【シゴトを知ろう】研ぎ師 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】研ぎ師 〜番外編〜

2017.04.19

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】研ぎ師 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】研ぎ師編」では、理容師が使うはさみや家庭で使用する包丁などを研ぐ研ぎ師のお仕事内容や魅力について、かまた刃研社の鎌田晴一さんにお話を伺いました。

こちらの番外編では、研ぎ師ならではの「あるある」や、お仕事の知られざる一面などについてお話を伺います。

この記事をまとめると

  • 包丁をより正しく理解してもらうための、包丁研ぎ教室を開催している
  • 包丁研ぎ教室には海外からの受講希望者も多い
  • 機械を使用することもあるが、その機械を使いこなせるかどうかは職人次第

包丁研ぎ教室には海外からの希望者もたくさん!

――日本が誇る「研ぎ」の技術や文化は海外でも高い評価を得ていると思います。海外向けのテレビCMも作っていらっしゃるようですが、その反応はいかがですか?

当社では、おかげさまで、多くの海外からのお客様に来店していただいております。包丁研ぎ教室には海外からも頻繁に受講を希望するメールが来ますが、受講希望者が殺到しており、募集開始から数分で満席となってしまいます。海外から来た方が滞在期間中に必ずしも受講していただけるというわけにはいかず、申し訳ないなと思っています。


――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

休日も自宅でデスクワークをしたり、商店街の役員として会議に出席したりと、完全な休養日はほとんどありませんが、勤勉な父の背中を見てきましたのでまったく苦になりません。仕事があることに感謝しています。研ぎ教室なども、包丁をより正しく理解していただくための啓蒙活動として、休日を返上して開催しています。

研ぎ師に依頼するときは、「目利き」が必要?

――意外と知られていない、研ぎ師の知られざる事実やトリビアを教えてください。

研ぎ師は、特に国家試験があるわけではないので、その力量はさまざまです。ですから、一般の方が研ぎ師に研磨を依頼するときは、ある程度「目利き」が必要になるかと思います。

また、お客様の中には、「手で研ぎますか? 機械で研ぎますか?」と聞く方がいらっしゃいますが、状態の悪いものは機械を使わなければいい状態には戻せません。肝心なのは、その道具を使いこなす技術を持っているかどうかということです。

「あなたほど上手な研ぎ師は見たことがない」

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

当社は祖父の時代から続いているのですが、当時は理髪店が使用する道具の研磨が主な仕事でしたので、私は包丁だけでなくはさみを研ぐ技術も持っています。長年海外で美容院を経営してきた方から、「毎年イギリスで開催される展示会で、世界中の腕自慢の研ぎ師を見てきたが、あなたほど上手な研ぎ師は見たことがない」と言ってもらえたのはうれしかったです。



海外からも注目されている、日本の研ぎの技術。研ぎ師になって、世界的に活躍するということも夢ではないかもしれません。研ぎ師の仕事に興味が湧いた人は、古くから受け継がれてきた技術を後世に伝える研ぎ師の奥深い世界をのぞき込んでみてくださいね。


【profile】かまた刃研社 鎌田晴一
http://www.kap-kam.com/index.html

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「研ぎ師」
はこんな仕事です

研ぎ師の仕事は大きく分けて2通りある。一つは、美術品の日本刀の刃紋などを美しく引き出す日本刀専門の研磨師、もう一つは理美容師が使うはさみ、調理師や家庭で使う包丁の研ぎ師である。日本刀の研磨師の場合は美術品のため、長い修業が必要だが需要は少ない。はさみや包丁の場合は、用途、使い手の癖、利き手を確認し、プロ用であればより精度の高い仕上げのイメージを確認して砥石を使い分ける。刃の薄さや鋭さを調節していく仕事だが、日常的に使う刃物は需要も大きい。国家試験などの資格は不要だが、一定の修業は必要だ。

「研ぎ師」について詳しく見る