【シゴトを知ろう】離婚カウンセラー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】離婚カウンセラー ~番外編~

2017.05.12

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】離婚カウンセラー ~番外編~

「離婚カウンセラー」として活躍する高草木 陽光さんは、これまで多くの夫婦をカウンセリングし、夫婦間の問題を解決するための力添えをしてきました。「番外編記事」では、カウンセリングを行ううえで気をつけていることや、現代特有の夫婦間の問題まで、幅広くお話しいただきました。

この記事をまとめると

  • 深掘りした質問が、本心を引き出すきっかけに
  • 「帰宅恐怖症」という現代特有の夫婦間の問題がある
  • 悩みを抱えてしまったら、積極的に誰かに相談するのがオススメ

質問を重ねることで、本心が引き出されることも

――カウンセリングに来たものの、躊躇(ちゅうちょ)してなかなか本音を話せない人もいらっしゃるのではないでしょうか。本音を聞き出すためにどんなことをしてらっしゃいますか?

相手の話の内容に合わせて、的確な質問を投げかけることが重要です。また、相手の言葉をそのまま受け取らずに、深掘りした質問をすることも心がけています。

以前、夫との不仲に悩んで相談に来た方がいらっしゃいました。その方は「夫のことが嫌いなんです」と話すのですが、本当に旦那さんを嫌っているようには見えませんでした。そこで「旦那さんが外出すると、行き先が気になりませんか?」「旦那さんが携帯をチェックしていると、誰と連絡をとっているのか気になりませんか?」と深掘りした質問をしてみたところ、涙をボロボロ流しながら「本当は夫の行動や考えが気になって仕方がないんです」と本音を話してくださいました。

じっくり聞いてみると、旦那さんは浮気をしていて、自分よりも他の女性に尽くしているため、嫉妬心でいっぱいになり苦しかったというのが本心のようでした。的確な質問内容が相手の本心を引き出すきっかけになると実感した出来事です。

悩みを抱えたら、大人の人に相談してみて

――ひと昔前に比べて、最近特に増えてきた相談内容はありますか?

近年は、結婚後に専業主婦を選ばず働き続けることを選ぶ女性が多くなっています。社会においては男性も女性も対等な立場にあることがほとんどですが、その対等な立場を家庭内でも求める女性が多くなりました。本来、男性と女性は対等であるべきですし、ただ単に対等な立場になるだけなら問題はないですが、中には旦那さんよりも立場が上になってしまう女性がいます。つまり、上から目線で旦那さんに意見したり、きつい口調で話をしたり。奥さんに強い態度で接し続けられた結果、だんだんと家に帰ることが怖くなり、仕事を終えて家に帰ろうとすると、体の震えや動悸といった身体的な症状を覚える人がいます。これは「帰宅恐怖症」という、現代特有の病気症状です。

以前にテレビで「帰宅恐怖症」をテーマに話をしたところ、「自分も『帰宅恐怖症』かもしれない」と感じた男性からの相談が殺到したことがありました。

後は、母と娘子の依存問題ですね。昔は兄弟が多い傾向があったため、子どもと母親の関係が極端に密なものになることはあまりありませんでしたが、現在は子どもと母親が1対1の家庭も多く、互いに依存しあっているケースが見受けられます。結婚後もその依存関係を断ち切ることができず、頻繁に実家に帰ったり、夫婦の相談事も旦那さんではなく親に持ちかけたり。旦那さんはまさに“のけもの”状態。そんな「夫婦のあり方」に疑問を抱き、相談に訪れる男性が増えています。


――多感な時期である高校生に対して、何かアドバイスをお願いできますか?

高校生は人生経験がまだまだ浅いこともあり、悩み事があったとしても一人で解決できないことがほとんどでしょう。何か悩みを抱えてしまった場合、一人で抱え込まずに誰かに積極的に相談するようにしてほしいと思います。また、相談相手は同年代のお友達よりも、できれば大人の人が望ましいですね。ある程度経験を積んでいる大人の方が、より適切なアドバイスをしてくれることが多いですよ。

「カウンセリング」という言葉は広く認知されるようになってきましたし、誰かに自分の悩み事を相談することは決して恥ずかしいことではありません。役所の相談窓口をはじめとして、無料で利用できる相談機関もたくさんあるので、困った時はそういった場所を訪れてみるのもオススメです。

最後に高草木さんは、「自分の経験からいうと、高校生だった頃に抱えていた悩み事は、成人してから思い返してみるとちっぽけに感じられることがほとんどです。思いつめたり、ましてや命を絶ったりなどということは、絶対にしてはいけません」とお話してくださいました。
受験勉強や友達関係のことなど、何か悩みが出てきた場合は、恥ずかしがらずに周囲の大人などに話を聞いてもらいましょう。気持ちが楽になるのと同時に、悩みを解消するきっかけをもらえるはずです。

【Profile】「HaRuカウンセリングオフィス」代表
離婚カウンセラー 高草木陽光(たかくさぎ はるみ)

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「離婚カウンセラー」
はこんな仕事です

離婚率が高まっている昨今、離婚に踏み切る前に相談できる存在が、この職業の従事者だ。離婚の際は財産分与、慰謝料といったお金の問題が付きもの。子どもがいる場合は親権、養育費の問題も出てくる。取り決めは夫婦関係、互いの状況、離婚原因などによって変わるため、適切な法律知識に基づいて対応する必要がある。ストレスを抱えている相談者には親身に心のケアをし、一方で冷静に状況分析や判断ができる能力も必要。法律事務所などで離婚案件を経験後、「離婚カウンセラー」の民間資格を取って活動する方法もある。

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