【シゴトを知ろう】販売 編

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【シゴトを知ろう】販売 編

2017.04.10

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】販売 編

近頃はインターネットを通して買い物をする方が増えていますが、お店での買い物には、商品のやり取りだけではなく人と人との触れ合いや新しい気づきがあるのが魅力です。
販売の仕事は、お店を訪れたお客さまに商品を販売するだけではありません。お客さまの目的に合った商品を提案したり、売り場作りを通して新商品や需要のありそうな商品を紹介したりとさまざま。
今回は、東京・江東区にあるホームセンター、カインズ南砂町SUNAMO店の店長・曽根佑司さんに販売の仕事のやりがいなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 販売数が4倍に! 陳列方法や装飾など、売り方によって結果が変わる
  • 人と話すのが苦手だった学生時代。克服するために販売の仕事を選んだ
  • 自分自身が変わろうと思わないと、次のステップに進めない!

お客さまが求めているのは「モノ」だけではない

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください。

カインズは、全国に205店舗(2016年11月時点)を展開するホームセンターチェーンで、暮らしに寄り添ったホームセンターとして、2000年頃にはプライベートブランドの展開を本格的にスタートしました。
仕事内容は、売り上げや店頭在庫の確認、商品の陳列確認、メンバーの作業状況の確認、接客など多岐にわたります。

<一日のスケジュール>
09:00 出社、前日の売り上げや本部からの指示を確認
09:50 朝礼、注意事項などの伝達を行う
10:00 開店、店頭でお客さまのお出迎え
10:10 商品陳列・設備面の確認などを行う
12:00 昼食
13:00 午前中の売り上げ確認
    どの商品が売れているか、足りない商品、過剰な商品などを確認
    メンバーの作業進捗状況などの確認
14:00 事務作業 
    本部への報告、指示書を確認し承認作業を行う 
    午前中の店舗回りで気付いたことについて売場担当者と情報交換し、
    必要に応じて本部に報告
17:00 休憩前に、再度メンバーの作業進捗状況を確認
    休憩    
17:30 翌日の準備 
    翌日に備えて売り場の立て直しの確認と指示、売れた商品の確認などを行う
20:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

楽しさは2種類あります。
まず、対外的な楽しさは、お客さまさまとのやりとりです。当然お客さまは何かが欲しくてお店にいらっしゃっているのですが、ホームセンターの場合は、それが単純に「モノ」だけではないことも多いんです。
お客さまは「こうしたい」というイメージをお持ちなので、商品の使い方まで説明して、お客さまに喜んで帰っていただくことが一番のやりがいです。

社内的な楽しさは 、他店との売り上げ競争ですね。どこの店よりも売れるというのがうれしいです。社内で一押しの商品を、他店よりも多く売るためにはどうすればいいかを考えます。売り場作りや装飾、陳列方法、場所などを考えた結果、その商品が飛ぶように売れたときにやりがいを感じますね。

今、売れている「珪藻土(けいそうど)バスマット」は、4週間前までは当店で1週間で20枚しか売れていませんでした。埼玉の店舗では80枚も売れていたので、商品自体には需要があると確信して売り方を研究、実践したところ、次の週には売り上げが80枚に跳ね上がりました。
発見一つで売り上げが変わって手応えを感じられるので、商品が売れ始めるとうれしいですね。


Q3. 仕事で大変なこと、つらいと感じることはありますか?

去年は売れたものが今年は売れない場合があるので、そこが大変なところですね。売れると思って大量に発注した商品が全然売れなくて失敗したこともあります。
商品が売れる・売れないというのは、季節や社会事情も大きく関わってきます。ターゲットとしてイメージしているお客さまの生活や経済環境もそれぞれ違いますし、予想通りには売れ行きが伸びないこともあります。

大学では経営を学ぶ。当時は理解できなかったことが分かってきた!

