【シゴトを知ろう】福祉司 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】福祉司 〜番外編〜

2017.04.18

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】福祉司 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】福祉司 編」では、東京都でただ一人の「知的障害者福祉司」である川畑俊一さんにお話を伺いました。

「福祉司」とは、福祉サービスを必要としている人に対して支援を行う仕事です。中でも、「知的障害者福祉司」は、知的障害者の福祉に関する相談援助を行っています。こちらの記事では番外編として、お仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました。

この記事をまとめると

  • 身近な経験をきっかけとして、福祉の仕事に就く人は多い
  • 障害福祉は意外と狭い世界で、他の職場の人たちとの出会いは重要
  • 障害者本人の意識や姿勢の変化を見るとうれしくなる

街で障害者を見ると、「お、頑張っているな」と思う

――福祉のお仕事に就いている方には、どのようなことをきっかけにしてこの道に進まれた方が多いのでしょうか。
 
私は中学生のとき、父を亡くしています。その後、母や妹たちは苦労をしていましたし、自分自身の将来についても不安な気持ちを抱えながら過ごしていました。

福祉の仕事に就いたり、あるいは大学や専門学校で福祉を学ぶ人たちの中には、私のような経験をしたり、兄弟に知的障害者がいたり、あるいはおばあちゃんが認知症になったりして家族みんなで関わり悩み、そして苦労したことがある方が少なくありません。自分自身の経験の中で、福祉の必要さに気づき、学びそして仕事に就く、そういう方が私の周りには多かったです。ほかにも、クラスの仲間、近所の人、親類の人など、小さな体験がその後の進路に影響していくということが、福祉の世界は多いように感じます。 
 

――また、お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

街に出ると、電車内で「発車オーライ!」と車掌さんのまねをする人、スーパーのお菓子コーナーで買うものを決められず10分以上も立ち尽くしている人など、知的障害者を見かけます。そして、彼らのそばには高齢の両親がいて、ニコニコしながら様子を見ています。このような光景を見ると、「お、頑張っているな」と思うことがあります。仕事を離れていても、知的障害者の姿を見ると気になり、そして応援したくなります。

ほかの職場の人との出会いは、一つの財産

――このお仕事において、意外と大切なことはなんですか?

意外と、「ほかの職場の人たちとの出会い」は大切です。例えば、病院のケースワーカーさんや施設の職員さんたちなど、以前関係を持ったことがある人たちに「今、このようなことで困っている。相談に乗ってほしい」と伝えると、「あのときは、お世話になりましたから」と言ってもらえ、快く引き受けてもらえることがよくあります。

この世界は狭いです。他の職場の人たちとの出会いは一つの財産になります。その関係をうまく生かしていくことで問題が解決できることが意外と多いんです。出会った仲間は大切にしたいですね。

達成感を覚えるのは、障害者が自分の力で取り組んでいく様子を見たとき

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

福祉の仕事には達成感がないのも事実です。「もっといい支援ができたのではないか」「もっと違う形のサービスを提供できたのではないか」と思うことがよくあります。それでも以前に比べてご本人が、「自分の力で何とかしてみよう」と何かに挑戦したり、行動が積極的になったりする姿を見ると、うれしくなります。

私たちの仕事では、何かをやってあげるのではなく、ご本人が自分の思いを大切にしながら、自分の力で取り組んでいくことができるようにサポートすることが大切です。ですので、その部分での変化が感じられたときにはやりがいを感じます。 
 


福祉の仕事は、私たちの社会にとってなくてはならないものです。川畑さんのお話に関心を持った人は、ぜひ知的障害者福祉司をはじめ、社会福祉に関する職業に注目してみてくださいね。
 
 
【profile】知的障害者福祉司 川畑俊一
【取材協力】東京都福祉保健局 東京都心身障害者福祉センター
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「福祉司」
はこんな仕事です

児童福祉司とは、非行や不登校、いじめの問題などを取り扱う公立の児童相談所の職員のことを指す。最近では、保護者による虐待なども大きな社会問題になっている。児童福祉司は、専門知識を駆使してこうした子どもにまつわる諸問題を調査・診断。児童福祉法に定められた規定に従って細かな支援を行う。子どもを取り巻く生活環境全般に配慮するソーシャルワーカーであり、小児科医や精神科医とも連携する。「地方公務員試験」に合格することで児童相談所に配属されるが、教育学、心理学など広い知識が求められる。

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