【シゴトを知ろう】調査研究員 編

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【シゴトを知ろう】調査研究員 編

2017.04.27

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】調査研究員 編

商品の開発や販売戦略において、欠かすことができないのが市場調査。その調査を企画・実施・分析するのが調査研究員(リサーチャー)です。多様化する消費者ニーズに応えるため、市場調査の果たす役割はますます大きくなっています。マーケティングリサーチ・市場調査会社である株式会社マーシュのリサーチャーとして働く吉原慶さんに、お仕事内容についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 調査にはウェブや座談会、会場調査などたくさんの方法がある
  • どんな商品・サービスも全ての戦略はリサーチから始まる
  • 世の中のあらゆるものに興味や疑問を持てる人が向いている

課題に応じた調査から改善アドバイスまでトータルに行う

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

クライアント企業のニーズに応じて、的確な調査を企画し実行するのがリサーチャーである私の仕事です。具体的には、まず「商品の売上げを伸ばしたい」「新商品を開発したい」「商品やサービスの需要を知りたい」など、お客様が抱えている課題をヒアリングします。そしてさまざまな形で調査を実施し、結果を踏まえた問題点の分析や改善のためのアドバイスまで一貫して行っています。
お客様の業種は多岐にわたりますが、多いのはメーカーさんや広告代理店さん。調査方法はWebアンケートから対面インタビュー・座談会・紙でのアンケート・会場調査・モニターの自宅で商品を試してもらうホームユーステストなど、ケースに応じてさまざまです。モニターさんは平日お仕事をしている方が多いので、グループインタビューなどの際は土日に出勤することもあります。

<一日のスケジュール>
9:00 出社。メールチェックなど
9:30 1日のタスクを確認。外出
10:30 打ち合わせ
12:00 昼食
13:30 帰社。企画書や提案書の作成
18:30 終業。案件が多いときは遅くまで残業になることも


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいを感じるのはどんなときですか?

調査の分析結果が商品の売上げアップなどにつながり、お客様から感謝の言葉をいただけたときです。「調査を頼んでよかった」「吉原さんにやってもらってよかった」と言われると、どんな苦労も全て吹き飛びます。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

繁忙期にはどうしても案件が集中してしまいます。私を含めたリサーチャー2名にアシスタント3名の5名体制でチームを組んでいるのですが、多いときには30件ほどが同時進行することも。件数が多いとどうしても、それぞれのお客様に対して全力を注ぎきれない場面が出てきてしまいます。忙しい時期はいつも「こうすればもっとよかったのではないか」「もっとうまく業務をコントロールできたのではないか」と悩みます。

マーケティングに興味を持った学生時代、アルバイト経験も糧に

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?
 
マーケティングや調査にずっと興味があり、大学進学時もマーケティングを学べる学校を選びました。学生時代から現在までマーケティングに関わりたいという気持ちは変わらず、むしろ年々強くなっています。「マーシュ」に入社したのは、マーケティングの根幹を担うのはリサーチだと考えたからです。私はどんな商品・サービスでも、全ての戦略はリサーチから出発すると思っています。根幹であるリサーチがぶれてしまうと、その先の戦略も全てぶれてしまいます。でも逆にリサーチがしっかりと固まっていれば、戦略もうまくいく可能性が高いと思うんです。

 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
商経学部に進学し、商業や経済などを学びました。ただ、大学で学んだことが「実際にこういう場合に使うんだ」と分かったのは、社会人になってからでしたね。
それよりもアルバイトや友人関係といった学業以外の経験の方が、仕事には役立っているかもしれません。学生時代はコンビニでアルバイトをして、発注業務などにも携わっていました。コンビニは商品のサイクルが早く、その流れを見ているのがとても面白かったんです。「この間まで人気だった商品がなぜ売れなくなったんだろう」「この商品は結構定着しているな」などと興味を持って観察した経験が、現在の仕事に少なからず生かされていると思います。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
自分の将来や働くということに対して何も考えていませんでした。「大人になったら宿題がなくていいな」くらいですね(笑)。
「働く大人」として一番身近だったのが父です。毎日遅くまで働き、疲れていても愚痴一つこぼさない父は本当に尊敬できる存在でした。その姿を見て、「父のようになりたい」と常に心のどこかで思っていました。

「自分はこうあるべき」と決めつけずに多くのチャレンジを

Q7. どういう人がその仕事に向いていると思いますか?
 
世の中のありとあらゆるものに興味を向けられる人ですね。例えば流行のアイテムに対して、「なぜこれが流行っているのだろう」と疑問が持てる人。街を歩いているときにも「なぜこんな所に看板があるんだろう」「なぜこの場所には自動販売機が多いんだろう」など、日常生活のありとあらゆることに対して興味や疑問を抱ける人には、非常に向いている仕事だと思います。

 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
「本当にやりたいことや向いていることが何か」なんて、実際に経験を積まなければ分かりません。高校生のみなさんも、自分のやりたいことがハッキリしていない方が大半ではないでしょうか。今は少しでも興味があることには飛びついてみて、たくさんのチャレンジをしてほしいと思います。「自分はこうあるべきだ」と無理に決める必要はありません。挑戦も失敗も、若いうちしかできないのですから。


休日に買い物をするときにも、売り場の商品やお客さんの動きを気にしてしまうという吉原さん。私たちが普段目にする商品も、きっとさまざまな調査と分析を経て店頭に並んでいるのでしょうね。調査研究員のお仕事に興味がある人は、世の中の動きや流行に対して、日頃からアンテナを張るよう意識してみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社マーシュ 営業推進チーム リサーチャー 吉原慶
http://www.marsh-research.co.jp

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「調査研究員」
はこんな仕事です

市場動向や業界動向、競合企業の動きなどについて、さまざまな情報を集めて分析をする仕事。たとえば、新商品を開発する場合、集めた情報を基に消費者の好みを知り、ほかの会社がまだ開発していない商品をマーケットへ投入する。そこで売れ行きを分析し、商品に改良の余地はないかなどを探る。調査方法はさまざまで、消費者を数人集めて行うグループインタビューや、多数の消費者にインターネットを通じてアンケートに回答してもらう方法、さらには郵送や電話、街頭などでアンケートに答えてもらう方法などがある。

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