メンバーとコミュニケーションを取ることも重要

メンバーとコミュニケーションを取ることも重要

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

1999年に入社し、もうすぐ入社18年目になります。実は、もともと小売業が好きだったわけではないんですよ。周りの人と比べると、自分は接客や話すのが苦手という劣等感があって……。アルバイトはしていましたが、裏方の仕事ばかりでした(笑)。

就職活動中、人とコミュニケーションを取ることは大事だし、苦手なままにしておくのはよくないと考え、「人と接することに慣れる」仕事として小売業を選びました。小売業ならお客さまも従業員も多いので、必然的に人に接する機会が増えるんじゃないかと思ったんです。
この先の人生のプランを考えたときに、人とコミュニケーションを取らないで成り立つ仕事はないだろうし、劣等感を克服するためにも小売業を選びました。

自分の力量で頑張れる仕事がしたかったので、小売業の中でも伸び盛りのホームセンター業界に注目しました。自分の中での仕事に対する野望や目標に当てはめたときに、いろいろなことに挑戦することができそうな業界だったからです。
ホームセンター業界全体の規模が大きくなっていく時代を経験することができて、本当によかったと思います。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学では経営学部に在籍していました。流通関係のマーケティングのゼミにも参加して小売の勉強をしていたのですが、当時は勉強していた内容がよく分からなかったんです。学生の頃に勉強していた内容が、今になって分かってきましたね。
学生時代の勉強も大事ですが、大人になってから勉強することもたくさんあります。最近は、マーケティング系のビジネス書を読むことが多いです。


Q6. 高校生のときに抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の時は、「お金持ちになりたい!」「出世したい!」というような漠然とした夢しかなく、現在の仕事に就くことは想像していませんでした。でも、今振り返ってみると、その時は漠然とした夢でしたが、その夢があったからこそ向上心を失うことなく、仕事に対して前向きな気持ちで取り組むきっかけになっていたのだと思います。

今だけではなく10年後も考えて仕事を選ぼう

お客さまの反応を知るために、売り場確認は欠かせない仕事

お客さまの反応を知るために、売り場確認は欠かせない仕事

Q7. どういう人が販売の仕事に向いていると思いますか?

自然とにこやかに対応できるコミュニケーション能力の高い人が向いています。持って生まれた“才能”として、コミュニケーション能力が高い人もいますが、全員がそのような人ばかりではありません。
お客さまと接しているうちに、会話の内容が磨かれてコミュニケーション能力は伸びるけれど、自然と笑うのは難しいですね。やはり、自分自身が変わろうと思わないとできません。
私自身も、最初はにこやかに接客することができなかったけれど、仕事に必要だと思って意識を変えました。


Q8. 高校生に向けたメッセージお願いします。

就職すると仕事に関わる時間が長くなります。だから、仕事はすごく大事! いろいろな企業や職業があるので、自分の中でしっかり考えて、調べて、就職先を選ぶべきだと思います。
私は就職して仕事をしていく中で、多くの企業や職業があることが分かりました。たくさんの仕事があるので、今すぐ1つの仕事に絞らなくてもいいと思います。長い目で見たときに、どれだけ学べるか、自分の10年後につながるのかということを大事に、そして前向きに考えてほしいですね。


みなさんが生活する上でとても身近な存在である販売の仕事は、接客だけではなく、商品の管理や売り場作りなど多岐にわたることが分かりました。笑顔とコミュニケーション力、そして、時代の流れを読む力と商売勘が重要なようです。
人と触れ合うことが好きな人、物を売ることに興味がある人にはおすすめのお仕事ですね。


【profile】カインズ南砂町SUNAMO店 店長 曽根佑司

ホームセンター「カインズ」 http://www.cainz.com/jp/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

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この記事で取り上げた
「販売」
はこんな仕事です

店舗や販売先を訪れた顧客および消費者に対し、自社の製品・サービスを直接販売する仕事。営業活動の一種であるが、販売担当が企業の顔となることもあるので、商品をよく知り、顧客一人ひとりに対してきめ細かい接客ができることが求められる。主に百貨店や専門店などの小売りや流通のほか、通信販売などが一般的である。さらに最近はテレビやカタログでインターネット販売を展開する企業も増えている。

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