【シゴトを知ろう】音響設計士 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】音響設計士 〜番外編〜

2017.04.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】音響設計士 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】音響設計士 編」では、「日本板硝子環境アメニティ株式会社」で音響設計士として働く岡本弦也さんにお仕事の内容や魅力について伺いました。

今回は番外編として、この仕事ならではの「あるある」など、音響設計士の知られざる事実について伺います。

この記事をまとめると

  • ホールなどに入ったときに、音の響きが気になり、つい手を叩いてみたくなる
  • 数学の授業で習う「対数」は音響の世界ではなくてはならない存在
  • 自宅で音楽を聴くときは、それほど機材などにこだわってはいない

プライベートでも、変わった形状の部屋に入ると手を叩いてみたくなる

――音響設計士の仕事ならではの、仕事上の「あるある」なことがあれば教えてください。

ホールなどに入った際に、つい手を叩いてみたくなることでしょうか。音が残響する時間の長短や、変なエコー(反響)がないかなどをチェックします。それを聞いただけで残響時間を当てるのはなかなか難しいですが、プライベートでも変わった形状の部屋に入ると、つい手を叩きたくなります(笑)。


――音響設計士にまつわることで、意外と知られていない、知られざる事実やトリビアがあれば教えてください。

音の大きさの表すものとして、dB(デシベル)という単位があります。この単位は一般的にもよく聞くのではないでしょうか。dBは、音の圧力・エネルギーを対数(指数の反対の考え方)を用いて表現しています。また対数で表現した数値のほうが、人の感覚とも近くなっています。数学の授業で、対数ってどこに使い道があるのかと疑問に思っている方も多いかもしれませんが、音響の世界ではなくてはならない存在です。

コンサートホールでは座る席や、演奏される楽器によっても聴こえ方が変わってくる

――ご自宅で音楽を聴くことはありますか? その場合、再生する機材や音響にはやはりこだわっているのでしょうか。

自宅でも音楽はよく聴きますが、それほど機材などにこだわっていません。外に聴きに行くときのほうがこだわりが強いですね。同じホールに聴きに行っても、座る席や演奏される楽器によって聴こえ方が変わってくるので、いろいろと研究しています。


――敏感に音を感じないといけない仕事だと思うのですが、仕事に取り組む上で日ごろから心掛けている体調管理の方法や気を付けていることがあれば教えてください。

「耳を大切に」と思っていますが、特別気を付けていることはないです。音と関係ないところで言えば、デスクワークが比較的多く運動不足になりがちなので、極力階段を使って体を動かすようにしたり、食事のバランスにも気を付けています。

初めて自分が担当した物件を工事・音響測定まで無事に終えることができたときは安心した

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

初めて自分が担当した物件を、工事・音響測定まで無事に終えることができたときです。自分なりにしっかりと考えて設計や音響検討は行いましたが、問題なく施工できるのか、音響性能がクリアできるのか、不安に思うことが多々ありました。音響測定の結果が出たときには本当に安心しました。



かつて数学の授業で「どこに使い道があるのか?」と疑問に思っていた「対数」が、現在の仕事で役立っていると岡本さんがおっしゃっているように、高校生の皆さんも苦手だったものや興味がなかったものが後々役立つかもしれません。音響設計士の仕事に興味がある人は、どんな勉強が音響の仕事に役立つのか、より深く調べてみるとおもしろいかもしれませんよ。


【profile】音響設計士 岡本弦也
【取材協力】日本板硝子環境アメニティ株式会社
http://www.nea-ltd.com/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音響設計士」
はこんな仕事です

コンサートホールや劇場、映画館、録音・リハーサルスタジオ、ライブハウスなどの施設づくりにおいて、最適な音響効果を生み出す設計を手掛けるプロ。近年では、防音・防振に関する設計、無響室・残響可変室など特殊音響施設の設計、消音装置や素材の研究開発など、活躍領域はますます広がりつつある。既存施設の音響特性、性能測定などの分野で適切な音響効果を追究する音響コンサルタント業務に就く道もある。電気、物理、工学的な素養と、人間の“音の聴こえ方”という感性の両面が求められるが、やりがいも大きい。

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