【シゴトを知ろう】スクール講師 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】スクール講師 ~番外編~

2017.04.11

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】スクール講師 ~番外編~

IT系のスクールで講師と広報を担当している花井瑞穂さんは、ただスキルを提供するだけではなく、学んだ後の進路相談など、生徒の方々の前向きな目標をかなえるためのサポートも行っています。
スクール講師の仕事に就いて驚いたこと、個性を生かした教え方などについてお話を伺ったので、番外編としてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 実践で必要な「伝える」力。驚きと発見の連続
  • 教え方、表現方法は講師によってさまざま。得意なことが個性につながる
  • 転職、結婚、出産……、人生の転換期に武器となるスキルを身に付けるサポートをしたい

プロとして教壇に立つ上で、「同じ」授業はない

――一般の人に驚かれるような、スクール業界ならではの常識はありますか?

研修期間を終えたらプロとしてすぐに教壇に立つことに、入社当初は驚きましたね。それまでは、教壇に立てるようになるまで何年もかかるのではないかと思っていたので……。
そういった思いで始まった研修では、知識はもちろん、立ち振る舞いやマナーなどについて指導を受け、それらをスピーディに習得することを求められました。精神面までしっかりと鍛えられたので、結果的には自信を持って教壇に立つことができました。


――事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

講師業に必要なことが想像よりもたくさんあったことですね。講師デビューをしてからすぐに壁にぶつかりました。知識さえあればすぐに伝わる授業ができると考えていたのですが、決してそんなことはありませんでした。
生徒の方々に伝えるためには知らなければならないことが知識以外にもたくさんあって、知っていることとそれを教えることとでは全く違うことを思いしらされました。

また、入社するまで講師というのは同じ事を突き詰めていくものだと想像していて、物足りない部分があるんじゃないかと考えていたんです。
でも、実際に仕事を始めてみると、新しい知識を常に必要とする仕事でした。業界の移り変わりや初心者、経験者などさまざまなスキルレベルの方への対応など、毎回新しい授業の組み立てが必要ですし、生徒の方々の興味をひくような工夫をしていかなくてはならないので、「同じ事」とは程遠いですね(笑)。

文章、図、話し方……。伝わりさえすれば教え方は自由

――業界内にはどんな性格の方が多いですか?

面倒見のいい人、人が好きな人、コミュニケーションを取ることが好きな人です。好奇心や探究心が強くて、自分で勉強してスキルアップしていこう、もっと知ろうという欲が強い人も多いと思います。


――実はこんな人も向いていると思う性格はありますか?

表現するのが好きな人も向いていますね。文章や図、話すことなど、自分の思っていることをさまざまな手段で表現できる人は、伝わりやすい授業をすることができると思います。
実は、私は話すことがあまり得意ではないので、文章や図を使って授業を進めることが多いんです。でも、話すのが上手な人は、ホワイトボードを一切使わずに話だけで授業を進めてしまうこともあります。
教える内容は同じでも、流れや進め方といった授業の組み立て方は自分なりの表現になるので、スクール講師はすごくクリエイティブな仕事だと思います。これは、一般の方は知らない意外な面かもしれないですね。


――スクール講師の仕事をする上で、どんな努力をしたり意識を持たれたりしていますか?

他の人が教える様子を見て勉強することは、研修時代から今までずっと続けています。少しでも不安があると、別の講師の授業を見学したり教え方を尋ねたりしています。社内では、常に意見交換などが行われているんですよ。あとは、インターネットで分かりやすい説明をしている動画やWebサイトを探して勉強することもありますね。

それから、これは講師として意識していることですが、生徒の方々に安心感を持っていただけるように、明確な受け答えや振る舞いをするように心掛けています。
IT業界だけではなく、社会的な常識はもちろん、IT以外の業界や世の中の法整備の流れなど、幅広い知識や情報を意識的に収集して、就職や人生についてなどさまざまな相談内容に対応できるようにしています。

多様な働き方を選択できる未来のために

――スクール講師のキャリアパスについて教えてください。

勤務している会社によりますが、個人を対象にした講師からステップアップして法人研修などのより専門的なカリキュラムを担当するようになり、さらにそこから先は、マネジメントなどスクールの長としてエリアや校舎を任されるようになるのが一般的だと思います。
独立して、自分のスクールを開校することもありますね。
講師経験はどんな仕事においても重宝されるので、別の職種に転身するケースも珍しくないかもしれません。


――花井さんの今後の目標を教えてください。

まずは、教える対象を広げていきたいですね。弊社に通われているのは20~30代の方が多いのですが、もっと若い、例えば子ども向けの授業にも興味がありますし、出産後に働きたい女性や地方で在宅で働きたい方など、さまざまな状況で働きたいと考えている方々の背中を押せるようなサポートをしたいと思っています。

中でも今一番興味があるのは、働く女性を増やしていくことです。結婚や出産などの人生の転換期に、弊社で身に付けたスキルがあるから次のステップに安心して進むことができる、そんな方々を増やしていけるようなカリキュラムや働き方を提案していきたいですね。


人の人生に関わる仕事だからこそ、新しい知識やスキルを伝えるための努力を惜しまない花井さん。スクール講師として活躍するためには、生徒以上に勉強し、自分を高めていくことが不可欠なのだと感じました。「夢や目標をサポートしたい」、そんなスクール講師たちの想いが生徒の方々の背中を押し、大きな力になっているんですね。

各スクールには特色があり、就職や転職のために一定期間学んでスキルを身に付けることを目標にしているスクールだけではなく、趣味を楽しみたい、教養を深めたいという方たちのために短期間の講座があるスクールもあります。
同世代が通う高校とは違って、スクールに通ってくる人たちの世代は幅広く、意欲も異なるものでしょう。人に何かを教えることに関心のある人は、自分が興味を持っている講座が開かれているスクールに生徒として関わってみて、伝わる授業とはどういうものなのか体験してみてもいいかもしれませんね。


【profile】インターネット・アカデミー インストラクター兼広報 花井瑞穂

インターネット・アカデミー https://www.internetacademy.jp/

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「スクール講師」
はこんな仕事です

市民講座やカルチャースクール、子どもの稽古ごとの教室などで、指導を行う仕事。個人で開業し、自宅で教室を開くケースもある。講師としての免許は不要。資格取得対策やビジネス、語学、教養、パソコン、スポーツ、音楽、料理、手芸やクラフトなどの各種ホビー、さまざまな分野における専門知識や技術を生かし、受講者に指導する。専門能力の高さが求められる一方で、指導者としての人間性も問われる。話術にたけ、受講者の立場に立って親身に指導できる人は、人気講師として親しまれる。

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