【シゴトを知ろう】映画俳優 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】映画俳優 〜番外編〜

2017.04.05

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】映画俳優 〜番外編〜

『GANTZ』『進撃の巨人』など多数の映画作品で印象的な役を演じ、2017年12月1日公開の映画『鋼の錬金術師』では人造人間・エンヴィー役として出演する俳優の本郷奏多さん。今回は「【シゴトを知ろう】映画俳優編」に続く番外編として、演じる際に大切にされていることから、映画とテレビドラマの違い・座右の銘まで、映画以外でも多方面で活躍する本郷さんならではのお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 俳優としての活動をたくさんの人に受け取ってもらえるのが映画
  • 原作が好きな作品も、出演決定後あらためて読み返し、役の魅力を掘り下げる
  • 惰性で過ごすのはもったいないことだと気付くことで人生は変わる

スクリーンに集中して観てもらえる映画では、演技を組み立てやすい

――本郷さんは映画以外にも、テレビドラマなど多方面で俳優としてご活躍されていますが、映画俳優ならではの特徴として感じられることはありますか?

映画の場合、その作品を観たいと思って劇場に来ている人がほとんどです。例えばドラマの場合だと、たまたまその時間にテレビが付いているから何となく見るとか、他のことをやりながら片手間に見るといった人も多いと思うんですけど、映画は違いますよね。
もちろん自分から積極的に観たい人だけではなく、友達に誘われたから・空いた時間に上映している作品がそれしかなかったから……という人もいるかもしれませんが、少なくとも劇場に足を運んで、上映中はスクリーンに集中して観てくださいます。そのためドラマなどと比べると、自分が俳優として行ったことをたくさんの人に受け取ってもらえる可能性が高いと思いますので、演技を組み立てやすいと感じることはあります。


――お仕事で大変なこととして「汚い地面に寝そべったりすること」を挙げられていましたが、本郷さんは本来かなりの潔癖症であるにも関わらず、映画『進撃の巨人』ではホコリまみれの中の撮影もされたと聞きプロ魂を感じました。

そうですね、日ごろ可能ならあまり外にも出たくないと思っているので……「進撃の巨人」の撮影は結構大変でした。でも、テレビのバラエティ番組に出させていただいたことなどを機に、僕が潔癖症ということをいろんな方が知ってくださったので、撮影スタッフの皆さんがすごく気を使ってくださるようになりました(笑)。
最近は少しでもそういう場面があると「本郷さん大丈夫ですか?」って聞かれたりするので、逆に僕の方が申し訳なくなることも多々あります。お仕事である以上はしっかりやりますので! 「ちゃんと掃除してあります」などと言っていただけるのはうれしいですけどね。

常に冷静に、演技に必要な要素・つくり込みのバランスを導き出せるように

――今挙げさせていただいた『進撃の巨人』や『GANTZ』そして『鋼の錬金術師』など、本郷さんはご自身がもともとお好きだった作品の実写映画に出演される機会も多いとのことですが、そうした作品で演じられる際、役に深く入り込んだり、それが日常生活にも影響するようなことはありますか?

俳優の中には、いわゆる憑依型というか、その役を演じている撮影期間中はずっとその役に引っ張られるような方も確かにいます。でも僕はそういうタイプではなくて、本番のスタートからカットまでの間に集中する、その短時間の集中のために自分をコントロールすることを大事にしています。原作が好きな作品への出演オファーをいただいたときはすごくうれしいですし、その際には原作を読み返してキャラクターの魅力をあらためてじっくり考えたりもしますが、だからと言って他の作品以上に入り込みすぎたり、日常生活に影響したりすることはありません。

役への情熱をそのまま演技で表現するような、直感型の俳優さんをうらやましく思ったりすることもありますが……。僕はいただいた役柄がどのようなものであっても、自分の演技や役柄を一歩離れたところから冷静に客観的に考え、演じる上で必要な要素は何か・どういうバランスでつくり込んでいくのが最善かを導き出せるようにしています。その方法が自分には一番合うと思っているので。


――今まで演じられた役で特に印象的な役柄、本郷さんの転機になったような役柄はありますか?

あえて挙げるとすれば、『GANTZ』の西くんです。撮影当時、自分の中で手ごたえもありましたし、たくさんの方に評価をいただく こともできました。かなり前の作品ですが、いまだに会う方々に言ってもらえて、代表作として挙げていただく機会も多いですね。その役によって得たもの・変わったものは多いのかなと思っています。今後それを超える代表作になり得るような演技ができれば、とも思いますね。

人間ではないからこその役柄の存在感を掘り下げて演じた『鋼の錬金術師』

――『鋼の錬金術師』のエンヴィー役は、どのような思いで臨まれましたか?

こちらも以前原作を読んでいた好きな作品で、出演が決まってから台本を読み込むと同時にあらためて原作を読み返し、アニメ化されたものも見返した上で役づくりをしました。僕が演じたエンヴィーは人造人間の「ホムンクルス」という存在ですが、人間ではないからこその「エンヴィーらしさ」というものを掘り下げてつくり込めたと思っています。

それから今作はキャストがすごく豪華なのですが、撮影であまりご一緒しなかった俳優さんも多いので、皆さんがどのように演じられたのか、僕自身も完成後に観るのをとても楽しみにしています!

「少年老い易く学成り難し」、少しずつでも自分と向き合った高校生活を

――最後に、お仕事における本郷さんの座右の銘を教えて下さい。

「少年老い易く学成り難し」です。
惰性で過ごすと、そのうちに残された時間は減っていってしまいます。それはすごくもったいないことで、そのことに早く気付けるかどうかで人生は変わると思います。
高校生の皆さんも、少しずつでも自分と向き合って、何を学ぶべきか・何をやるべきかを考えながら、今しかない高校生活を楽しんで下さい。



話題作への出演が続く中、どのような役柄でも冷静に、最善な役づくりを心掛けているという本郷さん。高校生の皆さんの参考になるようにと、丁寧に言葉を選んで語られる姿が印象的でした。
今回のお話を踏まえて今後映画を観てみると、新しい発見もありそうですね。
「少年老い易く学成り難し」と聞き耳が痛い人も多いかもしれませんが、本郷さんのおっしゃるように、それを少しでも意識していくと、きっと高校生活もより充実するはずです。


【profile】俳優 本郷奏多
本郷奏多さんの公式HPはこちら
本郷奏多さん出演映画『鋼の錬金術師』公式サイト

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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この記事で取り上げた
「映画俳優」
はこんな仕事です

映画の登場人物を演じるのが仕事。監督、撮影、照明、録音など、数多くのスタッフが総力を結集して映画をつくるが、俳優には登場人物を正確に演じきる技術や集中力が求められる。ただし、往年のスターが活躍していた日本映画の全盛期とは異なり、現在では映画だけに出演する俳優の数は少なく、テレビ俳優との垣根がほぼない状況。演技を専門的に学べる大学や専門学校で基礎的な技術を習得し、卒業後は芸能プロダクションに所属したり、公募オーディションを通じて出演チャンスをつかむなど、デビューへの努力は必要だ。

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