【シゴトを知ろう】専門学校教師 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】専門学校教師 〜番外編〜

2017.04.12

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【シゴトを知ろう】専門学校教師 〜番外編〜

専門学校と聞けば、授業では専門用語が飛び交っている様子をイメージされる方は多いことでしょう。また、学校という環境では、学外との交流なども気になるところです。
今回は番外編として、医療系の専門学校で教師をされている野呂賢二さんに、専門学校教師という独特の世界を掘り下げつつ、プライベートでの過ごし方やキャリアプランなどのお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 生徒との関わりはその場限りではなく、卒業あるいはその後まで続いていく
  • 適切な授業の実施には他の先生との連携も欠かせない
  • 仕事を通じて得られた知識は、教師という仕事以外でも活かせる

長く同じ人と関わり合う学校という独特の環境

――他業界・職種とは違うと感じる業界の常識はありますか?

3年間ずっと、しかも毎日同じ人(生徒)と接しなければならないという職場は、ある意味で特殊かもしれません。鍼灸の資格を取得する前に従事していた販売の仕事でも、これだけ長く同じ人と接する経験はありませんでした。
例えば営業の仕事なら、相性の悪い取引先は担当を変えてもらうことだってできるでしょう。しかし専門学校教師は、途中で交代することは基本的にありません。

もちろん、じっくり関係を構築できるというメリットもあります。しかしその反面、お互い「苦手だな」「合わないな」と感じる相手でも、なんとか3年間を通じて関係性を作っていく必要があるでしょう。転職する方もいますが、基本的には次年度のカリキュラムを作る段階で伝え、年度末まで働きます。普通のことだと考えていますが、他から見ると大きな違いかもしれませんね。


――業界・職種を全体的に見て、どんな方がその仕事に就いていると感じますか?

人に指導をするという関係上、お節介な人、面倒見のいい人が多いですよ。逆に、そうじゃなければすぐに辞めてしまうのではないでしょうか。


――休日はどのような過ごし方をされていますか?

運動が好きなので、だいたいスポーツジムに通って筋トレしています。あとは、のんびり過ごすことが多いですね。たまに休日に、学校やチームなどでトレーナー業務を行うこともあります。

学内・学外とは適期的に情報交換

――仕事に取り組む上で、特に気をつけていること、意識していることはありますか?

授業内容は、必ず他の先生と擦り合わせるようにしていますね。お互いに授業進度を把握しておけば、状況に応じて最適な授業が行えます。

また、なるべく授業スピードを早くしないように心がけています。就業時間が近づくと「早く終わらせなきゃ」と焦るんですが、学生がメモしていたり、マーカーを引いていたりする途中で板書を消してしまったら、その生徒が授業についていけなくなってしまいますから。


――分野を問わず、他校の先生と交流はありますか?

学会が定期的に開かれていて、そこでは他校の先生ともよくコミュニケーションを取りますね。その他に、も情報交換のため、同期などと連絡を取って食事することがあります。

教師以外にも知識・経験を生かせる場は広い

――学外で活動されることはありますか?

大会イベントのブースで参加者のケアを行ったり、トレイルランニング大会(*)の運営を手伝ったりすることがあります。あとは、トレーナー業務を頼まれることも。ちなみに学内でも教師の仕事が中心ですが、学校に併設された治療院で臨床に立つこともあるんですよ。

(*)トレイルランニング……山など、舗装されていない自然の中を走るアウトドアスポーツ

――現在の仕事に就いてから驚いたこと、感じたイメージギャップがあれば教えてください

思っていたよりキツいですね。
教育実習で授業を聴講させてもらった際、とても堂々と話されている先生の姿に感銘を受けました。そのとき「そうなるまでに、どのくらいかかったんですか?」と聞いたら、5年という答えが帰ってきたんです。それまでは、人前で話すこともままならなかったと。
それを聞いて私は「そうならないように頑張ろう」と意気込んだのですが、イメージ通りにはいきませんね。生徒に教えるという仕事は思った以上に難しくて、しばらくは悪戦苦闘の毎日でしたよ。


――業界内ではどのようなキャリアパスが考えられますか?

学校ごとに階級が設けられていて、私の勤務先の場合は、教師の上が学科長、そして校長と続きます。

将来的には、臨床と教師職を並行して行えるようになりたいと思っています。現場を知らなければ、教える中身にもズレが生じますから。

教師の仕事内容については、皆さんも学生として教わる中で、比較的イメージしやすいかもしれません。しかし実際に教師として自信を持てるようになるには、継続的な努力が必須。そして周囲との関わりを大切にすればこそ、自分自信もまた教師として成長していけるのでしょう。


【profile】医療系専門学校教師 野呂賢二

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「専門学校教員」
はこんな仕事です

専門学校で、自身が持つ専門分野の知識や技術を生かし、生徒を指導する仕事。担当分野によって知識や技術は異なるが、高度な専門性が求められる。教科を教えるほか、教務や広報、進路指導などを担当する場合もある。専門学校とは学校教育法に基づいて設立され、都道府県の認可を受けた学校。仕事の即戦力となる人材を育てるため、実践的な教育を行っている学校が多い。高校を卒業した人が入学するのが一般的だが、近年では生涯学習の場としての役割も強まり、大学や短大を卒業後に入学する人も増えている。

「専門学校教員」について詳しく見る