【シゴトを知ろう】社会福祉主事(ケースワーカー) 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】社会福祉主事(ケースワーカー) 〜番外編〜

2017.04.14

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】社会福祉主事(ケースワーカー) 〜番外編〜

福祉を必要とする人たちに対し、「生活保護費」の受給や金額の査定、各世帯の生活の様子を伺い記録に残すなどの仕事を行う社会福祉主事(ケースワーカー)。

今回は番外編として、東京都江東区福祉事務所で働く平本理紗さんに、仕事を通じて得た成果などについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 福祉を必要とする事情は人それぞれ。各人に合った対応が求められる
  • 悩みや問題を周囲に報告・相談することは仕事を続けていく上で大切なこと
  • 社会から求められる喜びを感じることで、人は必ず立ち直ることができる

職場の先輩のサポートがあるから、自信を持って仕事に打ち込める

東京都江東区福祉事務所で働く平本理紗さん

東京都江東区福祉事務所で働く平本理紗さん

――役所の窓口には、さまざまな事情を抱えた人が来ると思います。応対する上で心がけていること、気を付けなければいけないことなどはありますか?

障がいや年齢、今置かれている環境などは人それぞれ違うものですが、人間それぞれの特性というか、性格は違って当たり前なんだということは常に心得ておくようにしています。特に相手に対する“伝え方”はマニュアル化できないもので、相手に合った対応を心がけるようにしています。例えば、高齢者に対しては伝えた内容を忘れないよう口頭での説明と一緒にメモに残して渡す。外国籍の方に対しては、難しい日本語は使わないなどです。


――実際の職場の雰囲気はどんな感じですか?

先輩や同僚、上司の方にも恵まれていて、こちらからも相談しやすく、非常に風通しのよい職場のような気がします。特に家庭訪問で外出するときは一人で回りますが、訪問先で起きている問題事などをきちんと上司に報告すること、困難と感じたらすぐに相談することは大切なことです。報告がなされないまま放置しておけば、後で重大な事件や事故に発展する可能性もあります。

あと、私自身が大きな仕事を抱えていたとき、先輩たちが「どうしたの?」「何か問題でもあるの?」と気軽に声をかけてくれるのも、仕事上の大きな助けになっています。窓口対応で、とても時間が長くなってしまったことがあって、そのときも先輩が「どうかしましたか?」と割って入ってくれたんです。特に私の方から助けを求めたわけではないのですが、私の仕事ぶりをずっと気にかけてくれていたんですね。

仕事でストレスを溜め込まないよう、OFFのときはリフレッシュすることが大切

――お休みの日やお仕事後の過ごし方について教えてください

お休みの日は仕事のことをまったく考えないようにしています。とにかくオン・オフをきっちり使い分けることは大切です。福祉課の仕事は土日祝がお休みで、繁忙時以外はほぼ定時で帰れます。私はまだ覚えることがたくさんあるので少し残業して帰ることが多いのですが、あまり遅くならないように気を付けています。

仕事後に、上司や同僚の人たちと飲みに行くことも多いです。福祉事務所の周辺はマンションや団地の多い住宅地なのですが、飲食店もけっこう多くて、お店探しには困らないんです(笑)。

生活保護受給者の再就職支援を通じて感じたこと

――最後に、お仕事の中で思い出深いエピソードがありましたらお聞かせください

ずっと求職活動をされていた方で就職先が見つかったケースや、体調不良が原因で一旦は生活保護の受給対象になったものの、リハビリを経て再就職したケース、フルタイムは無理でもパートの短い時間ならば働けるようになったケースなどがあります。福祉事務所としては、こういった再就職、自立へ向けた支援も行っています。

最初は自暴自棄になっている人、再就職に後ろ向きな人も多くいて、「このまま私が支援に関わり続けていくのが果たしてよいことなのだろうか?」と悩んだ時期もありました。それでも勤務先から評価されたり、給与が上がったりすることによって、「もっと稼いでやる」と生活保護からの脱却に意欲を燃やす方が大勢いることが分かりました。同時に、一生懸命に働くその人のよい評判が私たちの耳に届いたときは、私たちが行ってきたことは決して間違いじゃなかったんだと思えるようになりました。1年間社会福祉主事として働いて一番印象に残ったことです。



「まだまだ勉強が足りない」と自己分析をする平本さんですが、インタビューで福祉事務所を訪れた際、窓口に来ていた区民の方から笑顔で「平本さん!」と声をかけられていたことからも、周囲の信頼を得て一人前の社会福祉主事としての道を着実に歩んできているのだと感じることができました。

世の中には社会福祉を必要とする人が大勢いますが、そんな人たちの助けになるよう、高校生のころから高い目標意識を持つこと、そしていざ就職してからも、日々の課題を克服していく努力を続けていくことが、福祉に携わる人には必要なことではないでしょうか。


【profile】江東区 保護第二課 保護第一係 平本理紗
【取材協力】江東区
https://www.city.koto.lg.jp/

この記事のテーマ
福祉・介護」を解説

現場で福祉を担う介護福祉士などのスペシャリストや、福祉サービスの企画・提案ができる人材を育成します。通常の生活を営むことが困難な人の生活を助けるための専門知識、技術を身につけ、職種により就業に必要な資格取得を目指します。高齢化が進む中、精神的なケアや寝たきりを防ぐための運動指導など、必要な専門知識や技術も幅広くなっています。

「福祉・介護」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会福祉主事(ケースワーカー)」
はこんな仕事です

都道府県の相談窓口や児童相談所、社会福祉事務所において経済面で困窮している人、病気や災害などで悩みを抱えている人から、ケースワーカーとして詳しくヒアリングし、福祉六法に基づく行政側の福祉サービス内容を判断する専門職。社会福祉の手当やさまざまな援助プランの提供を決める立場にあり、福祉施設、病院、保健所などとも緊密に連携する。高齢者福祉施設、身体障がい者施設などの職員として採用される場合もあるが、実際の職に就いて初めて名乗れる任用資格であり「地方公務員試験」の合格が必須となる。

「社会福祉主事(ケースワーカー)」について詳しく見る