、フロアとステージが盛り上がっているのが、やっぱり一番うれしいです。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・つらいと感じることはありますか?
 
いろんな人がいて、サウンドもさまざまなので、常に自分の中で引き出しを増やしておく必要があるので、そこは大変ですね。いや楽しいことでもあるのですが……(笑) 。演者さんのことをよく理解できていれば出てくる音もよくなると思いますので。ただ「理解したつもり」にならないよう演者さんとしっかりコミュニケーションをとることも大事だと思います。

仕事に行き詰まっていた時、ちょうどPAスタッフを募集していた

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
U.F.O.CLUBではよく1960年代の音楽をテーマにしたイベントが開催されていて、学生の頃によく通っていたんです。専門学校を卒業した後何年かは、音楽から離れていたんですが、次第に音楽の仕事がしたいと悩むようになりました。ちょうどそんな時期にPAスタッフの募集を見つけたので応募してみたところ、夜中の1時くらいに「今から来れる?」と電話がきて……(笑)。それからもう8年になります。PAの勉強を始めたのも、U.F.O.CLUBで働き出してからです。 
 

Q5. 専門学校では何を学びましたか?
 
都内の服飾系の専門学校に進学しました。入学した時は特にデザイナーやパタンナーなどの具体的な目標がある訳でもなくて、勉強しているうちに自分に向いている専門分野が徐々に分かってきて、服を縫ったりパターンを引いたりする技術的なコースに進みました。やはり当時から裏方で支えるような職人気質な仕事が好きでしたね。

 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃はひたすらバイトして、欲しいレコードや服を買っていました。正直なところ、これといった夢は無かったと思います。ただ若い頃に好きだった音楽や映画は、今でも自分の大事な引き出しの一つになってると思いますし、その頃の感動がなければPAの仕事もしてなかったかもしれないです。

自分は裏方で縁の下の力持ちだってことを理解できる人がいい

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
お客さんの立場だと、音さえよければ「誰が音響やってるか」なんて、正直どうでもいいことだと思うので、自分は裏方で縁の下の力持ちだってことを理解できる人がいいと思います。また、細かいことに気がついたり、空気を読めることも大事だと思います。自分もまだまだですが……(笑)。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
今はインターネットがあるので、だいたいの事は家で済むと思うのですが、それに頼りすぎず、ぜひ自分の足で感動を探しに出かけてほしいですね。音楽が好きな人は、ぜひライブハウスにも行ってみてください。
 

アーティストの気持ちをくみ取りながら、観客のための音作りを心がけるPA。自分の仕事を裏方だと言い切る軍司さんに職人気質を感じました。私たちがライブを楽しめるのは、アーティストの音を届けてくれている職人がいるからなんですね。
  
【profile】PA 軍司健太

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「PAミキサー・PAエンジニア(音響)」
はこんな仕事です

PAエンジニアの仕事は大きく3つに分けられる。会場に流れる音を担当するPAミキサー(ハウスエンジニア)、舞台でミュージシャンが聞く音を担当するモニターエンジニア、会場の音響特性を考えるシステムエンジニアだ。会場の音と臨場感を高める、いわば音の魔術師ともいえる仕事。この職に就くには、音楽専門学校を卒業し、コンサート運営会社、PA会社に就職するのが一般的。大学生のころから休暇を利用し、こうした音楽業界の会社でPA関係のアルバイト経験を積んだり、音響の勉強をしておくと役立つことも多い。

「PAミキサー・PAエンジニア(音響)」について詳しく見る